NPO法人民間児童館おおきなかぶを設立して、今年4月で10周年になりました。
これもひとえに、関係者の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、活動を応援してくださった皆様方のお陰様です。心より感謝申し上げます。

今振り返るとあっという間の10年間でしたが、当時は右も左もわからずにやっていたことを思い出します。

おおきなかぶを設立する前、私は11年間暮らした所沢から、誰も知り合いのいない大網に引っ越してきたばかりで友達もいませんでした。当時末っ子は3歳。(私は37歳)友達作りをしようと思っても、当時は今のように子育て支援センター等の子育て支援が充実していませんでしたので、親子が集まって活動できる所があまりありませんでした。
公園へ行っても親子の姿は少なく、「所沢へ帰りたい…」と何度も思ったものです。

悶々とするうちに、「そうだ、居場所がなければ自分で創ろう!」と思い立ち、子育てサークルを立ち上げようと末息子を自転車の後ろに乗せてチラシを作って近所を回り始めました。
公園などで配ってもまったく相手にもされず、地域の家を一軒一軒訪ねても、セールスと間違われてインターフォン越しに怒鳴られたり、犬に吠えられたり…。
友達が出来たかと思えば、面倒くさいことがあると去っていく…。
しばらくはそんな繰り返しでした。
今となってはいい思い出ですが、相当落ち込んだ時もありました。

でも、
「私と同じ寂しい子育てをしている人がいるに違いない」
「人からバカにされようが、笑われようが、その人に出逢うまで続けていこう」
と思っていたから、やってこれたのだと思います。


当時、私がやっていたことは、傍から見ると本当にバカげたことのように思ったことでしょう。お金にも得にもならない面倒なことをずっと続けていたのですから。
でもそれは、現在のNPO法人民間児童館おおきなかぶの基盤となっていきました。
あの時に諦めず続けてこれたから、笑顔のあふれる今日がここにあると心からそう思っています。

今思えばあれが苦労だったのでしょうが、当時も今も苦労と思ってはやっていません。
苦労と努力の違いは、目標があるかないかの違いなのかもしれませんね。

どんな活動においても、構想を明確に持つことが目標達成につながるのだと思います。
そのための行動であったら、人から笑われても続けていくことができます。

私は、過去に苦労したことの何十倍もの成功やしあわせを、今みんなから貰っています。
これからもきっと良くなっていくと想像します。

人からバカにされても、笑われても、
自分の人生は自分で責任を持って、やりたいようにやればいいのです。

人は自分を縛るものからふっきれた時、自由になれるのだと思います。
自分を縛っているものとは、自分自身の『考え方』です。

自分にウソはつけないものです。
自分に正直になれたら、やるべきことが見えてきますよ。


今月は、総会があります。
今年は正会員も増え、活気にあふれています。

20周年を目指して、これからも地域のお役にたてるNPO活動を行っていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

今日は、ありんこ親子保育園おおきなかぶ学童保育の学区内にあるM小学校の入学式。
新1年生と保護者の皆さん、ご入学おめでとうございます。

赤ちゃんだった子どもたちが、こんなに大きくなって、
今日の入学式を迎えられたことは、喜びもひとしおですね。

保育園の卒園生や学童保育の新1年生が楽しく学校生活を送れますように、
陰ながらお祈りしています。


明日から、ピカピカの1年生が登下校します。
おおきなかぶ学童保育にも新1年生たちが大きなランドセルを背負って帰ってきます。
しばらくは、学校の先生が集団下校で連れて帰ってきてくれますが、おおきなかぶでも職員が途中までお迎えに行きます。

学校生活に慣れるまでは、何かとご心配なことがあると思いますが、
その都度、職員に聞いていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

昨日、子どもってすごいな…と思ったことがありました。

おおきなかぶ学童保育では、徳育として
「ブッタがせんせい」の本の読み聞かせをしています。

初日は、ブッタ(お釈迦様)や神様仏様の話を初めて聴く子がいたり、お寺を知らない子もいて、ちょっとびっくりしました。そういえば今どきは、「そんなことをしたら、罰が当たるよ」とか「お天道様がみているよ」とかいいませんからね。

昨日は2回目の読み聞かせをしたのですが、読み始める前に「初めてブッタのお話を聴いてどう思った?」と、子ども達にたずねてみたんです。
すると、前回、「お寺ってなに?仏様なんてしらな~い」と言っていた新1年生の○くんが、「先生、ぼく心にでんきができたよ」と言ったんです。
どういうことか詳しく聞いてみたところ、「心に光ができた」そうなんですね。
”気持ちが明るくなった”と表現したかったのです。
そして、「ぼくは大人になったらやさしい人になりたい」とも話してくれました。
子どもって、すごいなぁ…。

