保育所ってどんなことをするところかご存知でしょうか?

仕事などで子どもの面倒をみられない家庭の子どもを親に代わって保育する場所、というイメージがありますね。それもありますが、ただ子守りをしてくれる場所だけじゃないんですよ。

保育所にはキチンとした「保育所保育指針」が存在します。
これは、学校に「学習指導要領」、幼稚園に「幼稚園教育要領」があるのと同じように、保育所における子どもの保育や施設の条件や年代別の対処、保育士や施設長の在り方や自己研鑽することまで事細かく書かれています。
これを元に、私たち施設長や保育士等は、保育環境を整えるために日々努力を行っているのです。

「保育所って何をするところだろう?保育って何だろう?」と思ったら、保護者の方も一度、保育所保育指針に目を通してもらえるといいかもしれませんね。
子育ての勉強にも役立ちますよ。


まずはじめに、
「保育所保育指針」(ほいくしょほいくししん)とは、1965(昭和40)年に保育所における保育内容の基本原則として、厚生労働省が告示する保育所における保育の内容に関する事項及びこれに関する運営に関する事項を定めたものです。現行の保育所保育指針は、平成20年に改定されたもので、10年に一度改定されます。

保育所は、この基本原則に沿いながら、保育所の実情や地域性などに応じて、創意工夫を図り、保育所の機能や質の向上に努めていかなければなりません。これは、保育所保育指針においても、各保育所の独自性や創意工夫が第一義的に尊重されるべきであるとしたうえで、保育所における一定の保育水準を保持するためには、各保育所が行うべき保育の内容等に関する全国共通の枠組みとして、各保育所が拠るべき保育の基本的事項を定める必要があることを示しています。

つまり、保育所保育指針には法的効力があり、保育所はこれに従って保育することが求められていて、これに従わなければ罰せられることもあります。ですから、保育所(園)の施設長や園長はこれを監督しなければなりませんね。

次回の改定は、2017(平成29)年度に厚生労働省から告示され、2018(平成30)年4月1日に施行される予定となっています。

この改定は、
 ①2015(平成27)年度から子ども・子育て支援新制度が施行されたこと
 ②0~2歳児を中心とした保育所利用児童数が増加していること
 ③児童虐待相談件数が増加していること
などの社会情勢の変化を受けて、以下の保育所保育指針の改定の方向性に沿った見直しが図られています。

保育所保育指針の改定の方向性(平成30年4月施行予定)
 ①乳児、1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実
 ②保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ
 ③子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた健康及び安全の記載の見直し
 ④保護者・家庭 及び地域と連携した子育て支援の必要性
 ⑤職員の資質・専門性の向上

出典:『保育所保育指針の改定に関する中間とりまとめ』の情報を基に作成(平成29年2月現在)

保育のヒントより~

また、保育士等は、保育の質を高めるために園内外の研修を行わなければなりません。
当園では、毎月の園内研修と日本保育協会等の研修を毎年受けています。研修報告は園内外で保護者や行政にも行ったり、自己評価チェックリストで自分の保育を見直したりしています。


年長児の保育については、今年から小学校教育を考慮して、入学準備として生活面と学習面の自立を目指していきたいと思います。

ちなみに、小学校には小学校学習指導要領があり、公立の小学校はそれに従い授業を行っています。

文部科学省HP「現行学習指導要領・生きる力」に
「生きる力を育むために、子どもたちの未来のために」とう記述があります。

現在の学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。 この基礎となるものが、実は乳幼児期の保育なのです。「すべては保育に繋がる」との言葉もあるほど、乳幼児保育はとても重要なのですね。

現行の学習指導要領の特徴に、この「生きる力」を育てることがあります。

では、生きる力とは何でしょう?
生きる力とは、いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力。
自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性。
たくましく生きるための健康や体力。
こうした資質や能力を、変化の激しいこれからの社会を[生きる力]と称することとし、
これらをバランスよくはぐくんでいくことが重要。
と述べたことから、教育の新たな目的の一つとして上げられるようになりました。

保育所でもこれを受け、保育と教育を一体的に行うことにより、
”生きる力の基礎”を培うことが大切だとされています。


ご家庭での子育て・教育方針のご参考にしていただければと思います。


ご興味のある方は、こちらもご覧ください→保育所保育指針解説書

NPO法人民間児童館おおきなかぶを設立して、今年4月で10周年になりました。
これもひとえに、関係者の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、活動を応援してくださった皆様方のお陰様です。心より感謝申し上げます。

今振り返るとあっという間の10年間でしたが、当時は右も左もわからずにやっていたことを思い出します。

おおきなかぶを設立する前、私は11年間暮らした所沢から、誰も知り合いのいない大網に引っ越してきたばかりで友達もいませんでした。当時末っ子は3歳。(私は37歳)友達作りをしようと思っても、当時は今のように子育て支援センター等の子育て支援が充実していませんでしたので、親子が集まって活動できる所があまりありませんでした。
公園へ行っても親子の姿は少なく、「所沢へ帰りたい…」と何度も思ったものです。

