おおきなかぶ学童保育からのお知らせです。

明日は、平成29年度 おおきなかぶ学童保育入会願書配布&受付開始日です。

来年4月からの通常保育及び、夏休みサマースクールに入会ご希望の方は、
明日の10時~15時の間に、おおきなかぶ児童館までお越しください。

尚、配布数は、
通常学童:募集人数9名分+予備3部=12部
サマースクール:募集人数10名分+予備3部=13部
の配布になります。

資料がなくなり次第、締め切らせていただきますので了承ください。
詳しくは、おおきなかぶホームページをご覧ください。

子育て支援センターすくすくクラブからのお知らせです。

現在、すくすくクラブは、ありんこ親子保育園の増改築工事のため、
ありんこの森保育園2階研修室と中央公民館にて開催しています。

9月より増改築工事が始まりましたが、9月は長雨だったため少し工事が遅れています。
当初は、10月末に完成予定でしたが、11月までかかることも予想されます。
12月に入ったら、またすぐに冬休みに入ってしまうため、すくすくクラブは来年1月6日まで
ありんこの森保育園や中央公民館等での開催となります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。

また、お母様方からは、ママセミナーのご要望をいただきありがとうございます。
1学期が最終開催でしたが、工事中ということでお休みしております。
再開は、来年になる見込みですが、ご要望が多数寄せられているようですので、
10月24日(月)の中央公民館オープンルーム(10~11時半)で『お話会』を行いたいと思います。

今月中に子育て支援センターすくすくクラブ利用者の皆様から、聞きたいテーマを募集します。
子育てに関する疑問・質問でもOKです。

尚、お話会の予約や参加費はいりません。
畳のお部屋ですので、皆さんで輪になってざっくばらんな雰囲気で話していきたいと思いますので、
お気軽にご参加くださいね。お待ちしております。

今日は、心理学からみた『家族』について、取り上げてみたいと思います。

皆さんは、「アダルト・チルドレン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アダルト・チルドレンとは、大人になっても子どものままの人、と誤解されがちですが、そうではありません。アダルト・チルドレンとは、大人になっても、子どもの時に受けた傷を抱え続けている人たちのことです。

子どもの時に、心を傷つけるような言動や暴力のある家庭、子どもらしく自由に振る舞えなかった家庭で育たことで、大人になった今も心や人間関係に障害を持つようになることがあります。

例えば、
本当は嫌なのについつい周囲の期待に沿って振る舞ったり、
相手にNOが言えなかったり、
自分の感情が自分でわからなかったり、
生きることを楽しいと思えなかったり…。
様々な生きづらさを感じている人は、自分の生い立ちを振り返ってみましょう。

その人の今現在の生活や人生に大きな悪影響を与えるほど、遺症は大きなものです。

そして、この最大の問題は、次の世代にも同じ悪影響を伝えてしまうことだといいます。
自分の問題に気づいていないと、自分だけでなく、周りの人や次の世代の人生をも惨めなものにしてしまうことです。だからこそ、アダルト・チルドレンであると気づいた人は、自分をいたわり、自分を癒す責任があるのですね。


アダル・トチルドレンを生み出す家庭を『機能不全家族』と言います。

家族のメンバーの安全が守られず、適切な保護が与えられず、一人一人の人格が尊重されない家庭のことだといいます。これは、あくまで子どもの目から見て、家族として機能しない家族のことです。

とはいえ、誰でも自分が育った家族を「機能不全」などと言うのは抵抗があるでしょう。しかし、戦後の家庭の8~9割が機能不全の要素を含んでいると分析する研究家もいるほど、どの家庭にでもあることです。自分が、機能不全家族で育っているかどうかを認めることは、親を責めることでもなく、親を傷つけることでもなく、親と子の価値観のズレに気づくものだと思ってください。
ですから、機能不全家族だと認めるのも自分ですし、機能不全家族で育ちアダルト・チルドレンであると認めるのも自分です。したがって、「アダルト・チルドレン」という言葉は、「自分が自分のために使う言葉」で、今の自分を変えたいと思った時に使う言葉です。

このことをしっかりと踏まえて、具体的にどんな家庭が機能不全家族かみてみましょう。

機能不全家族とはこんな家族
 ・身体的・性的・精神的虐待の起こっている家族
 ・仲が(夫婦間、嫁姑間)悪い家族
 ・怒りの爆発する家族
 ・愛のない冷たい家族
 ・親の期待が大きすぎる(なかなか期待に添えない)家族
 ・お金・仕事・学歴だけが重視される家族
 ・他人の目を気にする、表面だけがよい家族
 ・秘密があまりにも多い家族
 ・親と子どもの関係が逆転している家族
 ・子どを過度に甘やかし溺愛する家族
 ・アディクション(依存症)のある家族
 ・他人(兄弟も含む)と比較される家族
 ・親が病気がち、留守がちな家族
 ・情緒不安定な親のいる家族

上記のような家族で、子どもの時の自分が安心できないような緊張した時間、リラックスできないような憂鬱な時間を過ごしていたら、それは機能不全家族かもしれません。
こうした機能不全家族では、暗黙のルールのようなものが子どもに伝わるといいます。

 「感じるな」・・・感情を素直に表すのはよくない
 「話すな」・・・問題について話し合うのはよくない
 「信頼するな」・・・人を信じても、ろくなことはない

子どもが子どもらしく振る舞えないということですね。

これは、特別に崩壊したような家族ばかりとは限りません。
外からはいい家族に見えても、子どもの目線で見たときにどんな家族であるかが大事だとういうことがわかりますね。


自分はアダルトチルドレンではないか?
と思う人は、一度自分を見つめてみましょう。
自分の心をフォーカシングするともいいますが、今の自分をまるごと受け入れることで、
問題自体は解決しなくても今を生きていることを肯定できるようになるかもしれません。

深刻な状態の方は、専門家に相談しましょう。
カウンセリングや医療機関で、じっくり話を聴いてもらうことも大切です。

「今ここ」で改善することが大事なのだと思います。

先日、テレビを見ていたら、お勉強系幼稚園の特集をやっていました。
四文字熟語のフラッシュカード、漢文の音読、絶対音感、音楽演奏など、一斉に教えられていました。
子どもの能力ってすごいな、と驚かされます。

しかし、反対から見れば、遊びの時間を削ってまで教えられているわけですよね?
幼児にキチンとしつけるために、相当な時間がかかって完成させているのだなと想像できます。

