イライラ・もやもや・ストレスをためておけないタイプのお子さんっていますね。
被害者意識の強い子、愚痴や不満を言う子、何でもマイナスに捉えてしまう子には、親としてどう接すればいいでしょうか?

子どもの愚痴や不満を聞いたとき、あなたならどうしますか?
「そんなことを言ってはいけません。あなたにもいけないところがあったじゃないの?」などと追いつめてしまうとどうなるでしょう?
その子は、心の中のもやもやを吐き出せず、そのままため込むことになります。
また、「自分は親に受け入れてもらえていない」という気持ちが強くなって、
そのストレスを友だちにぶつけてしまうこともあるようです。

大切なのは、子どもの気持ちを受容的に共感して‘聴く‘ことです。
受容することは受け入れることで、共感することは同じ気持ちになることです。
子どもの愚痴を受け入れて、おおいにうなずきながら聴いてやりましょう。
そして、その子と同じ気持ちになり、いっしょに怒ってみせるのです。
これを『ミラーリング』と言います。
子どもは自分の気持ちをわかってくれたと安心するでしょうし、そういう味方になってくれる親のことを信頼することでしょう。
それに、鏡のように子どもと同じようにして聴いてみると、なぜ怒っているのかもわかりますね。

この時に注意しなければならないのは、子どもの話を鵜呑みにして、本気になって感情的に怒らない事です。あくまでも冷静に、これは子どもの不満や愚痴などの感情を吐き出すのが目的です。

我が子に問題がありそうな場合でも、そのときはそれでいいのです。
‘吐き出す‘ことが目的なので、発散させてあげてください。
心がいっぱいいっぱいの状態の時に、何を言っても聞き入れられないものです。
そして、気持ちがすっきりして素直になったら、自分から反省の言葉を言ってくるでしょう。その時は、「もっといい方法はなかったのかな?」「これからどうすればいいだろう?」という質問をして、考えさせたらいいですね。

不平不満やストレスを感じやすいお子さんというのは、問題意識を持っているということで悪いことではないと思います。ただ、それを強く言ってしまうと批判や愚痴に聞こえるから、周りが受け入れてくれないことが多いのでしょう。
そういう時には、きつい言葉でストレートに言うのではなく、「ものには言い方があるんだよ」ということを教えてあげたらいいのです。同じことでも、拒否される言い方と、受け入れてもらえるような言い方があるということを親子でいっしょに考えたらいいですね。

お子さんの元々の気性や性格の傾向は、そう簡単には変わるものではありません。
我が家の子ども達を見ていても、基本的に2歳児から気性は変わっていないと感じます。元が変わらないのなら、方法を変えるしかないのだと思います。

否定的な言葉は使わず、最後まで話を聴いてあげましょう。
気持ちを吐き出させてあげるだけでも、随分イライラが解消されるかもしれませんね。

へこたれない

子育てに向き不向きは関係ない