悶々とするうちに、「そうだ、居場所がなければ自分で創ろう!」と思い立ち、子育てサークルを立ち上げようと末息子を自転車の後ろに乗せてチラシを作って近所を回り始めました。
公園などで配ってもまったく相手にもされず、地域の家を一軒一軒訪ねても、セールスと間違われてインターフォン越しに怒鳴られたり、犬に吠えられたり…。
友達が出来たかと思えば、面倒くさいことがあると去っていく…。
しばらくはそんな繰り返しでした。
今となってはいい思い出ですが、相当落ち込んだ時もありました。

でも、
「私と同じ寂しい子育てをしている人がいるに違いない」
「人からバカにされようが、笑われようが、その人に出逢うまで続けていこう」
と思っていたから、やってこれたのだと思います。


当時、私がやっていたことは、傍から見ると本当にバカげたことのように思ったことでしょう。お金にも得にもならない面倒なことをずっと続けていたのですから。
でもそれは、現在のNPO法人民間児童館おおきなかぶの基盤となっていきました。
あの時に諦めず続けてこれたから、笑顔のあふれる今日がここにあると心からそう思っています。

今思えばあれが苦労だったのでしょうが、当時も今も苦労と思ってはやっていません。
苦労と努力の違いは、目標があるかないかの違いなのかもしれませんね。

どんな活動においても、構想を明確に持つことが目標達成につながるのだと思います。
そのための行動であったら、人から笑われても続けていくことができます。

私は、過去に苦労したことの何十倍もの成功やしあわせを、今みんなから貰っています。
これからもきっと良くなっていくと想像します。

人からバカにされても、笑われても、
自分の人生は自分で責任を持って、やりたいようにやればいいのです。

人は自分を縛るものからふっきれた時、自由になれるのだと思います。
自分を縛っているものとは、自分自身の『考え方』です。

自分にウソはつけないものです。
自分に正直になれたら、やるべきことが見えてきますよ。


今月は、総会があります。
今年は正会員も増え、活気にあふれています。

20周年を目指して、これからも地域のお役にたてるNPO活動を行っていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

昨日は、ありんこ親子保育園のぞう組(4・5歳児)園児と、ありんこ農園で苗付けをしてきました。
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今日から本格的に子ども達と農園のお仕事を行いました。
すでに畑は前もって耕して肥料をいれてありますが、
雨が降って土が固くなっていたので、鍬を持って耕すところから始めました。
はじめは先生と一緒にやって、それから自分ひとりで挑戦。
今日は初めてだったので、嫌がる子がいるかな?と思ったのですが、
そんな心配は無用でした。
園に帰るなり「先生、楽しかったね。また行きたいね」「お野菜大きくなるかな」と、
とっても楽しかった様子でした。
先生たちも、可愛い子ども達と一緒に畑仕事ができて、本当に楽しいひと時でした。


うさぎ組(2歳児)&きりん組(3歳児)でも、園内の畑で苗付けを行いました。
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「おおきく、おおきく、おおきくな~れ!」
子ども達もおおきくな~れ!

これから毎日、子ども達と一緒にお水をあげて大切に野菜のお世話をしていきます。
今から収穫が楽しみです。


園長をしている自分が言うのもなんですが、
こんな保育園っていいな…。

農業体験というだけでなく、食育という理由ではなく、
自然や働くことが当たり前に生活の一部になっているんですよ。
都会の子から見ると、なんて恵まれているのかと思いますね。

毎日、明日が来るのが楽しみな保育園って、素敵だなと思います。

これは、ここで働く大人の私たちも同じです。
明日の楽しみがある人は、それだけで幸福なことですね。

今でも、「今日は何をしようかな」と思うと、ワクワクした気持ちになります。
気持ちが明るいと、明るい出来事が起こっているようです。
朝も早く目が覚めます。

長生きの人は、早起きの人が多いそうですよ。
朝日が昇るときに考えたり身体を動かすことは、心身ともに健康だからできるのでしょう。
夜型の人は、明日を楽しみに早く休むようにして、物事は日が昇る朝に考えるといいですね。

子どものころから早寝早起きの生活習慣を身につけて、働く喜びや考えて行動するたくましい子どもに育ってほしいなと思います。
そんな願いを抱きながら、今日も畑仕事に励んでいきたいと思います

昨日のブログでは「心と体の疲労チェック」をご紹介しました。
今日は、メンタルヘルスで気をつけなければならない点をご紹介します。


心の不調は異常なの?

あなたは、学校や職場で精神的に悩んでいる人になんと声をかけていますか?

「学校や会社へ行きたくないの休みたい」と言われた時に、ほとんどの人は、
「そのくらいのことで悩んでいないで、しっかりしなさい」
「なまけないで行きなさい」
「くよくよするなよ。一緒に飲みに行こうぜ」など、
元気づけようと励ましたり、叱咤激励することが多いのではないでしょうか。

では、風邪で高熱がある人にはどう言いますか?
「無理しないで休みなさい」
という人がほとんどではないでしょうか。

この違いはどこからくるのでしょうか?