ママたちの間では、「お勉強系幼稚園」「のびのび系幼稚園」というそうですね。
一斉保育と自由保育のことでしょうが、お勉強系とのびのび系の幼稚園のどちらを選んだ方がよいかでで悩むママたちの話を聞くことがあります。

私が子育て中の頃(20年以上前)は、子育て・教育の盛んな地域に住んでいましたので、通える幼稚園はたくさんありました。その当時から「お勉強系」と「のびのび系」はありましたね。
結果、我が子4人とも違う園に通うことになりました。上の二人は駅近くの私立幼稚園に、次女だけは3歳児のみの幼児園に、長男は郊外にあった自然保育の幼稚園に、末っ子は大網に引っ越した後に入園したので公立の園に通いました。合計4ヵ所の幼稚園と幼児園を体験することができました。

4人とも「のびのび系幼稚園」でしたが、のびのび系でも園によって随分違っていました。
近所に住んでいた人の中には、宗教系幼稚園、音大付属幼稚園、文化系幼稚園、スポーツ系幼稚園に通っている人もいましたが、小学校へ上がってしまえば、だいたい2~3年生にはそう大差はなくなりました。

私の経験から言えば、「幼児期に小学校の勉強を詰め込んだところでほとんど意味がない」
ということでしょうか。
幼児期の教育は、「遊びながら学ぶ」が基本だからです。
これには根拠があります。
幼児期の保育は「養護と教育一体」ですし、子どもは育つ育てる時期があり、これを「臨界期」といいます。
子育ての”旬”にも例えられますが、この時期を外すと後で身に着けようと思っても難しいと言われます。

乳幼児期は、人間として生きていくために必要な「自己肯定感」「親子の信頼関係」「生きる力」「コミュニケーション能力」を身に着ける臨界期であり、一人ひとりの尊厳を守り、個性を認め育てる大切な時期なのですね。

要するに、「根っこを育てなければ意味がない。頭だけ育てても、頭でっかちになるばかりでバランスの良い人間には育たない」ということです。


でも、のびのび系なら何でもいいか、というとそうではありません。

のびのび系の園の場合、担任の先生で全てが変わるため、質が良いか悪いか一概には言えないのです。のびのびと称して、放任の園もあります。また、自由と称して、わがままに育つ場合もあります。
カリキュラムがない園だと、目的や目標がつかめにくく、子どもの場合でいうと、内気な子は内気なまま、我が強い子は我が強いまま育つ場合もあります。

数年前までは「伸び伸び系自由保育が一番」と言われた時代がありましたが、それは理想論での話で、実際にはのびのび系の園は先生の度量次第です。そしてその後小学校で弊害という話が多いです。
椅子に座ってられない小1プロブレムもありますが、のびのび系の子は先生(大人)の話を聞いていても理解できない、友達の広がりが少ないなど、課題や問題点もあるようです。

ですから、園としては、バランスのとれたカリキュラムと子ども一人ひとりに合った保育の内容を充実させることと、それを任せられる保育者(先生)の園内外の研修が必要だと思います。

私の理想は、(これは親としてでもありますが)
「子どもが将来にわたり、自分らしく、たくましく、幸せに暮らせるようになること」です。
高学歴でお勉強ができても、その子が将来、引きこもりになったり自立できなかったら意味がありません。
将来、子どもが幸せに生きるためには、自主自立、尊厳、愛、真が大切ですね。
少しくらいお勉強ができなくっても、不器用でも、愛着のある人の方が周りの人からも愛されるのではないでしょうか。
人間性を育てることが一番大切なのだと思います。

そして、幼児期における遊びには、「見えない学力」(やる気、根気、好奇心、探究心、理解力、応用力等)を育てる要素がたくさんあります。お勉強を教えたければ、4歳以降に入学準備をするといいと思います。
3歳までは、十分に遊び、保護者や保育者との愛着を育て、4歳になったらその経験が土台となり、その上に学校のお勉強が身に付くというものです。

私は、お勉強系(一斉保育)の園でも、その中身次第では選んでもいいと思います。
お勉強が好きな子もいますからね。
興味のあることがお勉強なら、子どもの意思でやれるように誘導することもいいことです。
そこには、遊びと同じくらい本人にとっては面白くて楽しいものでしょう。

でも、個人的には、演奏会や発表会は下手なくらいの園が丁度良いかも。
すごく上手な園(5分程度の合奏で、3拍子の曲を遜色なく出来る園はかなり上手です)というのは、教え方が上手なのではなく、自由遊びも減らしてとにかく押し込んで精神的に圧迫しながら練習をさせるからです。子どもは学習能力が高いから、練習すればするだけ確実にうまくなるものです。
要は練習をたくさんさせるために、褒める・その気にさせるだけでは効果がなくなるため、怒る・圧迫になるんですね。そういう園では子どもらしくない・イライラしているお子さんも多いと聞きます。

ですから、幼稚園(保育園)選びに迷ったら、
・園の保育方針がわが子に合っているか
・園の雰囲気がいいか、先生に意欲があるか
・園内の環境は整備されているか
・日程表や行事は適度にカリキュラムされているか
・子ども達の表情は生き生きとしているか
などを参考にするといいですね。
人の意見も大切ですが、実際に自分の目で確かめて決めるのが一番です。

幼稚園は、3年間で色々なことを学びますが最低限身に着けておかなければ同じことはどこも同じです。
小学校へ上がり、勉強するためのいろいろなことを身につけて卒園していく場です。
それと同時に、小学校では経験できないことをたくさん経験しておかなければいけない場でもあります。様々な「特典」をつけている今の幼稚園は「保護者ウケ」はいいですが、子どもにとって全部がいい場所ではありません。
負担が多く疲れてイライラ…。
そういう負荷が多すぎないで、きちんと行事など経験していく園がいい園だと思います。

もうすぐ私立幼稚園の願書配布が始まりますね。
参考になれば幸いです。

社会的認知』という言葉があります。
「人が社会からの情報を認知する過程を言う」のだそうです。

よくこんなことがあります。
同じことをしているのに、一方の人は好意的に受け止められて、
もう一方の人は人から嫌がられてしまうことがあります。
二人のしていることが同じであれば、同じ評価がなされても当然なのですが、
にもかかわらず、理不尽なことに必ずしも同じ評価をされないことがあります。

