皆様へ

今年も、無事に仕事納めの日を迎えました。
関係者の皆様には、今年もお世話になりました。
一年間、本当にお疲れ様でした。

ブログ読者の方には、今年もブログをお読みいただき、ありがとうございました。


この一年、事業が順調に遂行できたことに心より感謝いたします。

来年も飛躍の年にできるよう、年明けもいいスタートを切っていきたいと思っています。
それには、まず健康が一番です。身体に気をつけて頑張っていきたいと思います。

来年も皆様にとって、健康で明るい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

それでは、良いお年をお迎えください。
ありがとうございました。


エンカレッジ・ステーション
 中嶋悦子

以前、読んだビジネス本にこんな記事がありました。

「あるデパートの婦人服売り場で、表示とディスプレイを変えてみただけで、ぐっと売上げをアップさせることができた。通常、洋服のサイズは小(S)、中(M)、大(L)、特大(LL)と分類され、お客様が買いやすいように、サイズ別のコーナーが設けられている。しかし、そのデパートでは、Sサイズ、LLサイズといった表示をやめて、Sを「バイオレットコーナー」、Lを「マーガレットコーナー」、LLを「アマリリスコーナー」と言い換えたのである。女性は、自分の体のサイズにこだわりを持っており、それがコンプレックスとなる場合も多い。小柄な人は、「背が高くなりたいわ」と思っているし、大柄な人は、「小さいほうがかわいらしいんじゃないかしら」と思う。 ~略~ さらに店員も、バイオレットコーナーには小柄な女性を、アマリリスコーナーには大柄な女性をそろえるようにした。するとお客様は親しみを感じ、あれこれ相談を持ちかけるようになった。お客様をりラックスさせることができたのである。」


女性は言葉に敏感ですね。
ちょっとした『物言い』で、大きく結果が変わってしまうのは、私にも経験があります。

私は自分が女性なので、言われて嫌な言葉がだいたいわかっています。
女性が言われて嫌な言葉とは、「おしつけ・決めつけ・優柔不断・上から目線」の言葉です。
これは、男性も言われると嫌でしょうが、女性は特に言葉に敏感なので聞き流すことが出来ない時があります。

以前、スタッフが書いた保護者への連絡帳を見たとき、「○○してありますので、お家の方で○○してください」と書いてありました。
現場のスタッフに、文章の書き方を改善するよう指示しました。

連絡帳はだいたいお母様たちがお読みになりますので、押し付けがましい言い方はしないで、「○○していただいてもよろしいですか?」とか、「ご確認くださいね」などのやわらかい言葉や言い方で書いた方が、こちらのお願いを素直に受けていただけます。


また、一般の消費も女性は男性と比べて、格段に多いです。
毎日の食事の買い物からバックや靴などの買い物も、ほとんどといっていいくらい女性が消費者です。

どの分野の企業も、女性との会話力を身につけていきたいものです。

1、笑顔で会話
「こんにちは、お元気ですか?」
「今日はお天気が良いですね」

2、気付いて誉める
「今日のお洋服のお色、春らしくて素敵ですね」
「髪型を変えたんですね。お似合いです」

3、思いやりの言葉
「足元にお気をつけてください」
「お心遣い、ありがとうございます」など。


ちょっとした心地よい会話が、喜びになるのです。
喜んで品物を買って行かれたら、売る側も嬉しいものです。

しかし、注意しなければならない点もあります。
無理なお世辞は相手を不快にしますので、心から思ったことを素直に言葉にするようにしましょう。

誉められるということは、自分の魅力を引き出してもらえるということです。
相手の魅力を引き出せる人が、最も魅力的な人なのだと思います。

保育園や学童保育でも、お迎えのちょっとした保護者様との会話が明日への活力になることもあるのです。相手を思いやる会話力が、企業を発展させていくのでしょう。

昨今、”気づき”に関する本やブログ、サイトが多くなってきました。
ということは、『気づけない人が多い』ということで、
裏返せば『きづけない人に困っている人が多い』ということなのでしょう。