一言でいうと、心の病気を特別視しているということです。
私たちの心は、風邪を引くのと同じように病気になることもあります。
風邪を引いたら休養をとって、栄養のあるものをとる必要がありますね。
心の病気も、風邪を引いているのと同じ状態なのです。

高熱のある人に、
「身体の鍛え方が足りないのだ。今からマラソンするぞ!」
と誘う人は誰もいいません。
心が病気の人に、
「そんなことで落ち込んでいないで、飲みに行くぞ」
と誘うのは、高熱のある人をマラソンに誘うようなものなのです。
ですから、心の不調を感じている人は休息をとる必要があります。

しかし、心が不調を感じた時に、休息を取ったり、気分転換できない人も少なからずいますね。そうした人が心の病気にかかりやすい人なのだそうです。

また、いくつかの実験や研究などから、心の病気は特殊なものではなく、誰にでもかかる可能性があるそうです。

上司が、部下が、同僚が、
夫が、妻が、子どもが、
自分が…、
いつ心の病になるともわかりません。

いつも前向きに見える人が、「自分は大丈夫」と思っていた人が、心身症やうつ病になったりしたケースは多々あります。若い頃は忙しいですし、まだ体も元気ですが、齢を取って体が思うように動かなくなったり、病気になったり、引退した後や人間関係が悪化してきたりした時などに、それまで感じたことのない喪失感やストレスが襲ってくるようです。
真面目で几帳面な頑張り屋さんは、少し息抜きしたり、思っていることは口に出して発散するように心がけましょう。

すでに心の病気にかかってしまったと思われる人は、勇気を持って専門医に相談するか、一度、メンタルヘルス専門のカウンセリングを受けてみましょう。

ウツだと診断されたら、薬を処方してもらえます。
風邪の時には風邪薬を飲みますね。
それと同じで、ウツの時も処方された薬をキチンと飲んだ方がいいそうです。

誰にでもなる可能性があるのですから、
自己判断で心の病を悪化させないようにしましょうね。

新年度が始まり、少しずつ新しい生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
ホッとすると訪れるのが、”疲労”です。

始まった当初は緊張しているので気力で乗り越えてこられましたが、
慣れてくると、不調が出てきやすくなるので気をつけなければなりません。

体の疲れは休めばある程度とれますが、心の疲れは知らず知らずに溜まっていくもの。
自分の現状をみつめて、対処したいものです。


あなたは最近、疲れたと感じることはありませんか?

疲れた心も休ませなければなりません。
「休む」と言うことは、「疲れ」と対になった行為です。
疲れを取るために休む、疲れないために休んでおく、ということです。
そのためにはまず、自分がどのくらい疲れているのかということを知っておく必要がありますね。

≪疲れの水準を判定する目安≫
ここ1か月、あなたは通常の仕事、学業、家事が、

レベル0・・・障害なくできる
レベル1・・・できるが、少しつらい
レベル2・・・休養をとるほどではないが、手を休めつつどうにかなっている
レベル3・・・数日臨時休暇を取って、家で休養が必要
レベル4・・・週に数日は臨時休暇を取って、家で休養が必要
レベル5・・・全くできず、家でほとんど横になって過ごす生活をしている

※明確な身体的な病気にかかっている場合は、この水準表は通用できません。
(厚生労働省採用基準を基に作成したもの)

レベル3以上になるとかなり疲れが溜まっている状態で、慢性化している可能性があるそうです。ここでしっかり疲れをとっておくことで、季節の変わり目の初夏を乗り切る力になりますよ。

自分の疲れレベルを確認して、
疲れていたら、早めに、ちゃんと休むように心がけましょう。

自分が思っていることは、言葉にしなければ相手には伝わりません。
反対から言えば、伝わらなければ思っていないのと同じです。

言えない、伝わらない…と思う前に、伝える努力をしているか?
伝える努力もしてないのに、わかってもらえないと嘆いてはいないか?

これは、言った、言わない、ということではなく、
日頃からコミュニケーションをとっているかということが大切だと思います。

相手にちゃんと理解してもらうためのコミュニケーションスキルを持っているかという問題にもなってきますが、伝えられない人というのは、「自分のことをわかってくれない」と考えてしまう人が多いようです。
しかし、その原因は他人ではなく、往々にして自分自身の中にあることが多いようです。日頃から伝えることのできている人は、あまりそのような考えにはなりませんね。

人間関係がうまくいかない人(自分自身に問題があった人)を見ていて思うのは、伝える方法が限られていて、他の手段を使わない、または知らない人が多いのではないかということです。これが直接的、間接的に「人間関係」に影響しています。

そして、このような問題を持つ人の根本にあるものは、「自信のなさ」だったり、「自己評価(自己肯定感)の低さ」だったりします。

これって、元をたどれば乳幼児期のアタッチメント(愛着)の形成に関係しているのではないかと、私は疑問を持っています。自己評価(自己肯定感)とは、愛着形成により育つもので、概ね3歳までに育つと言われていますから、その人たちが幼少期にどのような育ちをしてきたか、実母との関係はどうなのか、なんて思ってしまいます。職業病ですね。

話は戻って、
思っていることがあったら、相手に伝わるように自分の言葉で話をしてみることが大切です。
相手がどう思うかは、相手の問題です。答えは相手に任せることです。

事と場合にもよりますが、
私は言わないで伝わらない方が、悪い結果になることが多いような気がします。

伝える努力はした方がいいと思いますが、
いかがでしょうか?