そして、お話が終わった後には、本当にやさしくて穏やかな顔に変わっていました。私を見つけるなり笑顔で駆け寄り抱きついて、私のエプロンに顔をうずめて喜んでいました。

私はその瞬間、「この子の光になってあげたいな…」と思いました。
この瞬間がもしかすると、暗闇のまま行くのか、光を見つけて進むのかの分かれ道になる子もいるのかもしれませんね。

世の中には、暗闇のまま進んでしまう子どもがたくさんいます。
誰かが明かりをともしてやらなければ、将来道を外すことにもなりかねません。

でも、素直な子ども時代に明かりを見つけられたら、その子は救われますね。
自分の道しるべがある子は、自分の進む道を選べるようになれるでしょう。
そんな心のともしびを身近な大人が示してあげることが、
子どもを救うことに繋がると私は信じています。


心にでんきができた○くん。
先生もうれしいよ。

今日も子ども達にあうのがたのしみで、朝早く目が覚めました。
子ども達に出合えたことの喜びでいっぱいの毎日です。

昨日から小学校は新学期が始まりました。
進級おめでとうございます。

4月1日から、新1年生たちがおおきなかぶ学童保育に入会しました。
が…。
初日から、子ども間でのトラブルが次々と勃発。
相手の気持ちを考えない行動が目につきます。
言われた方は心が傷つくことを話しましたが、目が離せません。
初日から対策会議です…。

暴言、いじわる、仲間外れ、いじめなどの芽があったら、小さいうちに解決させることが大切です。ひとり一人、よく観察してみることが必要ですね。

これは、1年生だけではありません。
数年前から、2年生、3年生も手がかかる子が増えてきました。
生活面と学習面の両方に支援が必要だと感じる子が、このところ多いような気がします。

それと並行して、『心を育てる』ことが必要だと感じています。
これから子どもたちが広い世界で生きていく上で、とても重要になります。


おおきなかぶ学童保育では、心を育てる取り組み『徳育』として、『ブッタがせんせい』の読み聞かせを行っています。

この本を読み聞きかせしているときは、不思議とみんな黙って聞いています。
自分のためになると自分が思った時、子どもは心の成長ができるのだと思います。

心が育てば、子ども自身も楽に生きられます。
怒られなくてもすむし、やさしい気持ちになれば自分が好きになるでしょう。
自分が好きになれば自信がついて、困難なことでもチャレンジできます。
身体も大きく成長して、逞しく育っていくことでしょう。

心を育てることは、生きるための土台となるものなのです。
お家のほうでも、お子さんの心の成長を応援してほしいなと思います。

ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾
(2012/02/17)
宮下 真

商品詳細を見る


自分がされたくないことは、きみも人にはしてはいけないよ
小さなことでもわるいことをしたら、きっと自分にわるいことがかえってくる
まわりの人がやってもやらなくてもじぶんがやるべきことを、ちゃんとやろう
ほかの人とのきょうそうよりも、自分にかつことがだいじ
いのちはいちばん大切なもの きみも、たくさんのいのちにささえられている
もし、わるいことをしてしまったら そのなんばいも、いいことをしよう
なんでもほしがる、よくばりなこころは いつか自分をきずつけてしまうよ
手をあらうように、いつも心をきれいにしておこう
らんぼうなことばはつかわない。自分にもいやなことばがかえってくるから
~ブッタがせんせいより~

おおきなかぶ学童保育は、千葉県大網白里市みずほ台にあるNPO法人民間児童館おおきなかぶが運営しています。

もうすぐ、来年度の入会受付がはじまりますので、
今日は、よく聞かれる質問「NPO法人ってなに?」にお答えしたいと思います。

NPO法人とは?
NPOとは、Non Profit Organization(ノン プロフィット オーガニゼーション)の頭文字をとった名称で、Nonprofitとは非営利、Organizationとは団体・組織を意味するものです。直訳すると「非営利団体」となります。そのうち、特定非営利活動促進法(NPO法)にもとづいて、法人格を取得した団体をNPO法人といいます。

NPO法人の制度が制定される1998年までは、「法人格の取得」というと、株式会社や有限会社などの営利団体に比較して、社団法人や財団法人などの非営利団体の方がはるかに設立が困難でした。そのため非営利活動を行う団体は、やむを得ず法人格の取得が容易な有限会社等の会社法人として運営するケースや、そのまま任意団体として法人格を取らないで、税務署等への届出もせずに活動する団体が依然として多く見受けられました。