会社から社員のコーチングを依頼される理由にも、
「社員が気づかない(気づけない)」「気遣いができない」といったものが多いのも事実です。

気づくって、いったいなんでしょう?
・感じる(感づく)
・発見する
・わかるようになる(理解する)
・認識する
・見抜く
・見出す
・思い至る(思いつく)
・悟る
・かぎ分ける(鼻が利く)
などの意識や感覚の部分が大きいのかなという気がします。

「どうすれば気づけますか?」という質問も多いですが、
気づくためには、”気づく力”が必要になってきます。

要するに、「観察力」と「洞察力」です。

観察力とは
物事の状態や変化などを客観的に幅広く、注意深く見ることができる力のこと。
=情報を収集する力。

洞察力とは
物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通す力のこと。
=情報を元に推察する力。

つまり、周りを観察してよく見ることです。
その上で、その本質や仕組み、根底にある原因などを見抜いて行動することです。


また、言われたことをきちんとやるのは子どもでもできます。
社会人に求められるのは、「自分で行わなければならないことを自分で決めて行動する姿勢」です。
しかし、多くの会社の人材育成で困っているのが、この部分なのです。
会社で部下の指導を行う担当者にとっては、切実な問題となっているようですね。

部下をお持ちの方ならお分かりになると思いますが、パッパッと気づいて動いてくれる部下がやはり優秀なわけです。つまり、社会で求められている必須の能力の一つと言えます。

そもそも「気づく力」の要素は何なのでしょうか?
「気づく力」は大きく二つの要素から成り立っているそうです。
一つめは、「直感的な気づき」(右脳的要素がある)と言われるものです。
頭で考えて気づくというレベルではなく、瞬時にひらめくような気づきで、横に広く縦に浅いイメージだそうです。 落ちているゴミに気づくとか、日常の些細なことに対する気配りにおいて発揮される力だそうです。

それに対して、 論理的な「気づく力」(左脳的要素)があるそうです。
理論的に物事を捉えてわかる気づきです。縦に深く横に狭いイメージだそうです。
例えば、「なぜ空き缶は丸いのか?」のように本質的な部分への問いかけから思考が始まり、「なぜ?」「なぜ?」と思考をより奥深くまで追及していくことで得られる「気づき」を指します。

この二つの要素である右脳的要素、左脳的要素のどちらが大切ということではなくどちらも重要なんだそうです。

私は物事を捉えるときに、色んな角度から眺めるようにしています。
私から見たら○でも、第3者から見たら△に見える場合もあります。
また、日にちがたったら□になるかもしれません。
このように、一方向だけで見るのではなく、多方向からの視点を持つように見ることが大切だと思います。それは、日頃からよく周りを見てよく聴く習慣があることが必要ですね。

そして、常に疑問を持って自分に問いかけています。
「これでいいのかな?」
「もっといい方法はないかな?」
「どうしたらできるようになる?」
「私にできることはないかな?」など、
疑問を持つから問題や改善点が見えてくるわけで、疑問を持たなければ気づくのは難しいかもしれません。

また、気遣いができることも社会人にとっては必須能力ですね。
気遣いとは、言葉+αの行動です。
疲れ気味の人を見た時に、「お疲れさまです」と言葉でいうだけの人と、
「お疲れさまです。一休みしてコーヒーでもどうぞ」とコーヒーを入れてくれる人。
あなたはどちらが「この人は気遣いができるなぁ」と感じるでしょうか。

これは、本当にちょっとしたことでもいいのです。
言葉だけでない何かを添えて、行動として見せることが本当の気遣いだと思います。

ちょっとした気遣いのできない人の特徴に、「思い込み」があります。
「人見知りだから、そういうことをするのは苦手…」
「ゴマスリのように思われたくない」
と思う人もいるようですが、これって自分の思い込みにしか過ぎません。
相手のことを思って心から行う行為は、人見知りも関係ないし、ゴマスリでもありません。
人見知りだからとか、ゴマスリのように思われたくないという気持ちは相手に伝わることはなく、ただ単に「気遣いのできない人」として相手に映ってしまうのです。

だから、上司から見たら「気遣いもできない部下」となってしまい、
「対外的な場所での仕事には向かない人」となってしまうようです。
本来の自分の能力を評価されたいと思っても、上司も(相手も)人間だということです。
これも重要な社会人のコミュニケーションではないでしょうか。