保育の場面では、子ども達とのいろんなエピソードがありますが、
とっても微笑ましくて面白い保育士さんの投稿があるのでご紹介したいと思います。
子供たちとの「ピュア過ぎる」エピソードで話題! カリスマ保育士てぃ先生の、マニュアルがないからこそ楽しい保育とは?
保育士さんには是非、読んでほしい内容でした。

保育の仕事は大変なことも多いのですが、
保育の魅力は、なんといっても子ども達とのやり取りですね。

去年はできなかったことが、今年は楽々とできるようになる子ども達。
子ども達の成長が感じられると同時に、親御さんや保育者の成長も感じられます。

この仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。

これからも、子どもも大人も成長できるような保育園にしていきたいと思います。

先日、半日だけ1歳の孫を預かったのですが、
お昼寝をさせようと一緒に布団の上で横になっていたら私の方がウトウトしてしまい…

ハッと気づいたら、部屋はテッシュだらけ…。
バックの中身は全部ばらまかれ、紙袋をビリビリに破いている最中でした

その時の私はというと、「ま、いいか」の気持ちでした。
そして気づきました。
我が子の子育て中は、こんな時イライラしていたかもな…と。

そして、一通りいたずらをした後、なんと自分から布団に来て、
何事もなかったかのように、すやすや寝てしまったんです。

な~んだ、子どもって寝かせつけようとしなくても、眠くなったら勝手に寝るんだな。
と思ったら、我が子の子育て中には、相当無駄なエネルギーを使っていたことにも気づきました。

そして、我が子を育てているときには見えなかった親という自分の姿が、
孫は親と対で見えてきますね。
だから、一歩下がった所から、親子のやり取りを見ることができるので、
子育てを客観的に見ることができることにも気づきました。


子育てで、イライラしたりストレスを感じている人は、
「ま、いいか」と思う心のゆとりを持つといいかもしれません。

イライラしてエネルギーを使っても、「ま、いいか」と思えばイライラも軽くなります。
イライラしても、「ま、いいか」と思っても、どちらでも行き着くところは同じ、ということの方が多いような気がします。だったら、余計なエネルギーを使わず、余裕のある1日にした方が、私は良いと思います。

掃除は?
⇒今やらなければならないことを優先させて、「とりあえず、夕方までは掃除機だけでもかけておこう」とか、「とりあえず、玄関だけはきれいにしよう」とか、とりあえず、毎日一か所掃除をしていればOK。全然やらないのは問題ですが、今やってもやらなくても、どちらでもいいという気持ちでお掃除しましょう。

洗濯は?
⇒育児中は、洗濯物が山のようですね。 雨の日が続くと最悪です…。
まとめてコインランドリーでもよし。部屋干しでもよし。
思いきって、乾燥機や除湿機を買ってもよし。

育児は?
⇒ミルクでもOK! 母乳ならなおよし!
どちらでも子どもは育ちます。

家事も育児もキチンとこなせればいうことないですが、そのためにお母さんがイライラして家庭の雰囲気が悪くなるようならこれは問題です。家事や育児を完璧にするよりも、お母さん自身の心のゆとりを持つことの方が家族にとっては重要なことです。ですから、この時期は家事は少しくらい手抜きしてもOKだと思いますが、いかがですか?


子どもが大きくなると、もっとたくさん選択肢が出てきますよ。

保育園がいいか、幼稚園がいいか。
私立にしようか、公立にしようか。
習い事や塾はどこにしようか。
進学は。
就職は…。

子どものためにどちらかを見極めることは大切ですが、第一志望がダメで第二希望に進んでもそれも人生。一生懸命に取り組んだ結果なら、どっちの道に進んでもよしとする心のゆとりがあったらいいですね。

結局は、どちらにころんでも自分次第。
親も子も、どんな道でも、自分の人生を受け入れられる人に育っていることが大事なんだと思います。

人間というものは、自分がしてあげたことはいつまでも覚えているもので…。
自分のエゴ(自我)を中心に据えて生活をしているからですね。
だから、理屈っぽくなるし、人に親切にしても、愛情を表現しても
「やってあげてる」という我が強すぎて嫌味になったりします

私は恩師に、
「自分がしてあげたことはすぐに忘れなさい。
そして、他人からしてもらったことは一生忘れてはいけません」
と教わりました。

本当にそうだなと思いました。
考えてみれば、自分のしてあげたことなんて、人からしてもらったことに比べたら大したことじゃないです。それをあたかも、俺(私)のお陰だろうとばかりに恩着せがましく「あいつは誰のお陰で…」なんて考えてしまうから、素直に「ありがとう」が言えないのかもしれませんね。

