子育て相談や悩み相談のうち、90%以上は人間関係の問題ですね。
夫婦関係、親子関係、職場の人間関係、友人関係等、
人間関係の悩みは、身近な人に起こっているようです。

毎日、顔を合わせているにも関わらず、会話がない。
又は、顔を合わせる度に、ケンカになる。

身近な存在だからこそ、会話が必要だと感じます。
会話とは、双方向で行うもので、一方的に怒鳴ったり言い聞かせるものではありません。

身内は特に感情的になりやすく、いったんこじれると修復が困難になることが多いです。
他人なら楽なのに、と思うこともあるでしょう。


ここでは親子関係について、取り上げたいと思います。
親子のカウンセリングをやっていて思うのは、親は子どもと同化しやすいということです。子どもは別人格だということを頭では分かっていても、気持ちはやはり”我が子”という感情が入ってしまいます。我が子は自分の分身ではありません。親と一心同体でもないのです。これを頭だけでなく、心でわからなければなりませんね。

親は責任があるから、干渉することが当たり前だと思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。子どもの人格を否定せず、一人の人間として尊重して育てることが大切です。それは、自分の主観ではなく、客観的な見方も時には必要なのだと思います。

教育基本法に、以下のような記述があります。

(家庭教育)
第十条  父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。


子どもの第一義的責任は保護者にあり、家庭教育は生活習慣を身に付けさせることと自立心を育てることだとされています。

我が子であっても、社会の人財なのです。
私もそのように教わりました。我が子は将来、社会に返すつもりで育ててきました。

でも、本当の精神的自立は、親子の絆や愛情があってこそできることなんですね。
ですから、乳幼児期からの子育てが重要なのです。


あなたは最近、身近な人とどのような会話を交わしましたか?
楽しい会話ができたらいいですね。

”人生”というと大げさですが、
日々の行動が結局は人生になっていくというお話です。

あなたは、今やらなければならないことを
面倒臭い、後でやればいい、今は大丈夫、なんとかなる
と思ってはいませんか?

以前、知り合いのAさんが「後回しにしてきたツケが回ってきてしまった」とお話されていたことがありました。
自分は面倒くさい性格でこの性格を直したいのだけれど、なかなか直らない。
その結果、仕事で何度も単純なミスをして、退職することになってしまったのだそうです。


「面倒くさい」と思うのには、「できるのにやらない」心理と「できないからやらない」心理の二種類があるそうです。
Aさんは、できるのにやらないタイプのようでした。

できるのにやらないのは、我慢する犠牲感・しなければの義務感・強制される不自由感などの感情が不快で、それに怒ったり反発したりする表現が「面倒くさい」とやらない形で現れてくるそうです。
Aさんはどちらかというと型にはまらないタイプの人で、自由に時間を使いたい人だったようです。ですから、強制されるのが不自由と感じてしまい、それから逃れるために「今はいいや。明日やろう」と思ってしまい、結局次の日もやらないという悪循環になってしまったようで、うっかりミスや連絡不足が多くなって大失態に繋がり信用を失ってしまったそうです。

一方、できないからやらない人というのは、いわゆる完璧主義で、「完璧にできないのなら一切しない」が「面倒くさい」という表現になるもので、背景にコンプレックスがあり、自分の不完全さを感じる挑戦を避けようとする心理が働いているそうです。

できるのにやらない時は、誰かにやらされている感を払拭して「自分がやりたいからやる」と自主的に取り組む意味を見つけていくことが必要で、できないからやらない時は、「完璧にできなくてOK」と要求水準を見直し、過程を評価していくこと、不完全さを許すことが必要だそうです。

どちらにせよ、やらないことは、日々の仕事や生活を後回しにすることになります。
10年後の後回しにしてきた自分の人生を想像してみたらわかるかもしれませんね。

コミュニケーションって、言葉だけでは伝わらないことがたくさんありますね。

無意識に顔に出てしまう心って、どうなってるの?
心の状態がそのままコミュニケーションに反映されるとしたら?
ちょっと怖い気がします…。

無意識(潜在意識)の中にあるものって、
知らず知らずに意識することの中に現れてくるそうですよ

今日は、心の衛生環境を整える方法をご紹介します。

無意識とは?
1 意識がないこと。正気を失うこと。「―の状態が続く」
2 自分のしていることに気づいていないこと。また、そのさま。「―に足が向く」
3 精神分析学で、意識下の領域、種々の人間現象の背後にあって影響を与える混沌(こんとん)としたもの。催眠・自由連想・投影検査、麻酔などの薬物作用によってのみ表出が可能となる。潜在意識。

辞書で調べるとこのように出てきます。
特に3の項目を注目してみましょう。

無意識は一見すると、何もない状態のように見えますが、実は、その人をつくっているカギが隠されています。意識の側から見れば無意識は存在しないことと同じようですが、それがどうして意識化されるのでしょうか?