自然に気遣いのできる人とは、子どもの頃から異年齢の中で育っている人が多いようです。
上下関係の経験があり、気遣いや気づきも躾や経験の中から学ぶことが多いからです。

自分はなかなか気づけないなと思う人は、何がそうさせているのかをまずは自分をよく観察して見てはいかがでしょうか。又は、周りの人に聞いてみてみるのもいいですね。


気遣いのできる女性は、女子力も高いです。
いい恋愛をする上でも素敵な女性として格が上がりますよ。

我が娘の躾にも気をつけなければ…

以前、あるビジネスマンと話をした時に、気になったことがありました。
それは、口癖と表情です。
「うまくいかない原因はこれかな?」と思いました。

その方の口癖は、「どうせ、しょうがない」でした。
その言葉と連動して、諦め半分の自信のない表情をされていました。
こう言われた周りの人の反応はどうなるでしょうか?

どうせ自分にはできない、どうせうまくいかない、どうせ会社は変わらない…。
だからしょうがない…。
立ち止まって、動こうとしないようにも見えます。

これは自分に対しての慰めの言葉として使っていらっしゃることも、本心はどうにかしたいと思っていらっしゃることもとてもよくわかります。しかしそれは、私がその方の事情をよく知っているからです。
なにも事情を知らない人が、その口癖と表情を見聞きしたらどうでしょう?

ビジネスマンであれば、○○会社営業のAさんとか、△△商事○○部のBさんとか、個人としてではなく会社の人間として見られます。言わば、会社の外に出たら会社の顔になるわけですね。ですから、日頃から自分が相手からどう見られているかを意識して、自分の価値を下げる言葉は一切使わないようにすることが必要だと思いました。


数日前、ある営業マンと商談をしました。
結局私は、その営業マンとは取引をしませんでした。
理由は、
・商品の知識がうすい(質問に答えられない)
・頼りがいがない(この人で大丈夫だろうか?と思った)
・こちらの要望を理解できていない(最後まで話を聞いていない) など。

いくら商品が良くても、営業が悪かったらその人からは買いません。
車も、家電も、住宅も同じ、‘営業の腕次第‘のところがありますね。

口癖や表情は自分ではわからないものですが、お客様は感じ取っています。
営業では、常に『笑顔でお客様の話を聴く』ことを心がけてほしいと思います。

『できる』と確信するなら、その目標が現実的であるかぎり、どんなに困難なことであっても、人はそれをやり抜く。それに対し、『できない』と思うなら、どんなに簡単なことでも無理無題のように見えてくるから、人はそれをすることはできない。

~フランスの心理療法士エミール・クエの言葉~


私が起業した10年前、当時はまだまだ子育て支援が重要視されていなかった頃で、行政に子育て支援のことで直談判したのですが、「実績がありませんからね」と相手にされなかったことがありました。

NPO法人を設立して1年目だったため、要するに信用がなかったのです。

そして、別の機関では次のようにも言われました。
「数年間、様子をみさせてください」
数年間とは、最低でも5年間、実績をみさせてほしいということでした。

信用とは長年にわたって築きあげなければならないのか、何年経ったら信用してもらえるのかと呆然とした記憶があります。
当時は、5年間がとてつもなく長く感じられました。


起業しても10年後に生き残れる会社は1割と言われます。
その中で、信用される企業に成長できるのはもっと少ないわけです。
それほど困難な道のりがあり、今がある。
だから、信用と信頼は絶対になくしてはいけないものです。

何事も『できる』と確信するなら、できるようになるし、
『できない』と思うなら、それはいつまで経ってもできるようにならない。
だから、困難なことが目の前にあっても、「必ずできる!」と信念を持って、
諦めないで取り組んでいくことが道を開くことになるのではないでしょうか。

サーカスのゾウは、ロープで杭に繋がれたまま決してそこから逃げようとはしないそうです。
なぜならゾウは、「自分にはたいした力がない」と思い込んでいるからです。
自分が自分で可能性をつぶしてしまっては、一生そのままです。

自分の可能性はどこにあるのか?
できることは必ずある。

一歩前へ踏み出さなければ、10年後の成功はありえないのですから。