今回の北海道の旅で、改めてPHPの素晴らしさを学んだように思います。

私がPHPを知ったのは20代の頃。
松下幸之助の生き方に感銘し勉強していたところ、松下さんが晩年に創設したPHP研究所を知りました。

PHPってなんだろう?
と思ったのが、PHP本誌の読者になったのがきっかけです。

PHPとは?
(株)PHP研究所は昭和21年(1946)11月3日に松下幸之助によって創設されました。「PHP」とは、“PEACE and HAPPINESS through PROSPERITY”の頭文字で、“物心両面の調和ある豊かさによって平和と幸福をもたらそう”という意味です。月刊誌『PHP』は、そのための知恵を集め、知恵を届ける機関誌として、昭和22年(1947)4月に創刊され、現在に至っています。
 (株)PHP研究所が創設された昭和21年は、第二次世界大戦の敗戦直後で、日本は日々の食事にも事欠く大変悲惨な状況にありました。その中で松下幸之助は、「これが本来の人間の姿だろうか」という強い疑問と憤りをもち、人間のあるべき姿を求めて研究し、さまざまな人に教えを請いました。そして、「万物の霊長たる人間は、本来、物心ともに豊かで、平和に、幸せに生きていくことができるはずだ」との信念をもつに至り、そのための方策を衆知を集めて見出すために、(株)PHP研究所を創設し、PHP活動を開始しました。

素直な心になるために
松下幸之助創設者は、「素直な心」を次のように定義しています。
「素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心であります」。
お互い人間が最も好ましい生き方を実現していくには、それにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが「素直な心」であるというわけです。



私は、この「素直な心」というのがすごいことだと感じています。
大人になると、しがらみやプライドが邪魔をして、人の話を素直に聞き受け入れられなくなるからです。

どうして、しがらみやプライドが出てきてしまうのか?
それは、その人がそれまで生きてきた中で身につけた自分を守る生きる術だったからでしょう。しかし、それが強すぎると大切なものが見えなくなってしまいます。人の話を聞けなくなってしまいます。孤独な生き方を選ぶようになってしまうかもしれません。
それでもいいと思っていても、どこかで不安になるのが人間です。
独りでは生きていけないのです。

松下幸之助が言った素直な心とは、なんでも人の言うことを聞いて従うことではありません。心を澄ませて、大切なことを見つめなさいということです。真理を見極めることです。


今回の北海道の旅で、京都在住の88歳のKさん(女性)と沖縄以来の再会を果たしました。
Kさんはとても素直なのです。
年下の私たちにも、「うれしいわ」「ありがとう」「感謝しています」とニコニコと笑って頭を下げられていました。うれしい時にはうれしいと言い、楽しいときには楽しいと言い、人から手伝ってもらった時には感謝の言葉を何の見返りも求めずに、素直に言えることが本当に素晴らしいと思いました。

だから、Kさんの周りにはいつも人だかり。
全国を飛び回っているから、日本中に仲間がいます。
北海道からでも、九州からでも、何かあればKさんに会いに皆さんが集いに来られます。

人は独りでは生きていけません。
やさしさと思いやりの方が、しがらみやプライドよりも遥に自分を守ってくれる生きる術になるのです。

素直になるには勇気が要ります。
特に男の人は素直になるのはなかなか難しい。
心を開くこともできない。
頭を下げられない人も多いですね。

でも、神様はうまいこと見せてくれます。
周りの人が鏡になってくれるのです。
自分の周りの人間関係が良いか、悪いか、
それは他人が原因ではなく、自分自身を写す鏡なのかもしれません。

私も素直な心になりたいな。
Kさんの生き方を見させていただき、そう感じました。

放っておいてほしい息子と、構いたい母親

北海道 最終日☆