過去のことで思い出せなかったことでも、思い出して言葉に出すことで意識化されますが、オーストリアの精神分析学者フロイトは、最初、睡眠を利用して神経神経症の治療を行ったそうです。睡眠中の患者に、症状につながると思われる過去の出来事を思い出させると、爆発的な感情表出が起こり、症状が消失したそうです。

これは、患者が目覚めた後、睡眠中に思い出したことを再び思い出させ、言語化することで確実なものになりました。

この一連の症状から、2つのヒントを得たのです。
まず、睡眠下の心理状態と覚醒後の心理状態が断絶しているのではなく、同様に現在の心理状態と過去の心理状態も底流ではつながっているということです。

もう一つのヒントは、患者自身が自分の問題を言語化するということの重要性です。
言語化することは、すなわち意識化することにほかならないからです。

その結果思案されたのが、『自由連想法』です。

「どんなことでも、心に浮かんだことをそれがくだらないこと、バカげたこと、言いにくいこと、不快なことでも、包み隠さず何から何まで話す」という方法です。
この方法の繰り返しによって、‘意識的な抑制‘を次第に緩和し、やがて抑制という防衛の力をも弱め、それまで無意識だったことを意識化できるようになるようです。

~「深層心理がわかる辞典」より参考~


精神患者の場合だけではなく、日常で起こっている問題の根本的な原因は、無意識(潜在意識)の中に隠されているのではないかと思うことが多々あります。自分の正直な感情に蓋をし否定していると、それが無意識(潜在意識)の中に蓄積されるのでしょう。それが溜まり過ぎると身体の不調や精神異常の原因になったりします。

自分自身を振り返り、何でも思っていることを吐き出せる場が必要ですね。
自分自身の抱えている問題やどうしたいのかを見極めないと、本当の解決策は見つからないのではないのではないでしょうか?
そのためにカウンセリングやコーチングがあるのですから、必要に応じてご利用されるといいですね。


一度、自分自身を振り返り、無意識の中に抱えているものを意識化してみましょう。
整理することで、心が軽くなるかもしれませんよ。

昨日のブログでは「心と体の疲労チェック」をご紹介しました。
今日は、メンタルヘルスで気をつけなければならない点をご紹介します。


心の不調は異常なの?

あなたは、学校や職場で精神的に悩んでいる人になんと声をかけていますか?

「学校や会社へ行きたくないの休みたい」と言われた時に、ほとんどの人は、
「そのくらいのことで悩んでいないで、しっかりしなさい」
「なまけないで行きなさい」
「くよくよするなよ。一緒に飲みに行こうぜ」など、
元気づけようと励ましたり、叱咤激励することが多いのではないでしょうか。

では、風邪で高熱がある人にはどう言いますか?
「無理しないで休みなさい」
という人がほとんどではないでしょうか。

この違いはどこからくるのでしょうか?

一言でいうと、心の病気を特別視しているということです。
私たちの心は、風邪を引くのと同じように病気になることもあります。
風邪を引いたら休養をとって、栄養のあるものをとる必要がありますね。
心の病気も、風邪を引いているのと同じ状態なのです。

高熱のある人に、
「身体の鍛え方が足りないのだ。今からマラソンするぞ!」
と誘う人は誰もいいません。
心が病気の人に、
「そんなことで落ち込んでいないで、飲みに行くぞ」
と誘うのは、高熱のある人をマラソンに誘うようなものなのです。
ですから、心の不調を感じている人は休息をとる必要があります。

しかし、心が不調を感じた時に、休息を取ったり、気分転換できない人も少なからずいますね。そうした人が心の病気にかかりやすい人なのだそうです。

また、いくつかの実験や研究などから、心の病気は特殊なものではなく、誰にでもかかる可能性があるそうです。

上司が、部下が、同僚が、
夫が、妻が、子どもが、
自分が…、
いつ心の病になるともわかりません。

いつも前向きに見える人が、「自分は大丈夫」と思っていた人が、心身症やうつ病になったりしたケースは多々あります。若い頃は忙しいですし、まだ体も元気ですが、齢を取って体が思うように動かなくなったり、病気になったり、引退した後や人間関係が悪化してきたりした時などに、それまで感じたことのない喪失感やストレスが襲ってくるようです。
真面目で几帳面な頑張り屋さんは、少し息抜きしたり、思っていることは口に出して発散するように心がけましょう。

すでに心の病気にかかってしまったと思われる人は、勇気を持って専門医に相談するか、一度、メンタルヘルス専門のカウンセリングを受けてみましょう。

ウツだと診断されたら、薬を処方してもらえます。
風邪の時には風邪薬を飲みますね。
それと同じで、ウツの時も処方された薬をキチンと飲んだ方がいいそうです。

誰にでもなる可能性があるのですから、
自己判断で心の病を悪化させないようにしましょうね。

新年度が始まり、少しずつ新しい生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
ホッとすると訪れるのが、”疲労”です。

始まった当初は緊張しているので気力で乗り越えてこられましたが、
慣れてくると、不調が出てきやすくなるので気をつけなければなりません。

体の疲れは休めばある程度とれますが、心の疲れは知らず知らずに溜まっていくもの。
自分の現状をみつめて、対処したいものです。


あなたは最近、疲れたと感じることはありませんか?

疲れた心も休ませなければなりません。
「休む」と言うことは、「疲れ」と対になった行為です。
疲れを取るために休む、疲れないために休んでおく、ということです。
そのためにはまず、自分がどのくらい疲れているのかということを知っておく必要がありますね。

≪疲れの水準を判定する目安≫
ここ1か月、あなたは通常の仕事、学業、家事が、

レベル0・・・障害なくできる
レベル1・・・できるが、少しつらい
レベル2・・・休養をとるほどではないが、手を休めつつどうにかなっている
レベル3・・・数日臨時休暇を取って、家で休養が必要
レベル4・・・週に数日は臨時休暇を取って、家で休養が必要
レベル5・・・全くできず、家でほとんど横になって過ごす生活をしている

※明確な身体的な病気にかかっている場合は、この水準表は通用できません。
(厚生労働省採用基準を基に作成したもの)

レベル3以上になるとかなり疲れが溜まっている状態で、慢性化している可能性があるそうです。ここでしっかり疲れをとっておくことで、季節の変わり目の初夏を乗り切る力になりますよ。

自分の疲れレベルを確認して、
疲れていたら、早めに、ちゃんと休むように心がけましょう。