保育現場でも問題・課題になるアレルギー対応ですが、アレルギーとはどういった原因でなるのでしょうか。

私は子どもの頃からアレルギー体質で、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、貧血に悩まされていました。月に1~2回くらい発作が起きていました。授業中に具合が悪くなって、そのまま病院に行ったことも何度かありました。それは高校生まで続き、大人になってからは、偏頭痛、花粉症などにアレルギーが変化していきました。

しかし、不思議なことに子どもの頃からのひどい蕁麻疹が、18歳で家を出て上京してからというもの30年以上一度も出ていません。子どもの頃の蕁麻疹の原因には、精神的な要素が随分あったのだと思われます。

アレルギー体質について少し調べてみました。
アレルギーと言っても、様々な症状があります。
実は、その大元の原因は「自律神経」だったいうのをご存知でしょうか?

自律神経といえば、『自律神経失調症』(交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に起こる症状)を思い出しますが、副交感神経が働けば、粘膜から分泌物をだす作用が起こります。
リラックスして、正常に副交感神経が働けば、胃腸の粘膜から消化液が分泌されて消化が進みます。しかし、副交感神経が異常に亢進(興奮)すれば、消化液が分泌されすぎて、胃潰瘍などになってしまったりするそうです。
花粉症も副交感神経が異常亢進(興奮)しているために、鼻・目・ノドの粘膜から鼻水・涙・痰などの分泌物が異常に分泌される反応なのだそうで、もともと(先天的・後天的に)副交感神経が興奮しやすい体質をもっている人が、花粉症になりやすく、「アレルギー体質」とは、「副交感神経が興奮しやすい体質」なのだそうです。
<自律神経と花粉症の関係(アレルギー病の真の原因)>より参考~


子育ての勉強を始めた頃、先生から「アレルギー体質の子は緊張しているから、頭から首背中をやさしく撫でてあげなさい」と言われたことを思い出しました。
自律神経は首の後ろにあるので、その神経をやさしく撫でることでリラックスさせる効果があるとのことでした。

本来、真面目な性格だった私は、子どもの頃から緊張が強かったのでしょう。
両親の夫婦仲はあまり良くなかったこともあり、家でも学校でも緊張が大きかったのかもしれません。それに加え、長女だったこともあり、親から厳しく躾けられていたのも原因だったようです。

今は時々頭痛がありますが、本当に大人になってからは蕁麻疹はピタッと無くなりました。
親の気持ちって、顔の表情や態度や、言葉などで子どもに移るようです。
私の子どもの頃の一番の治療は、両親が平和に暮らすことだったのかもしれませんね。
そして、子どもだった私もリラックスして育てばよかったのです。

でも、大人になってからは違いました。
学校や家庭での緊張がなくなり、リラックスすることができるようになりました。
そして、無意識のうちに自分でリラックスするための‘気の持ち方‘を見つけ出したのだと思います。悩みやストレスを溜めないために、多少のことは「ま、いいか」や、「ダメで元々」の気持ちでいることも覚えました。

今考えてもしょうがないことは、なるべく考えない。
考えるだけで緊張したり、ストレスになりますから。
嫌なことは引きずらないで、次のこと、楽しいことを考えた方が、心身ともに健康でいられますね。

そうやって気持ちを切り替えてきたら、いつの間にかアレルギー症状も軽くなり、心身ともに強くたくましくなりました。
「病は気から」は、あながちウソでもなさそうです。


子どものアレルギーは親からの遺伝もありますが、代々続く親からの性格も影響しているのかもしれません。
親の性格で子育てをするため、子どもが悲鳴を上げている場合もあります。

アレルギー症状を緩和する薬はあっても、アレルギー自体を治す薬はありません。
体質改善は、環境改善から。
今一度、家庭内や学校での環境を見直し、改善してほしいと思います。


食物アレルギーの場合、一番心配されるのがアナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーとは、アレルギー症状が強く出た場合を言い、それに血圧低下や意識霜害が伴うものをアナフィラキシーショックと言います。短時間で激しい症状があらわれ、生命に危険を及ぼす可能性がある怖い病気です。一度治まった症状が再びあらわれることもあるため、「治まったから大丈夫」と安心せず、すぐに病院へ行くことが大切です。
また、食べただけでは症状が出ないのに、食べて4時間以内に運動が組み合わさると症状が誘発される特殊なタイプに、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」もあります。

アレルギーのあるお子さんは、アレルギー物質除去を心がけ、なるべくリラックスできる環境で育てましょう。

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