兄弟で同じ失敗をしても、母親は日頃からお調子者の上の子には「またふざけたんでしょう?」と叱り、ちょっと消極的な下の子には、「そんなに気にしなくていいのよ」と慰めることがあります。
上の子からしてみれば、「なんでいつも僕(私)ばっかり叱られるの?」と言うでしょう。
母親からすれば、「いつもそんなことばかりして、普段の行いが悪いからよ」と
日頃の行いに釘を刺すのです。

人は一場面だけを切り取って、その事実を評価するものではありません。
つまり、その行為だけを厳密に認知するというよりも、ある社会的な枠組みや、いわゆる「色眼鏡」を通して認知する傾向にあるということで、これは、社会心理学において『社会的認知』と言われています。
(習慣術より参考)

これによれば、自分を好意的に受け止めてもらうためには、日頃の言動が大切だということです。
だから、いつもいいかげんなことをしている人が、ある1つの行動(失敗)について「色眼鏡で見られた」とか、「自分だけ低い評価を受けている」と抗議したとしても通用しにくいのです。

上司から見て、
普段だらしなくて口ごたえばかりする部下と、
日頃から真面目に仕事に取り組んでいて素直に返事をする部下。
どちらを高く評価したいでしょうか?
同じ失敗をしても、評価が違ってくるのは当然と言えば当然で、
「日頃の行いが悪いからだよ」とお説教をするときによく言われますが、
まさにその通りなのです。

低い評価を受けたと講義をする前に、自分の普段の行いを見直してみましょう。
評価が低い訳があるのかもしれません。

反対にいつも真面目に仕事をしている人が、たまたまミスをすることもあります。
真面目な性格のしっかり者は、自分の失敗を悔やむでしょうが、
周りの評価は自分が感じているよりも好意的です。
日頃の行いで問題のない人は、それほど落ち込まなくても、
また次で取り戻せばいいのです。

あなたが人に好意的に見てもらいたいと思うのであれば、
常日頃から相手に好印象を持ってもらうようにしておくことが大切ですね。

ありんこ保育園グループで、職員が講師となって講義を行う「ありんこ保育研究会」(園内研修会)が始まりました。

会のねらいは、職員の資質向上ですが、
では、講義を受ける人(インプット)と、講義をやる人(アウトプット)では、
どちらが成長すると思いますか?

実は、講義をやる方(アウトプット)が数段成長するんですね。
人に何かを教えるということは、そのことを詳しく知っていなければならないのは言うまでもありません。それに加えて、人にわかりやすく噛み砕いて伝えることが必要です。
また、それについての質問が出てきますので、質問に答えられる知識や技術が必要ですし、資料の内容も思案しなければなりません。
人に教えるということは相当な勉強が必要なんですね。

このように、アウトプットすることでより明確に自分の学習したことが表れてきます。
これを「アウトプット学習法」といいます。

私がやれば簡単ですが、あえて講師は職員にやってもらいます。
それは、アウトプット学習法で、リーダーを育てたいからです。

複数のリーダーが育てば、全体が育ちます。
全体を育てベクトルを合わせれば、目標が達成しやすくなります。


まだインプット段階の初心者が成長するためには、聴き方が大事です。
仕入れた知識を自分なりにどう落とし込んでいくか、
それをどう使っていくのかが成長の差になっていきます。

私は、昔恩師から、
「私は八百屋さんと同じ。料理の素材であるにんじん、じゃがいも、たまねぎを売っているのと同じように、私の話はあなたたちにとっては素材でしかない。素材を手に入れたら、それを使ってどう料理するか。肉じゃがにしようか、カレーライスにしようかは、あなたたち次第」

またある時には、
「使わない知識は、知らないのと同じ。
だから、自分が知っていることは使ってみて、人に伝えることが大事なのだ」
と教わりました。

恩師から教えてもらったことは、私も後輩たちへ伝えていきました。
”アウトプット学習法”です。

振り返ってみれば、自分が学習したことや教えてもらった考え方や方法を、私は自分なりにアレンジして使っていました。自分がそれを使ってみていい結果になったら、今度は周りの必要と思われる人に教えていたんですね。そうやって繰り返すうちに、だんだんと自分の中に学習したことが染み込んでいったのがわかります。

結果として、教えた側の自分が一番勉強になったのでした。


社員教育でも、教わっているうちはあまり成長はみられませんが、その人が今度は教える側になると自分が教わったことをもう一度振り返りながら深く考えるので、本当の意味で”解る”ようになります。ですから、教える方が数段成長するんですね。

子どもの勉強でも同じです。
学校や塾も、詰め込み型の「インプット学習」が多いですが、いくら真面目にインプット学習をやっていても、自分なりに考え、それを工夫して使う「アウトプット学習」の訓練をしなければ学力は伸びません。

いくら高度な知識を手に入れても(インプットしても)、放って置いたら、やがてはその知識も腐って役に立たなくなってしまうのでしょう。手に入れた食材は自分なりに工夫しながら調理し、人に食べてもらって(アウトプットして)初めて、食材は料理という完成した形になって人の役に立つのではないでしょうか。

今の人たちは、大学への進学率も高く、学歴が高い人が多いですね。
ということは、インプットしている時間が長いわけで知識が豊富にあります。
今は情報時代ですので、たくさんの情報も簡単に入ってきます。
しかし、それを活かす場所が少ないのではないかと感じています。

ただ勉強しただけ、いい本を読んだだけ、人の話を聞いただけでは、いずれ学習したことさえ忘れていくでしょう。そうならないように、自分の知識はアウトプットさせることが重要です。

私は、アウトプット学習法のお蔭で、20年以上前に恩師から教えてもらった一つひとつのことを今でも鮮明に覚えています。だから、今でも後輩たちに伝えていくことができるのですね。

自分の成長のためにも、人や本から教えてもらった大事なことは、
どんどん周りの人に伝えていくようにしましょう。

9月17日(土) 
ありんこ親子保育園、ありんこの森保育園、子育て支援センターすくすくくらぶの職員17名の保育者が集まり、「ありんこ保育研究会」が発足しました。

保育所保育指針に基づいて、月に一度のペースで保育所や保育者の在り方、保育内容等について職員間で共通理解をしていきたいと思います。

記念すべき第一回目は、保育所保育指針 第7章「職員の資質向上」をテーマに、
ありんこ親子保育園の主任が講師を務めました。

1、テーマ「職員の資質向上」について
2、第7章について、自己チェックリストを用いて各自の保育の振り返り
3、研修会発表
  ・乳幼児救急法講習会の研修発表
    すくすくクラブT先生、ありんこの森S先生が参加
  ・7回子育て支援センター全国セミナー(新浦安の明海大学)
    すくすくクラブM先生が参加
4、各部門ごとにグループデスカッション


