昨日のブログ『人格形成の基礎は、3歳までにつくられる』の続きです。


人間は動物とは本質的に異なる特殊性を持って生まれます。
スイスの動物学者A・ポルトマンは、「人間の新生児は、非常に未熟な状態で生まれ、他の哺乳動物の誕生時の状態と同じ発育段階まで達するには、生後約1年間かかる」と言っています。

そういえば、他の動物は生まれてすぐに立って歩き出しますね。
人間は、歩くまでに1年ほどかかります。

ポルトマンは、この人間の特殊性を通常化してしまった『生理的早産』と名づけました。ですから、人間は他の動物に比べて、はるかに親への依存度が高い動物だといえます。成人するまで、ずっと親に依存しながら成長することになるのです。

この説が元で、『親が子どもとの間に築く関係』がフロイト以降、注目されるようになりました。その1つに、3歳までの『母子のあり方』が、将来の社会的な結びつき(対人関係)にとって、決定的重要な意味を持つことが、イギリスのJ・ポウルビーによって明らかにされました。

それ以来、発達初期の親子関係が情緒を育むと重要視されています。
生まれてすぐからの母子のスキンシップがとても重要なんですね。

しかし、現代では大切な乳幼児期に十分な母子の関わりが出来ない家庭も増えてきています。考えてみれば、たったの3年なのですが、育児中の時期はとてつもなく長く感じられますね。

この時期に楽しめないママも多いでしょう。私も初めはそうでした。
私は母親がイライラしてストレスが溜まる育児をするくらいなら、人に頼ってみてもいいのではないかと思っています。周りの人に手助けできるか相談してみてはいかがでしょうか。
地域の育児相談所や保育所でも子育て相談を行っているところがあります。
近くに相談できるところはないか、調べてみてくださいね。

働きながら子どもを育てているママは、しっかり愛情を持って育ててくれる保育園に子どもを預けられるといいですね。私は保育園って、子どもの将来を左右するくらい大切な環境だと思っています。保育園にも特色がありますから、預ける前には必ず自分の目で確かめて、信頼できる園かどうか、園の方針、園児や保育者の様子をみて預けてほしいと思います。

実際に私は、子どもの頃に保育園で辛い経験をしました。
保育園が大嫌いで、その頃のトラウマが大人になってもまだ残っています。だから、子どもの記憶に残る楽しい保育園を創ろうと思って、ありんこ親子保育園を設立しました。

今では”親子の駆け込み寺”みたいになっています。
でも私は、ここを頼ってきてくれる人がいることがうれしいのです。

子どもの情緒教育のためにも、親と保育園が協力しあって子どもの心を育てられるような保育園であり続けたいと心からそう思っています。

子育て支援センターすくすくクラブにも遊びに来てね

神様の仕業

勇気を持って子どもを託してみる