今の私には、問題や課題がたくさんありますが、それを悩んだり、迷ったりすることはあまりありません。
でも、昔はそれなりに試練がありましたので、悩んだこともありました。
子育てで一番辛かった時期(30代の頃)に、臨床心理士のM先生から『悩みの種類分け』を教えてもらったことで、悩みがほとんどなくなっていったんですね。

それまでの私は、周りの人の問題に振り回されていました。
家族、子ども、ご近所、ママ友達など…。
その頃の悩みは、ほぼ自分以外の人の問題でした。

例えば、子どもの悩み。
・お友達とうまく遊べない
・忘れ物が多い
・人の話をきかない
などなど…。
「どうしたらいいんだろう…?」と親は我が事のように悩みます。

ママ友達との関係も、
・「気がのらないけど付き合いだから」と行きたくもないランチに付き合う
・相手にどう思われているか気になる
・意見が違っても、無理して合わせてしまう
などなど…。

悩んでいる本人にとっては、とても大きな問題になっているのです。

それを、『悩みの種類分け』します。
種類分けとは、これは誰の問題なのかを分けるということです。

・お友達とうまく遊べない⇒子どもの問題
・忘れ物が多い⇒子どもの問題
・人の話をきかない⇒子どもの問題
・「付き合いだから」と行きたくもないランチに付き合う⇒ママ友達の問題
・相手にどう思われているか気になる⇒ママ友達の問題
・意見が違っても、無理して合わせてしまう⇒ママ友達の問題

今、自分は何について悩んでいるのかを全部書きだしてみます。
そして、他にも「これは主人の問題、これは姑の問題、これは両親の問題」など、これは誰の問題なのかを書いてみます。

例えば、「相手にどう思われているか気になる」という悩みの場合、「相手がどう思うか」は相手の問題であって、自分の悩みではないということをわからなければなりませんね。

そうやって、悩みの種類分けをしていき、最終的に本来自分が悩まなければならないことを確認してみます。重い病気だとか、仕事がなく生活に困っているなど、本来の悩みを絞っていくことができます。
しかし、悩んでいるほとんどの人は本来の自分の悩みではなく、人のことで悩まされていることに気づくことでしょう。それが確認できただけでも、随分悩みがなくなるのではないでしょうか?

子どもの問題は、子育てを学ぶことで解消されることもあります。
人間関係の問題は、コミュニケーションスキルを学ぶことで回避できるでしょう。
悩むよりも問題を解決するためにはどうしたらいいかを考えることが必要です。

『問題』というテーマは、人間の考え方一つ。
悩みにもなるし、乗り越えられる力にもなる。

悩みになる人、ならない人の違いです。
同じ時間を費やすなら、前向きに進めるための思考を身につけることが大事なのかもしれませんね。

ほめ・おだては、小学2年生まで

子どもとの距離