生きている間に仏心になる

死ぬときには何も持ってはいけません。
「私の人生って本当に楽しかったな。みんなありがとう」と思える満足感・達成感・感謝の気持ちがあればいいと思うのです。その徳は、自分が死んだあとも自分の魂に残ります。そのためには、今生きている間に仏心になることが大切だということですね。

仏心になるとは、『大慈悲』のことで、アビダルマ教学においては、厳密に「慈・悲・喜・捨」(じ・ひ・き・しゃ)に分別され、四無量心、四梵住とも呼ばれているそうです。

慈 -「慈しみ」:相手の幸福を望む心
悲 -「憐れみ」:苦しみを除いてあげたいと思う心
喜 -「随喜」:相手の幸福を共に喜ぶ心
捨 -「落ち着き」:相手に対する平静で落ち着いた心



自分が「してあげた」ことはすぐに忘れて、人に「してもらったこと」は一生涯忘れず、生かされていることに感謝すること。人間同士、共に喜ぶ心を持つこと。
「生きている間に仏心になりなさい」と、天は人間に教えてくれているのですね。

教えられたことをすぐに忘れてしまうのも人間です。
教えを忘れず活かせられるように、日々精進ですね。

皆さんは、レジリエンスをご存知でしょうか?

レジリエンス(rasilience)とは、
困難な状況であっても、柔軟に対応しそれを乗り越えていく力のことで、精神的回復力、抵抗力、復元力、耐久力などとも訳されています。いわゆる「折れない心」のことです。

実は今の教育・保育では、このレジリエンスを育むことが求められているんです。
乳幼児だけではありません。今、都内の私立高校でレジリエンス 逆境力 “折れない心”を育てる授業が行われているそうです。また、日本の企業でも独自のやり方でレジリエンス研修を行っている会社も出てきているようです。

ということは、現代人は、すぐに心が折れてしまう人が多いということでしょうか…。

この現代社会で生き抜いていくためには、やはり子ども時代に”心を育てる”ことが大切だということです。


レジリエンスという概念が注目され始めたのは1970年代。
きっかけの1つとなったのが、第2次世界大戦でホロコーストを経験した孤児たちの研究でした。
孤児たちのその後を調査すると、過去のトラウマや不安にさいなまれ生きる気力を持てない人たちがいる一方で、トラウマを乗り越え仕事に前向きに取り組み、幸せな家庭を築く人たちもいたのです。
同じ経験をしながら、その後の人生が大きく違うのはなぜか?
研究から、逆境を乗り越えた人たちには共通の傾向がある事が分かってきました。
NHKクローズアップ現代「“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?」より~

レジリエンスには、心が折れないための4つの要素があります。
・感情のコントロール
・自尊感情
・自己効力感
・楽観性
・人間関係

このどれも、結局は「人間関係」に繋がっています。
・感情のコントロールは、ケンカをして悔しい思いや仲直りして嬉しい気持ちの感情体験が必要です。
・自尊感情は、アタッチメント(愛着)理論から成り立つものです。親子のふれあいや親しい大人とのしっかりとした愛着の形成が大切です。
・自己効力感とは、人が何らかの課題に直面した際、こうすればうまくいくはずだという期待(結果期待)に対して、自分はそれが実行できるという期待(効力期待)や自信のことを自己効力感といいます。つまり、「自分を信じて頑張れる気持ち」のことです。これも自尊感情があればこそです。
・楽観性とは、プラス思考のことで、物事を肯定的な方向に捉える考えを行う傾向のことです。 ポジティブシンキング(Positive Thinking)、積極思考ともいいます。

保育園という立場からレジリエンスを考えた時に、私が今までやってきた保育経験から言えることは、

・乳児期はアタッチメントの形成を重要視すること
・自然の中で伸び伸びと自分のやりたいことをやれる時間があること
・異年齢の中で、様々な年齢の人とのふれあいが多いこと
・乳幼児期に小さな成功体験をたくさん積ませること
・幼児期に小さな失敗や課題を乗り越える経験を積ませること
・心が解放できる時間をつくること

そのうえで、躾を教えることです。

心が育っていないうちには、いくら厳しくしたところで乗り越えることは困難になります。
人間の基礎となるものを、子どもの頃に身に付けておく必要があるのではないでしょうか。

なぜ教育するのかと言えば、その子が将来社会に出た時に自分の人生を自分の力でたくましく乗り越え、自分の夢や希望を達成するために必要な知恵や経験を持たせるためではないかと考えます。
それならば、大きな根っこのあるたくましい人間に育てておくことが大切ですね。
乳幼児期は人生のはじめのたかが数年間ですが、その子が生きる寿命の大部分の人生の基礎が集約されていると思えば大変貴重な時間です。

学力だけあってもダメな時代です。
知・徳・体のバランスのいい人間の育成が、レジリエンスを育てるということだと思います。

人の心って、面白いものです。
できると思えばできるし、できないと思えばできません。
本当に心通りになるみたい。

できないという先入観は、人間の可能性をつぶして不可能にしてしまいます。
ダメだ、できないと諦めていたら、ずっとできないままです。
それでは、なりたい自分になるのは難しいですね。