内容は以下の通りです。

保育所保育指針より、
「保育所は室の高い保育を展開するため、絶えず、一人一人の職員についての資質向上及び職員全体の専門性の向上及び職員全体の専門性の向上を図るよう努めなければならない」
・子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の倫理観、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる
・保育所全体の保育の質の向上を図るため、職員一人一人が、保育実践や研修などを通じて保育の専門性などを高めるとともに、保育実践や保育の内容に関する職員の共通理解を図り、協働性を高めていくこと
・職員同士の信頼関係とともに、職員と子ども及び職員と保護者との信頼関係を形成していく中で、常に自己研鑚に努め、喜びや意欲を持って保育に当たること

まずは、各自「自己チェックリスト」を行う(約10分間)
・自信のないところ、できていなかったところを自覚し、改善するよう努める

子どもにとっての保育者の人間性とは?
・人として、先生としての在り方
・実習生の例:実習に行った先で女の子に奴隷のように扱われた実習生であったが、ある日、担任の先生にも言えなかった悩みを実習生に話した。
なんで実習生に打ち明けたのか?
自分と重ね合わせて似ていたところがあるから。子どもが求めている保育者とは、完ぺきな保育者ではなく、先生として一人の人間として、会いたい。だからと言って、自分の欠点を放置していいというわけでなく、自己研鑚するよう努める。
・まずは、保育者としての自覚を持つこと
・自分はどんな保育者・人間になりたいのか
・保育はチーム。その子のためにどうしたらいいのかを話し合っていく
・子どもの発達過程(おおむね○か月、○歳には○○が出来る)にとらわれない。あくまでも平均的な発達の段階として手掛かりの一つにし、これにならなければならないと思わない。○歳は反抗期だから、と泣いている理由を決めつけてしまうと、目の前の子どもが見えなくなってしまう。なぜ泣いているのか? 痛いのか?さみしいのか?泣くのもそれぞれ意味がある。その裏にある子どもの感情を読み取れなくなる。知識で保育するのではなく、目の前にいる一人一人の子どもを見ながら保育すること。

・・・

講義を聞いて、保育所・保育者の在り方を深く考えさせられました。
保育士は、「子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の倫理観、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる」ことから、保育者の前に一人の人間としての倫理観や人間性のある人格者を求められています。それには、常日頃から自己研鑽することが指針でも示されている通り、保育者には努力義務があるのです。
施設長は、職員の資質向上をやる責務がありますので、そのために研究会を発足したという訳です。

「保育所保育指針」に書かれている内容は、保育所施設長並びに保育者にとって重視・実行すべき内容であります。指針にある保育を実現させられれば、理想の保育ができるのではないかと感じました。その点では、0~2歳児にとっては、一人一人の子どもに目が行き届くやすく、きめ細やかで手厚い保育ができる小規模保育園が理想的だと思いました。

このありんこ保育研究会が目指すところは、まさに『保育のロマン』であり、ありんこにしかできない独自の保育研究会を継続すれば、職員の皆さんが目指す理想の保育の実現ができるのではないかと思いました。ありんこで働く人たちが皆、ここで働くことに誇りを持ち、自信を持って、夢を叶えられるようにしてほしいなと願っています。


全ては子どもたちのために
子どもの尊厳を深く考えた時に、この大事な時期に長い時間関わる保育者の資質云々で、子どもが染まっていくとしたらとても怖いことです。保育者とは、子どもの尊厳を一番に考えて子どもの伸びる芽を摘むことなく、可能性を引き出す保育を行わなければなりません。

主任が紹介してくれた倉橋惣三「一人の尊厳」が深く心に残っています。

一人の尊厳

「人間は一人として迎えられ、一人として遇せられるべき、当然の
  尊厳をもっている。ただに人間ばかりでなく、宇宙の一物といえ
  ども、もの皆個体の存在をもっているのであるが、人間において、
  特にその尊厳をもつ。」

「すべての人間は、その個性を尊重せられる権利をもつと共に、
  先ずその前に、一人として迎えられるべき尊厳をもっている。
  この意味において、一人を一人として迎えないことには、人間の
  尊厳をおかすことである。一人の一人たることを忘れるのは、
  人間に対する最根本の無礼である。」

「今我らは、新しき子どもを迎えた。一団の新入園児を迎えたので
  もなく、一組の新入学生を迎えたのでもない。我らの迎えたもの
  は、その一人ひとりである。一人ひとりが、人間としての尊厳を
  もって、我らの前にあるのである。」

「一人ひとりたることを忘れるのは、人間に対する、すべての誤り
  の出発点である。一人ひとりたることを無視するのは、人間に対
  するあらゆる罪の基である。幼きが故に、一人の尊厳に、一毫の
  かわりもない。」

                    『幼稚園雑草』「一人の尊厳」より



ありんこ保育園グループの資質向上を目指して、これからも職員が一丸となって子どもたちにとってより良い保育を追及していきたいと思います。保護者の皆様におかれましては、今後ともご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 

理事長 中嶋悦子



地方に行くほど、車社会だということが影響しているからでしょうか?
天候に左右される人が多いな、と感じます。

雨が降ると出かけるのをやめてしまう。
すぐに車に頼ってしまい歩かない。
少しの体調の変化にも影響されやすい。

あれがあるとできない。
これが起こるとやらない。

すぐにくじけてしまう人が増えたのかな?