それが、1990年代はじめから、国民の間で市民活動が活発化し始め、阪神・淡路大震災を機に個人ではできない組織的な非営利・益増進活動を永続的に行えるようにしなければならない場面に直面し、市民活動団体が簡単に法人格を取得できる新しい制度の創設の必要性を訴える声が高まりました。そして、1998年に議員立法で特定非営利活動促進法が制定され、「特定非営利活動法人(NPO法人)」が誕生することとなりました。

NPO法人は、原則として誰でも、しかも資金なしで設立することができる一方、審査や規約・制限が厳しく、NPO活動の範囲は特定非営利活動促進法第2条第1項で定める20分野に制限されるほか、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することが求められており、社員(総会で議決権を持つ正会員)の資格制限の撤廃や情報公開など、公益性重視の観点からの規制が設けられています。

自治体にもよりますが、私が設立した当初は約4か月の期間がかかりました。法人で何かを決定する場合においても、必ず2週間前までに理事徴集を行い、理事会を開き、議決多数で承認を得なければなりません。

非営利とは、お金をもらわないで(無償)活動するということではありません。
例えば、組織としてのおおきなかぶ学童保育を運営していくには、家賃、水光熱費、通信費、修繕・維持費など、様々な諸経費が必要です。NPO法人正会員からの会費収入や寄付金だけでは、学童保育事業を遂行するには十分ではありません。そこでNPOも事業により収入を得て、安定した運営にし、安心安全で楽しい学童保育になるよう、社会に存続していくことが求められます。そのためなら人を雇うことも可能であり、人件費も発生します。
とは言っても、ボランティア精神のある人が集まっている団体でありますので、自分たちのできる範囲で活動に必要なものを作ったり、子ども達の安全・安心と育成のために理事や正会員、支援者の方々には、多大なご尽力をいただいております。

「株式会社」との違いは?
得られた収益を株主で分配するのが株式会社(営利企業)です。株式会社の社員は、賞与として分配されます。しかし、非営利で活動するNPOはこのような利益の分配は行わず、利益は今後の事業に充てなければなりません。つまり、利益の分配の有が営利で、利益の分配の無が非営利という訳です。

千葉県は、全国でもトップクラスのNPO推進県です!
従来の公益事業は、行政が担う分野と認識されてきました。しかし、行政の原則は平等公平性を重視されています。市民誰にでも、同じように接しなければならないのが行政の仕事なのです。ところが、現代は人々の価値観は多様化し、社会問題も多種多様となっています。こうなると、平等、公平の原則に配慮し、法令に基づいて動かなければならない行政では、迅速で、きめ細かな対応が難しい場面が出てきます。
例えば、大網白里市内にある公設公営の学童保育では、入所条件を一律にする必要があります。しかし、実際には駅の周辺に共働きが多く、学童保育を必要としている世帯が集中しています。核家族も多くなり、保護者の要望は、早朝・延長保育、4年生以上の受け入れ、給食、手づくりおやつ、学習指導(塾の役わり)、一時保育、送迎など、多種多様なニーズが増えてきているのです。そのニーズに公設公営で対応するのはとても難しいというわけです。

一方、行政に比べて小回りがきき機動性に勝る民間非営利団体は、個別の活動だけを見れば範囲は限られているかもしれませんが、全体としてみれば行政での対応が難しい分野をカバーしながら、行政とともに公益を担っていく可能性を持っていると言えます。それに行政の立場からすると、株式会社と手を組むよりも、非営利団体であるNPO法人の方がより公平性が高いので、NPO法人がその担い手として注目されています。そこで千葉県では、行政のいいところと民間の柔軟性を併せ持った公設民営化を市町村に提案しています。行政と民間の『協働』による町づくりに力を入れているのです。

数年前から、民間非営利部門は、公共・民間の勢力と並ぶ第三の勢力として成長を続けています。行政と並んで公益を担う力を持つようになれば、市民主体の社会の実現に大きく役立つでしょうし、この第三勢力の担い手として、NPO法人に期待が集まっています。

私たちが目指すもの
おおきなかぶ学童保育は、絵本おおきなかぶのお話のように、「地域、保護者、保育者の皆で協力し合い、子どもたちの大きな夢を叶えていこう」「おおきなかぶは大きな家族」をコンセプトに、創立者中嶋悦子の元に地域のNPOの精神を持った有志者が集まり、平成19年3月、子どもたちの育成を目的とした『特定非営利活動法人民間児童館おおきなかぶ』が設立されました。以来、この活動にご賛同された方が、おおきなかぶ学童保育にご入会いただいております。(運営主体はNPO法人民間児童館の理事会で、内容は理事会及び総会で決定されたものです)

これからも地域の子どもの育成や保護者のために、子育て支援活動を続けて行く所存です。
今後ともNPO法人民間児童館おおきなかぶを、どうぞよろしくお願いいたします。