後悔って、「短期の後悔」と「長期の後悔」があるそうですよ。

「短期の後悔」とは、やって失敗したときに思うことで、
わりとすぐに忘れてしまうことが多いそうです。

「長期の後悔」とは、やらなかったことに対して思うことで、
忘れられないことが多いそうです。

「若い頃に勉強しておけばよかった」
「あの時に恋愛(結婚)すればよかった」
「やりたいことをなんでやらなかったんだろう」
「あの仕事を引き受けておけば、今頃は…」など…。

可能性があったのに、やらなかった、できなかったことへの後悔がいつまでも心に残るようです。

今、あなたの目の前にあるものは、ダダの石ころのように見えることかもしれませんが、それはダイヤモンドの原石かもしれない。しかし、磨かなくてはわかりません。

磨くことを研磨(けんま)といいますが、それをしなければ、たとえダイヤモンドの原石であろうが、きれいな輝きにはなれないのです。

人もそうです。
輝きたいのなら、自己研鑽するしかないのです。


私は11年前までは、普通の主婦でした。
時間もない、お金もない、人脈もない、地位や名誉も何もないところでも、唯一、自分の可能性を信じて行動しました。その甲斐あって、今では皆が笑顔で働ける素敵な会社を創ることができました。初めの一歩から、私の人生が輝きだしました。
でも、あの時に「ダメだ、無理だ、できない」と思っていたらどうなっていたでしょう。今のような楽しい人生にはなれませんでしたし、「やっぱりやればよかった」と後悔していたと思います。


ただの石ころだった私を磨いてくれたのは、世間の人であったし、世の中の厳しさでしたが、だからこそ研ぎ澄まされて仕事に対する集中力を身につけることができ、事業を軌道に乗せることもできました。それがあったればこそ、後悔のない人生にすることができたのだと思います。
辛かったことも、今となっては「やって良かった」と心から思えます。


普通のサラリーマン、主婦、学生、子どもだって、その人がもつ可能性は無限大です。
人間の可能性はできると信じてこそ、その輝きは本物になっていくのだと思います。


あなたは、自分を輝かせたいと思いませんか?

いくつになっても、
人生はまだまだこれからですよ。


まあ、毎日、色んなことがあるもので、
1日として同じ日はありませんね。

私は保育園や学童保育を経営している関係上、
たくさんの子ども達や保護者の皆様と接する機会が多いので、
喜びも辛さも、人の数倍もらっている感じがします。

でも、やっぱりこの仕事は面白い!
子ども達が素直に可愛いです。
毎朝、今日が楽しみで早く目が覚めてしまいます。
(朝早いのは、齢のせいだと言われますが…笑)


先月は、学童OBが高校に合格して挨拶に来てくれたんですよ。
大きくなってからも、学童にいた時のことを覚えていてくれたんです。
先生の仕事って、この瞬間がたまらなく嬉しいんですよね。

そして、今週は入学式でした。
卒園児も、新たに学童保育に入会してくる1年生たちも小学校の入学式の晴れ舞台を、来賓席から見とどけることができました。
長年子どもに携わっているからこその喜びです。

今年度は、「ありんこ農園」をやり始めました。
子どもたちが伸び伸びと自然と触れあい、
自分たちで食べる野菜を育てようと広い畑を開拓中です。
今は、子ども達が「ひみつきちつくりた~い!」と、
秘密基地つくりに盛り上がっています。


子どもがいる生活は、大変なことも多いですが、
家庭と保育園が連携すれば、もっと子育ては楽しいものになり、
子どものより良い成長にもなりますね。

人生の中で、今日という日は1日しかないのです。
今日も、楽しい1日にしていきたいと思います。

先週、ありんこ親子保育園で、Yさん(68歳・女性)の保育支援者を採用しました。
保育支援者とは、保育士の負担を軽減するために、配膳準備、清掃、環境整備などを業務としている職員のことをいいます。

それが、とっても穏やかで、上品で、意欲があって、とても68歳には見えません。
配膳準備や保育士がやりきれてない細かな掃除や片付け、草むしりなどを率先してやってくれるんですよ。
仕事は丁寧だし、子育て経験や保育園の保育補助の豊富な経験もあります。落ち着きのある安定感がまたいいんです。

シニア世代の人と触れ合うことができて、子ども達にはとてもいいことです。
でも、一番刺激になっているのは私たち職員です。
68歳が若々しく意欲あふれて楽しく仕事をしているのに、まだまだ現役の私たちが弱音を吐いていてはと、発奮させられています。仕事がスムーズになり、活気にあふれてきました。
とてもいい刺激になっています。


シニアの力って侮れないですね。
これなら、もっとシニア世代を採用してもいいかな、と思っています。

現役を引退したシニア世代の保育士さんとかいないかな…。
どなたかいい方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください


今日は、ありんこ親子保育園おおきなかぶ学童保育の学区内にあるM小学校の入学式。
新1年生と保護者の皆さん、ご入学おめでとうございます。

赤ちゃんだった子どもたちが、こんなに大きくなって、
今日の入学式を迎えられたことは、喜びもひとしおですね。

保育園の卒園生や学童保育の新1年生が楽しく学校生活を送れますように、
陰ながらお祈りしています。


明日から、ピカピカの1年生が登下校します。
おおきなかぶ学童保育にも新1年生たちが大きなランドセルを背負って帰ってきます。
しばらくは、学校の先生が集団下校で連れて帰ってきてくれますが、おおきなかぶでも職員が途中までお迎えに行きます。

学校生活に慣れるまでは、何かとご心配なことがあると思いますが、
その都度、職員に聞いていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

昨日、子どもってすごいな…と思ったことがありました。

おおきなかぶ学童保育では、徳育として
「ブッタがせんせい」の本の読み聞かせをしています。

初日は、ブッタ(お釈迦様)や神様仏様の話を初めて聴く子がいたり、お寺を知らない子もいて、ちょっとびっくりしました。そういえば今どきは、「そんなことをしたら、罰が当たるよ」とか「お天道様がみているよ」とかいいませんからね。

昨日は2回目の読み聞かせをしたのですが、読み始める前に「初めてブッタのお話を聴いてどう思った?」と、子ども達にたずねてみたんです。
すると、前回、「お寺ってなに?仏様なんてしらな~い」と言っていた新1年生の○くんが、「先生、ぼく心にでんきができたよ」と言ったんです。
どういうことか詳しく聞いてみたところ、「心に光ができた」そうなんですね。
”気持ちが明るくなった”と表現したかったのです。
そして、「ぼくは大人になったらやさしい人になりたい」とも話してくれました。
子どもって、すごいなぁ…。

そして、お話が終わった後には、本当にやさしくて穏やかな顔に変わっていました。私を見つけるなり笑顔で駆け寄り抱きついて、私のエプロンに顔をうずめて喜んでいました。

私はその瞬間、「この子の光になってあげたいな…」と思いました。
この瞬間がもしかすると、暗闇のまま行くのか、光を見つけて進むのかの分かれ道になる子もいるのかもしれませんね。

世の中には、暗闇のまま進んでしまう子どもがたくさんいます。
誰かが明かりをともしてやらなければ、将来道を外すことにもなりかねません。

でも、素直な子ども時代に明かりを見つけられたら、その子は救われますね。
自分の道しるべがある子は、自分の進む道を選べるようになれるでしょう。
そんな心のともしびを身近な大人が示してあげることが、
子どもを救うことに繋がると私は信じています。


心にでんきができた○くん。
先生もうれしいよ。

今日も子ども達にあうのがたのしみで、朝早く目が覚めました。
子ども達に出合えたことの喜びでいっぱいの毎日です。

昨日から小学校は新学期が始まりました。
進級おめでとうございます。

4月1日から、新1年生たちがおおきなかぶ学童保育に入会しました。
が…。
初日から、子ども間でのトラブルが次々と勃発。
相手の気持ちを考えない行動が目につきます。
言われた方は心が傷つくことを話しましたが、目が離せません。
初日から対策会議です…。

暴言、いじわる、仲間外れ、いじめなどの芽があったら、小さいうちに解決させることが大切です。ひとり一人、よく観察してみることが必要ですね。

これは、1年生だけではありません。
数年前から、2年生、3年生も手がかかる子が増えてきました。
生活面と学習面の両方に支援が必要だと感じる子が、このところ多いような気がします。

それと並行して、『心を育てる』ことが必要だと感じています。
これから子どもたちが広い世界で生きていく上で、とても重要になります。


おおきなかぶ学童保育では、心を育てる取り組み『徳育』として、『ブッタがせんせい』の読み聞かせを行っています。

この本を読み聞きかせしているときは、不思議とみんな黙って聞いています。
自分のためになると自分が思った時、子どもは心の成長ができるのだと思います。

心が育てば、子ども自身も楽に生きられます。
怒られなくてもすむし、やさしい気持ちになれば自分が好きになるでしょう。
自分が好きになれば自信がついて、困難なことでもチャレンジできます。
身体も大きく成長して、逞しく育っていくことでしょう。

心を育てることは、生きるための土台となるものなのです。
お家のほうでも、お子さんの心の成長を応援してほしいなと思います。

ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾
(2012/02/17)
宮下 真

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自分がされたくないことは、きみも人にはしてはいけないよ
小さなことでもわるいことをしたら、きっと自分にわるいことがかえってくる
まわりの人がやってもやらなくてもじぶんがやるべきことを、ちゃんとやろう
ほかの人とのきょうそうよりも、自分にかつことがだいじ
いのちはいちばん大切なもの きみも、たくさんのいのちにささえられている
もし、わるいことをしてしまったら そのなんばいも、いいことをしよう
なんでもほしがる、よくばりなこころは いつか自分をきずつけてしまうよ
手をあらうように、いつも心をきれいにしておこう
らんぼうなことばはつかわない。自分にもいやなことばがかえってくるから
~ブッタがせんせいより~

仕事でも、遊びでも、好きで始めた趣味でも、長くやろうと思ったら
なるべく無理をしないことです。

これからやろうとしていることや、仕事や目標を達成しようとする時もそうですし、
人間関係でも、とにかく自分にとって苦痛になるようなことはなるべくしない。
不本意だと思いながら無理をしても、それは必ずどこかで歪みになります。