こんな困難な時代だからこそ、くじけない心が必要なのだと思いますね。

宮沢賢治の「雨にも負けず」の言葉が新鮮に感じます。

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい


以前、同じ時期に女性の方から2件ほど、個別に起業に関する相談を受けたことがありました。

30代独身の女性のAさんと、同じく30代子育て中の主婦のBさんでした。

お話してみて、お二人は起業に対する考え方が明確に違っていました。
 Aさんは、具体的な内容ですでに行動している。確認のための相談だった。
 Bさんは、やりたいことがあっても明確ではない。自分探しの真っ最中。

Aさんに経営について質問すると、考えがしっかりしていてプランもありました。
リスクも考えていて、なるべく初期投資を抑え、できるだけ自分たちでやったり手作りしたりするなどして起業することを考えていらっしゃるようでした。

一方、Bさんにも同じ質問をしましたが、やりたいことへの補償までは考えていなかったようでした。「あれもやりたい、これもやりたい」とおっしゃるばかりで、失敗した時やマイナスのことがあった時の想定は全くなく、考えもあいまいで、まして覚悟や決意などの心もまだできていなかったようでした。

その結果、
Aさんは翌年の春には予定通り起業することとなり、
Bさんは、起業の大変さを感じたのか、やはりできないと断念されたようです。

Bさんは数年たった今でも、まだ迷い途中のようです。


何かを始めるということは、それがいくら自分のやりたいことであっても、夢ばかりを追いかけている訳にはいかなくなってきます。
失敗した時の想定は? 補償はどうするのか?
軽い気持ちで自宅で開業するとしてもです。

それに、やりたいことや夢を叶えるということは、事務手続きなどの面倒なこと、役所や他人に言われて行うことなど、自分が本来やりたいことの何倍もやりたくないことや自分の本位ではないことをやらなければ、自分のやりたい夢にはたどり着かないと思った方がいいですね。だから夢を叶えたい人は、『ちゃんと最後までやれる覚悟があるか?』をもう一度確認した方がいいと思います。

また、資金の調達や返済方法、収支の計算などもキチンと出してから、本気で起業を考えなくてはならないと思います。私は起業して3年間は、ほぼ無償で働きました。それどころか、持ち出しのお金の方が多かったです。そのお金は返ってきませんから、自分の会社に寄付したようなものです。しかし、これが覚悟というものでしょう。そうでなければ、ただの‘絵に描いた餅‘になってしまいますから。

そして、起業するということは、全ての責任を起業した者が持つということです。
いくらやりたいことがあっても、その覚悟がなければ、起業はもう一度考え直した方が良いと思います。


ちなみに…
会社生存率というのをご存知でしょうか?
国税庁が調査した「中小企業が設立から倒産するまでの期間」をまとめたデータのことです。

会社生存率データベースでは、
   年数   存続率   
    5年    14.8%        
   10年    6.3%         
   20年    0.4%       
   30年    0.021%  
となっています。
中小企業は、『設立から10年で倒産する確率90%超』というのが現実です。
このように新しい会社組織が設立されても30年後には、ほぼ1社も残っていない状態なんですね。

大半の企業の倒産理由は、資金ショートだそうです。
会社組織は、柱となる資金がなくなると100%倒産します。
従業員に給料が払えない、下請け業社に仕入れの支払いができない、金融機関の借入の返済ができない、税金を納めることができないなど、とにかく資金がショートすると全てが終わりです。

資金ショートせずに、経営を継続させていくためには、覚悟だけでは足りません。
経営のノウハウ、経理コンサル、市場リサーチ、流行りに乗ることが大切です。
その知識や経験がものをいいますので、経営者は常にアンテナを張って、
いろんな分野の勉強をしていく必要があります。

始めは素人考えの熱意だけで起業しても、そのうち必ず壁にぶつかります。
その時に足りないものが、経営に必要な知識や経験なのだと思います。

それから、中小企業で資金ショートになる原因の一つに、「公私混同」があります。
社長が、会社のお金を自分のお金を勘違いしてしまうのです。
会社のお金を私的に使いこんでしまうため、それがマヒする状態です。
このようなことにならないためには、第3者の目が必要です。
客観的な判断ができる人を自分の会社の内外におくことです。

私的流用をして、倒産した会社を私は何社か知っています。
経営者は、公正な目、耳、頭、心を持っていなければなりません。

そして、現在多くなっている問題は、後継者がいないこと。
継承する人がいなければ、やはり会社は倒産という結果になってしまいます。
その理由で、30年後の生存率は、ほぼ0に近いということなのだと思います。
これからは、後継者問題も頭に入れておかなければなりませんね。


ということで、冒頭のBさんが起業しても、5年後、10年後の生存率は低いというわけです。

これでも、起業したいと思いますか?

それでも、会社を継続することに比べたら、”起業は容易い”のです。

おおきなかぶ学童保育は、千葉県大網白里市みずほ台にあるNPO法人民間児童館おおきなかぶが運営しています。

もうすぐ、来年度の入会受付がはじまりますので、
今日は、よく聞かれる質問「NPO法人ってなに?」にお答えしたいと思います。

NPO法人とは?
NPOとは、Non Profit Organization(ノン プロフィット オーガニゼーション)の頭文字をとった名称で、Nonprofitとは非営利、Organizationとは団体・組織を意味するものです。直訳すると「非営利団体」となります。そのうち、特定非営利活動促進法(NPO法)にもとづいて、法人格を取得した団体をNPO法人といいます。

NPO法人の制度が制定される1998年までは、「法人格の取得」というと、株式会社や有限会社などの営利団体に比較して、社団法人や財団法人などの非営利団体の方がはるかに設立が困難でした。そのため非営利活動を行う団体は、やむを得ず法人格の取得が容易な有限会社等の会社法人として運営するケースや、そのまま任意団体として法人格を取らないで、税務署等への届出もせずに活動する団体が依然として多く見受けられました。

それが、1990年代はじめから、国民の間で市民活動が活発化し始め、阪神・淡路大震災を機に個人ではできない組織的な非営利・益増進活動を永続的に行えるようにしなければならない場面に直面し、市民活動団体が簡単に法人格を取得できる新しい制度の創設の必要性を訴える声が高まりました。そして、1998年に議員立法で特定非営利活動促進法が制定され、「特定非営利活動法人(NPO法人)」が誕生することとなりました。

NPO法人は、原則として誰でも、しかも資金なしで設立することができる一方、審査や規約・制限が厳しく、NPO活動の範囲は特定非営利活動促進法第2条第1項で定める20分野に制限されるほか、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することが求められており、社員(総会で議決権を持つ正会員)の資格制限の撤廃や情報公開など、公益性重視の観点からの規制が設けられています。

自治体にもよりますが、私が設立した当初は約4か月の期間がかかりました。法人で何かを決定する場合においても、必ず2週間前までに理事徴集を行い、理事会を開き、議決多数で承認を得なければなりません。

