人を元気づける言葉に、『後ろを振り返らずに前向きに』とよく言われます。
でも、本当にそうでしょうか?

過去を振り返らずにいると、過去の失敗や後悔を消化することができずに、かえって前向きになれないものです。

今の私が悩みも迷いもなく、前向きに進めるようになったのは、
過去を振り返り消化したからです。

居場所の無かった幼少時代、失敗ばかりしていた青春時代、18歳で単身上京して苦労した社会人生活、自分を好きになれなかった子育て時代…。
私はラッキーなことに、自分の人生の振り返りを若い時(20代後半)に行うことができました。これらのことを早い段階で消化できたからこそ、今の人生が劇的に変わったのだと思います。

人は、自分のそれまでの人生にきちんと向き合って振り返ることができるようになった時、新しい人生が始まるのではないかと思います。
過去を振り返ると言っても後悔することではなく、客観視することが大切です。

「あの時の私は、回避する知恵も経験もなかった。でも、それなりに一生懸命に頑張っていた。あの時の自分の結果なのだから悔やんでも仕方がない」
「両親は、子育てを学ぶ機会がなく私を育てたのだろう。戸惑いながらでも、私をここまで育ててくれた。私は子育てを学ぶことができたから、両親よりも恵まれているのだ。ありがたい」
というように、自分と周りの人たちのことを振り返って、辛かったこと、悲しかったこと、嫌だったこと、悔しかったこと、理不尽な思いは、一つひとつ自分の中で消化させていきました。

自分も、周りの人も、同様に許すことで、胸の中に阻んでいた大きな岩がスーッと無くなっていくような感触になっていくのがわかりました。(許せない間は変わりませんでした)
すると、それまで見えなかった大事な物や新しい風景が見えてきました。
自分が向かう方向性がわかった時から、新しい人生を歩むことができるようになったのです。

過去の重い荷物が下ろせて、身も心も軽くなった時に前向きに進むことができるようになるのではないでしょうか。

前向きになれない人は、まだ自分の過去が消化しきれていないせいかもしれません。
そんな時は、「前向きになれない原因はなんだろう?」と自分を振り返ってみてください。

無理に前向きになろうとする必要はないと思いますよ。

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