無理を続けるとストレスとなり、それが悩みになります。
日々、エネルギーが消耗されて疲れます。
その結果、何事も続かなくなりますね。

私は、何かを始めようと思った時、無理をしないとできないな、と思ったら始めからやらないことにしています。無理をしなくてもできる自信がないと、始めようとは思わないのです。
今までも、無理して始めたことは長続きしませんでした。
それは、とても無責任なことですから、無責任なことは始めからしないことにしたのです。

自分が無理しないとできそうもない仕事は引き受けない。
無理なことを引きうけても、結局は出来なくなって後で迷惑をかけることになるからです。引き受ける前に自分と相談して、これなら私にもできると思ったことを引き受けるようにしています。それでも、予想外に大変だったということもありますが、引き受けた以上は最後まで責任を持ってやるようにしています。

人付き合いも同じです。
付き合いたくない人と無理に付き合ったり、無理に深入りするというのは、感情的に抵抗と葛藤が生じて苦しくなりますから、イヤな出来事やしんどいことが増えてきます。泣きたくなるような出来事や結果になることがわかっているのなら、できないことややりたくない人付き合いは、「ごめんなさい」と謝って断るのが相手のためでもあります。時には、断る勇気も必要なのです。

相手の意見も聞き、自分の意見もキチンと言うことを『アサーション』と言います。
できない理由をキチンと伝えることで、相手も自分も対等な関係で話ができるのです。

社会人ならそういう関係になることが、責任ある人間関係ではないかと思います。

大人と子どもの間には境界線がある。
それを大人が子どもに教えてあげることが、子どもを守ることになる。


と、私が子育てを学びはじめた当時、先生がおっしゃっていました。
大人の世界には、子どもはまだ入れないんだということを教えるのだそうです。

お酒やたばこは子どもは飲めない。
パチンコ屋には入れない。
これはわかります。

では、「大人の話に首を突っ込まない」はどうでしょう?
昔は、『長幼の序』とか、『分をわきまえる』という言葉があったので、自然と年長の者が教えていたように思います。

しかし、今の子どもたちは平気で大人の会話に入ってこようとします。
私は、学童保育を運営していますが、先生方と連絡等の会話をしている時でも、
「それ、何のこと?」と、平気でため口で大人の話に入ってきます。
そういう時は、「今は、大人のお話をしているの。話に割り込んではいけません」とハッキリと言います。
そうやって、大人と子どもとの境界線を示しています。

大人同士で話をしているのに、割り込んで自分の話を始める子もいます。
そんな時は、「今は、あなたにお話をしているのではありません。後にしてね」
と言います。
そして、大人の話が終わったら、約束通り、子どもの話をキチンと聴きます。

順番を待つことを教えるのは大事です。そして、分別を付けさせるために、「今は話してもいい時かどうか」を判断させたいと思っています。

こうして、子どもは大人の会話に入れないことを知り、自分がまだ大人ではないことを自覚していくのです。もう少し大きくなって、高校生、大学生になれば大人の会話が出来るようになります。大人と会話ができることへの憧れを持つようになれば、大人への期待も膨らむでしょう。

私が一番残念に思うのは、子どもが「大人になんかなりたくない」と言う子がいることです。その子の周りには、お手本になるような人生を楽しんでいる大人がいないのかもしれません。又は、こういう大人にはなりたくないというような、悪い大人の見本があるのかもしれません。
いずれにせよ、子どもが将来に期待できないような世の中にはなってほしくありませんね。


子どもに判断力をつけさせるためには、大人自身が一線を示す必要があります。
一線がわからないと、子どもは『言っていいこと悪いこと』、『やっていいこと悪いこと』の堺がつかなくなるようです。

子どもには立ち入れない場所があるし、許されないことがあるということを、是非、大人は子どもに教えておいてほしいです。

それが子どもを守ることに繋がると思います。


平成29年度が始まりました。
今年は節目の年です。

ありんこ親子保育園は、3月30日をもって認可保育園となり初年度がスタートしました。
ありんこの森保育園は、今年度より小規模認可保育園B型からA型になりました。

NPO法人民間児童館おおきなかぶは、4月1日で満10周年を迎えました。

今日から心機一転、益々充実した日々を送りたいと思っております。

今年度も地域の皆様に愛されるよう、子育て支援活動及び保育の質の向上に努めてまいります。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。



保護者の皆様へ

ご入園・ご入学・ご進級、おめでとうございます。

私たちは、保護者の皆様と連携して、子どもたちを育てていきたいと考えています。
不安やご心配事があるかもしれませんが、小さなことでも、その都度職員にご相談していただければと存じます。子ども達や保護者の皆様がイキイキ・楽しく過ごせるように、今年も職員一同、心を新たにして頑張って参ります。
今年度も、どうぞ宜しくお願い致します。

平成29年4月1日
 NPO法人民間児童館おおきなかぶ 理事長
 ありんこ親子保育園 園長
  中嶋 悦子