非営利とは、お金をもらわないで(無償)活動するということではありません。
例えば、組織としてのおおきなかぶ学童保育を運営していくには、家賃、水光熱費、通信費、修繕・維持費など、様々な諸経費が必要です。NPO法人正会員からの会費収入や寄付金だけでは、学童保育事業を遂行するには十分ではありません。そこでNPOも事業により収入を得て、安定した運営にし、安心安全で楽しい学童保育になるよう、社会に存続していくことが求められます。そのためなら人を雇うことも可能であり、人件費も発生します。
とは言っても、ボランティア精神のある人が集まっている団体でありますので、自分たちのできる範囲で活動に必要なものを作ったり、子ども達の安全・安心と育成のために理事や正会員、支援者の方々には、多大なご尽力をいただいております。

「株式会社」との違いは?
得られた収益を株主で分配するのが株式会社(営利企業)です。株式会社の社員は、賞与として分配されます。しかし、非営利で活動するNPOはこのような利益の分配は行わず、利益は今後の事業に充てなければなりません。つまり、利益の分配の有が営利で、利益の分配の無が非営利という訳です。

千葉県は、全国でもトップクラスのNPO推進県です!
従来の公益事業は、行政が担う分野と認識されてきました。しかし、行政の原則は平等公平性を重視されています。市民誰にでも、同じように接しなければならないのが行政の仕事なのです。ところが、現代は人々の価値観は多様化し、社会問題も多種多様となっています。こうなると、平等、公平の原則に配慮し、法令に基づいて動かなければならない行政では、迅速で、きめ細かな対応が難しい場面が出てきます。
例えば、大網白里市内にある公設公営の学童保育では、入所条件を一律にする必要があります。しかし、実際には駅の周辺に共働きが多く、学童保育を必要としている世帯が集中しています。核家族も多くなり、保護者の要望は、早朝・延長保育、4年生以上の受け入れ、給食、手づくりおやつ、学習指導(塾の役わり)、一時保育、送迎など、多種多様なニーズが増えてきているのです。そのニーズに公設公営で対応するのはとても難しいというわけです。

一方、行政に比べて小回りがきき機動性に勝る民間非営利団体は、個別の活動だけを見れば範囲は限られているかもしれませんが、全体としてみれば行政での対応が難しい分野をカバーしながら、行政とともに公益を担っていく可能性を持っていると言えます。それに行政の立場からすると、株式会社と手を組むよりも、非営利団体であるNPO法人の方がより公平性が高いので、NPO法人がその担い手として注目されています。そこで千葉県では、行政のいいところと民間の柔軟性を併せ持った公設民営化を市町村に提案しています。行政と民間の『協働』による町づくりに力を入れているのです。

数年前から、民間非営利部門は、公共・民間の勢力と並ぶ第三の勢力として成長を続けています。行政と並んで公益を担う力を持つようになれば、市民主体の社会の実現に大きく役立つでしょうし、この第三勢力の担い手として、NPO法人に期待が集まっています。

私たちが目指すもの
おおきなかぶ学童保育は、絵本おおきなかぶのお話のように、「地域、保護者、保育者の皆で協力し合い、子どもたちの大きな夢を叶えていこう」「おおきなかぶは大きな家族」をコンセプトに、創立者中嶋悦子の元に地域のNPOの精神を持った有志者が集まり、平成19年3月、子どもたちの育成を目的とした『特定非営利活動法人民間児童館おおきなかぶ』が設立されました。以来、この活動にご賛同された方が、おおきなかぶ学童保育にご入会いただいております。(運営主体はNPO法人民間児童館の理事会で、内容は理事会及び総会で決定されたものです)

これからも地域の子どもの育成や保護者のために、子育て支援活動を続けて行く所存です。
今後ともNPO法人民間児童館おおきなかぶを、どうぞよろしくお願いいたします。



「子どもの遊びが少なくなった」と言われて久しくなります。
都会で暮らす子どもは、カブトムシやバッタなどの虫を触ったことがない子もいるそうです。
子ども時代に自然環境がいかに大事か、思い知らされた気がしました。

子どもは遊ぶのが仕事です。
できれば小学生までは、思う存分外遊びをさせたいものです。

ここ大網白里市は太平洋に面した場所で、広大な九十九里海岸の絶景があります。
千葉市との境には、小中池公園や昭和の森などの森林浴ができる場所もあり、
駅から近い自宅からも、鶯などの鳥の鳴き声が聞こえてきます。

大網白里市は、大自然に囲まれた房総半島の中央部に位置しており、
子育てにも通勤・通勤通学にも便利な場所なんですよ。

大網駅周辺には、開発された5団地と言われる住宅地があり、
生活には不自由ありません。

私がこの地を選んだ理由は、子どもに喘息があったのが理由でした。
空気がきれい。自然がいっぱい。東京まで特急で45分の近さは魅力でした。
なんといっても、決定的だったのは、『人生の3分の1は休日』だということ。
仕事に便利な場所は、どうしても都会になってしまいますが、
1年の3分の1は休日だということを考えたら、子どもと遊べる自然がたくさんある
この大網白里市が最適だと考えました。

特に虫好きだった我が家の息子たちは大喜び。
引っ越しした年には、朝になると玄関に大きなカブトムシが飛んで来ました。
カマキリ、カミキリムシ、クワガタ、ザリガニもたくさんいて、
毎日、虫とりに明け暮れていました。
子どもが生き生きしていましたね。

移住して13年。
今は、地域の子どもたちをお預かりする保育の仕事をしていますが、
毎日、子どもたちの生き生きした姿を見ることができます。

大網白里市の自然を生かした保育は、都会ではできない贅沢な時間の使い方です。
この環境で子育てできる素晴らしさを、都会で暮らす人にも体験してもらいたいです。
そして、ここで暮らすことに慣れた人たちにも、
改めて自然の中で暮らす素晴らしさを感じてもらいたいところです。


子どもは友達と思いっきり遊ぶことで、体・心・頭やコニュニケーション能力が育ちます。
自然の中での様々な体験遊びは、将来の心の土台をつくることに繋がるものです。

不思議と自然の中にいると、細かいことは気にならなくなります。
いつも「ちゃんとしなさい」と厳しく言われて育っている子は、
白黒つけたがり冗談がききませんね。
大人になったら、考え方が極端になったりします。
適当な妥協やちょうどいい加減、バランスなどがわからなくなるようです。
こんなことも自然の中に身をゆだねれば、
広い視野でものごとを考えられるようになるかもしれません。

