問題の当事者は、自分が問題だということに気づいていない。
しかし、近くにいる者は、それが問題だと、とっくに気づいている。
気づかない者に、それが問題だと言ってもわかならい。
だから、どこから間違えたのかもわからない。
周りにいる者には、すでに問題の解決策が見えているのだが、
当事者がその問題の解決策を実践することは、ほとんどないだろう。
なぜならば、自分を変えようとしないからだ。
自分が問題だと気づいた者だけが、道を間違えずに進むことができるのである。



私は、色んな相談を受ける立場にいますが、相談される方には2種類の人がいます。
問題に対して、”自分の責任で考える人”と”人にせいにしている人”です。

人にせいにしている以上、解決策はありません。
なぜなら、人は変えられないからです。

問題の根本的な原因は、誰でもないその人自身にあることが多いのです。
しかし、問題の当事者には自分が問題だということはわかりません。
なぜなら、それを教えてくれる人は誰もいないからです。

周りで見ている人は皆、その問題に気づいていて解決策もわかっているのですが、他人がそれを言うことはめったにありません。なぜなら、わからない人に言っても無駄だと諦めているか、人に意見をしたくないと思っているからです。

結局、問題の当事者は、決定的な問題に気づけないまま過ぎてしまい、もっと大きな問題となって全てを無くすことにもなりかねないということです。


では、どうすれば気づけるのか?

転んで、痛みを知る。
無くしてみて、初めて大切なものだったと気づく。

しかし、それでは遅いのです。



問題の解決策は、自分で間違いに気づくことです。

・本当の原因はどこにあるのか考えてみる
 これまで形を変えながらも同じ内容の失敗や問題が繰り返し起きていませんか? 
 間違っているのは自分の方ではないかと疑ってみることです。

・結果を考えてみる
 正しさにこだわるよりも、最終的に自分がどんな結果を望んでいるかを考えてみてください。あなたの考えは一つの意見に過ぎず、自分の信念を主張しているだけという場合もあります。

・他人の行動を変えようと思わないこと
 相手に変わることを要求するのは、間違ったアプローチだと思うこと。
 相手の間違いを非難してばかりいないで、自分をコントロールすることを考えてみましょう。

・事実を参照する
 客観的に事実を見るよりも、自分の信じていることが正しいのだと証明できる証拠を探してしまうことがあります。それが間違いであるとわかった後でも考えを改められないことさえあるのです。
 最初にある情報を信じてしまうと、後にそれが間違いだとわかっても最初に聞いた情報の影響を受け続けてしまい、正しい情報を認識し直すのに苦労するという心理的現象があるからです。事実を見ることが大切です。

~参考~
頑固なあなたへ~自分の間違いに気づき、それを受け入れるためのレッスン

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真の保育とは何か?