Tさん(30代女性)の話です。

Tさんは、決断するのが苦手で他人に影響を受けやすく、
自分で決められない人でした。
いつも「どうしたらいい?」と周りの人に聞いていました。

ある日、いつものように「どうしたらいいと思う?」とお友達に聞いたのです。
お友達からしたら、聞かれたから自分の考えを言ったのですが、
数日後、Tさんはお友達がアドバイスしたこととは全然違うことをやっていました。

お友達がTさんから話を聞くと、他の友達にも聞いていて、
そちらの友達には違うアドバイスをもらっていたのでした。

それを聞いたお友達は、Tさんを不信に思い離れていきました。
一方、もう一人のお友達も薄々気づいていたのでしょう。
その後、Tさんが相談を持ちかけても相手にされなかったようです。


人の話を聞いて、そのように行動することは悪いことではないですが、
優柔不断で『自分軸』を持たない人は、人からあまり好かれないようです。
「自分で考えたら?」と思うようなことでも聞いてこられると、
その時間を自分とは関係のない、どうでもいいことに取られてしまうからでしょう。

人に依存しすぎると、自分がなくなってしまいそうです。
聞くなら自分に「どうしたいのか?」を問いかけたらいかがでしょう?
「わからないから人に聞くのだ」という人は、
そのわからない理由はどこにあるのか?
きちんと自分と向き合うことが大切なのではないかと思います。

エリクソンの心理社会的発達理論(乳児期)

子どもの道徳的発達