車のハンドルも”あそび”があるから安全に運転ができます。
人間の心も、”遊び”がないと危うくなるのではないでしょうか。

子育ては一回きりです。
でも、一回きりだと気づくのは、子どもが育った後。
子ども時代は、今しかないのです。

目の前の子育てに振り回されないで、
もっと目線をあげて、もっと遠くを見てみたら、先が見えてくるかもしれませんね。
(一度、広大な九十九里海岸に遊びに来てください)

そんな先が見える心の余裕が、子育て中には必要なのでしょう。

幼児教育を勉強された方なら誰もが知っているフレーベル(ドイツで幼稚園を世界で初めて創った人)ですが、「日本のフレーベル」「日本の幼児教育の父」と言われているのが、倉橋惣三(くらはし そうぞう)です。

倉橋惣三を通して、現代保育のあり方を問いた本が
こちら↓
無題
倉橋惣三と現代保育 (倉橋惣三文庫)
編者:津守真、森上史朗
出版社:フレーベル館

教育・保育関係者の皆さんは、既にご存じの本だと思います。

この中で倉橋惣三の言葉を紹介しています。
 
 そこには、
 野生でない自然がある
 温室でない培養がある
 放任でない自由がある
 抑圧でない管理があり、
 強要でない期待がある


「これが保育の真髄だ!」と、心打たれました。
幼児教育・保育・子育てに携わっている全ての人に伝えたい言葉です。

これを反対から言えば、
 培養でない温室 … 過保護・過干渉
 自由でない放任 … ほったらかし
 管理でない抑圧 … 感情的な態度
 期待でない強要 … 指示・命令 
が生まれやすいということを示しています。

保育園施設長としての立場で考えてみれば、
子どもが自ら育つ力を伸ばしていける「保育の環境」を整えることが
重要課題だということです。

環境には、人的環境・物的環境・自然環境がありますが、
施設長・園長は、特に保育士を育てる取組を行っていく必要があります。
というのは、物的環境にせよ、自然環境にせよ、それをつくっていくのは保育士自身ですし、子ども達の一番身近で触れ合う”保育士の人となり”が一番重要ではないかと思うのです。
ですから、保育士教育に力を入れることが、保育所(園)にとって最も優先してやらなければならない課題なのではないでしょうか。


保育士資格は、国家資格です。
保育士は専門知識を持ったプロであり、保育所(園)は保育のプロ集団です。
単に子どもを保育するだけが、保育士の仕事ではありません。
保育のプロとしての責務は、法律によって示されています。

保育士の任務と資質とは、
「児童福祉法」大8条の4には、このように書かれています。
「この法律で、保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする」
つまり、保育士は、自らの持つ専門的知識と技術によって、児童の保育や保護者に対する保育指導を行うのがその業務になります。

そのためには、保育士に求められる倫理観が必要となります。
子どもや保護者にとって、保育士の言動は大きな影響を与えることから、保育士は高い倫理観をもって、子どもや保護者の援助にあたる必要があります。この「倫理綱領」は全国保育士会において定められています。

当園の保育士は、今一度、自分の保育を振り返り、自己評価・自己研磨をしてください。そして、保育士としての誇りをもって、常に保育の勉強を絶やさず、子どもとその保護者を全力でサポートしてほしいなと思います。

9月。
そろそろ夏の疲れが出始めてきた頃ですね。

まだ暑い日もありますが、朝夕と日中の温度差が大きくなってきました。
日が暮れるのもだんだん早くなり、秋から冬にかけて気分が重くなる人も多くなります。
秋から冬にかけては、心身症や季節ウツの多い季節とも言えます。

今日は、今の季節から身につけたい「休み方」をご紹介したいと思います。


以前、ある知り合いの方に
「中嶋さんは集中する時と、休む時のギャップがすごいですね」
と言われたことがありました。

そうなんです。
仕事に集中するときはテキパキとこなすけれど、
疲れたら10分寝たりしてまた復活するんです。
だから、あまり疲れを感じません。

実は、私は『休む力』が身についているんです。

「疲れたら休めばいいじゃない」と言われても、気が休めない人って結構多いのです。
気が休めないと熟睡できませんから、目覚めてもなんだかスッキリせず、疲れが残っている感じがするでしょう。

『休む力』とは、「頭を切り替え熟睡し、頭と身体を短期間で休めて復活させられる力」のことです。休む力のある人が、結果として長く頑張れるんですね。

心配症だったり、人のことが気になる人は、ストレスや疲れが溜まりませんか?
一生懸命に頑張っていても、休む力の弱い人は何をやっても長続きしません。
気を遣いすぎてストレスが溜まり、心身を悪くしてしまいます。
その結果、長く休養を取らなければならなくなります。
精神的な疲れが取れなければ、自律神経失調症やウツにもなりかねません。
そうなると仕事を続けるのは難しくなり、退職してしまう人もいます。

休む力のある人とは、結果として仕事を休まず続けられる人のことなんです。
欠勤したり体調不良などの波がなく、毎日出勤して仕事をしてくれるので、上司やお客様からも信頼されます。


休めない人は、休み時を自分で決めてください。

「ここまで終わったら、休憩しよう!」
「1ステップクリアしたら、一呼吸置いてみよう」
というように、『階段の踊り場時間』を自分でつくってみます。
目標の階段をのぼるためには、踊り場時間で呼吸を整え、余裕をもって計画を実行することです。これは、忙しい人ほど必要な時間なのです。

一生懸命に頑張ろうとするよりも、休む力を身につけた方が本来の自分の力が発揮できます。
そして、物事は考え方次第でストレスにならなくなるものです。
考えても考えなくても、事態はあまり変わらないと知ったら、「今考えてもしょうがいない」と思ってみてください。

ストレスの多い人や疲れやすい人は、物事をあれこれ考えない時間をつくって、『休む力』を身につけましょう。

自分はどうしたいのか? がわからないと、
なかなか前に進まない状態になってしまいますね。

先日、私もあることでそういう状況になりました。
「自分はどうしたいのか?」がわからなくなってしまい、
自分の心理が知りたくて、深層心理テストを行いました。

もし今、二者選択で迷っている人がいたら、先を読まずにやってみてください。

A案とB案で迷ったら、あみだくじを作ります。
選んで行き着いた結果を見ます。答えは何でしたか?

このときどちらに行き着いても構いません。
結果は問題ではないのです。

結果を見たときにどう感じましたか?
これが重要です。

結果を見てどういう気持ちになったか振り返ります。

結果を見て、安堵したのか、がっかりしたのか。
この反射的に湧き上がった感情こそ、自分の心の奥底にある答えだそうです。

ホッとしたなら、そのまま進むべきですし、少しでも納得がいかなかったり、がっかりしたのなら、選ばれなかったほうの答えを望んでいるということがわかります。


もう一つの方法もご紹介します。
それは、選択肢をコインの表と裏に割り振る方法。
私は100円玉を使いました。

はじめに、コインの裏と表に、自分が決めかねているもの、A案とB案をあらかじめ決めておきます。

コインをトスして、手で受け止めます。
通常のコイントスと一緒です。
ただし注意しなくてはいけないのが、絶対に表裏を見ないこと。

ここがこの解決法のキモなのですが、
「表と裏、どちらが出ていると思う?」と自分に質問して、答えを考えます。


答えは、
自分が"出ている"と思った方です。
これは自分の心の奥底の「こうあって欲しい」という気持ちが引き出されたものだからです。

「私の正直な気持ちはこうなんだ」、「これが自分の答えなんだ」と解釈します。

コインの結果は見ないで、財布やポケットにしまいます。
大事なのは「どちらが出るか」ではなく、「どちらが出ると思うか(出て欲しいか)」です。


私は両方の心理テストを行ってみて、自分の中に答えはあったと確認できました。
これからも、自分に答えを聴きながら、前に進んでいきたいと思います。

子どもを産み育てることは、大変なことですね。
「もう嫌だ~」って叫びたくなることもあります。
一生懸命にやってても、思い通りにはならないことも多々あります。

でもね。
子どもがいる普通の生活だって思っていたことは、本当は普通じゃないんです。
子どもを授かることは、奇跡的なことなんですよね。

受精の瞬間を考えてみても、受精卵になるのは何億万分の一だったり、
この同じ時代に生まれて、親子になる確率もどのくらいか見当もつきません。

そのくらい、奇跡的に近い確率で親子になったのですから、
普通じゃないんですね。

世の中には我が子に会いたくても会えない人もいるのです。
子どもが授からない人もいます。
その中で、子どもを授かり子育てできるということは、
最高の喜びだし幸せなことなんですね。

「子どもがいる普通の生活は、人生の中で黄金の時期だ」と、
昔、子育ての先生に言っていただいたことがあります。
「子育ての悩みなんて、贅沢な悩みなのだ」とも言われました。
考えてみたら、本当にそうですね。

子どもがいてくれるお陰で、私たち親は成長させてもらえるのですから、
ありがたいことです。

ありんこ親子保育園は、来年4月の認可保育園を目指しています。
今月より、施設の認可条件を満たすための増改築工事が始まりました。

9月1日(木) デッキの解体工事
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保育室から眺めるデッキも見納めです。
7年間、ありがとう!

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1日目で解体終了。

9月2日(金) デッキの切り離し
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おおきなかぶ児童館と繋がっていたデッキを切り離しました。

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デッキが狭くなって、ちょっと残念ですが、
昔に戻ったと思えばいいかな…。

室内工事は、ユニットバスと洗面台を撤去しました。
お風呂場は幼児用トイレに、手洗い場も幼児用に替えます。

9月3日(土) 基礎工事
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基礎工事が始まりました。
当初の予定より、増築面積が広くなりました。
こう見ると、結構広いお部屋になりそうです。

なんだか、ありんこの着工時基礎工事建築工事のことを思い出しました。

あの頃も、夢が形になっていくのをワクワクしながら眺めていたっけ…。
今でも、建築工事を見ているとワクワクします。


今月より完成まで約3か月間。
ご不便をおかけしますが、どうぞお許しください。
保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

今年で9回目の平成28年おおきなかぶサマースクールが、
大盛り上がりのうちに終了しました

今年の夏も暑い日が続いき、毎日テンションの高い子どもたちの熱気で、暑い熱い夏休みでしたが、疲れ知らずの子ども達は、毎日元気に過ごすことができました。異年齢保育を通して様々な年代の子どもたちと貴重な経験ができ、子どもたちは、また一回り大きく成長できたようです。

昨日の最終日は、いつもより数段テンションが上がっていて、1分でも1秒でも友達と一緒に遊びたいと、時間を惜しむかのようにみんな少しもじっとしていませんでした

「今年は何が楽しかった?」と子どもたちに聞いてみたところ、
カンドゥー、ポートタワー、銀座、映画のお出かけや、お化け屋敷、プール、アイスクリーム作り、スライム作り、夏祭り、ビンゴ、ゲーム大会というイベントが多かったのですが、中には「おおきなかぶにいるだけで楽しかった!」「全て!」という意見もありました。みんなが楽しい夏休みを過ごせて、本当に良かったです。

名残惜しい夏休み最終日でしたが、今日から新学期。
それぞれの学校に戻って、勉強に運動に遊びに励んでもらいたいと思います。


今年は、市内・市外の小学校から、小1~6年生までの35名の子どもたちが参加しました。
今年も事故やケガもなく、熱中症にもならず、無事におおきなかぶ学童保育のサマースクールを終えることができたことが何よりでした。今日は、ホッと一息ついています。

また、保護者の皆様には、子どもたちのサポートやご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。また、保護者の皆様からは、子ども達や先生たちにお土産や差し入れをいただき、本当にありがとうございました。
最終日には、サマースクールの感謝のお言葉もいただき、ありがとうございました。
至らない点も多々あったかとは思いますが、何卒お許しください。

そして、夏休み中、ご指導・ご協力いただきました地域の皆様、誠にありがとうございました。職員一同、心より御礼申し上げます。


10月1日(土)10時から、平成29年度の学童保育入会願書配布・受付けが始まります。
来年度に向けて、また新たなスタートをさせていただきたいと思います。

これからも、地域の子どもたちの育成に力を注いでいきたいと思いますので、
今後とも、おおきなかぶ学童保育をどうぞよろしくお願い申し上げます。

来年もまたお会いしましょう!


平成28年9月1日

NPO法人民間児童館おおきなかぶ
理事長 中嶋 悦子