私が子育てしていた頃と違うな…と思うことがあります。
それは、子どもがヒートテックを着ていること。

大網白里市は温暖な気候なので、東北や北海道よりもそれほど寒くないと思いますが、子どもたちの中にはヒートテックを着てその上からトレーナーとジャンバーを着ている子がいます。
案の定、「暑い暑い」と言って、シャツ1枚になっています。


子どもが寒がりだというご家庭のお子さんは、小さいころから親が「寒くないの?」「寒いから靴下をはきなさい」「寒いわよ」など、「寒い」という言葉を多く使っていることが多いようです。親が寒がりだと子どもも寒がりになります。
子どもを強くしたければ、「このくらい寒くない」と言わないとね。

我が子ことでなんですが、高校3年生になった二男は今でも家では年中半そではだしです。
ヒートテックを着て学校に行くことはありません。
それでもめったに風邪など引かずに過ごしています。

…という私は宮崎生まれなので、とっても寒がりなんですよ。
でも、子どもには「このくらい寒くない」と言って育てました。

子どもは風の子。寒くてもいいのです。
寒ければ子どもは自分で動いて温まります。
厚着をするとかえって動きづらくなり、動かない子になるかもしれませんよ。


実は、「子どもは薄着がいい」というのには根拠があります。
保育園や幼稚園でも、風邪への免疫力をつけるなど、健康的な体づくりのために冬場でも薄着を実践しているところが多いですね。園だよりに書いてあるところもあると思います。やはり子どもには薄着がいいんです。

もともと人間は「暑さ」や「寒さ」に対して対応できる力を持っていて、子どもの頃からの「暑い」「寒い」を肌で感じることで、この対応力が高まっていくといわれています。そのため、冬場でもある程度寒さを感じるようにしておくことが、健康的な体づくりには大切なのですが、厚着をしているとこの感覚が鈍ってきてしまうことがあります。

そもそも子どもは大人よりも体温が高いため、そこまで服を着込む必要がありません。
むしろ、あまり服を着込み過ぎると、汗をかいてかえって風邪をひいてしまったり、体の体温調節機能を養うことができなくなってしまいます。普段はできるだけ薄着で、外気温の変化に対応できるような体を作っていきましょう。また、屋内でも冷暖房に頼らず、冬場の時期なら体を動かして温かくすることで、体温調節機能が養われます。

生後半年過ぎたら、大人よりも1枚少なくするのが目安です。
3歳を過ぎたら、体調が良ければ2枚くらい少なくても大丈夫です。


薄着は自律神経が強化されます。
自律神経は生命活動を維持するために必要な神経で、眠っているときの呼吸や心臓の動き、暑いと汗を掻くなどの体温調節をコントロールしています。自律神経の機能に支障をきたすと、子どもも大人と同様に、貧血、頭痛、冷え性、低体温、下痢や便秘などの体調不良が起こりやすくなります。

薄着で過ごすことにより、皮膚は暑さや寒さを敏感に感じやすくなります。血管の収縮・拡張を繰り返し、体の体温調節機能が養われると、自律神経のバランスが発達していきます。

逆に言えば、普段から厚着をしていると、皮膚の感覚が鈍くなり、本来なら寒いときに体を温めようと働いてくれる自律神経の働きも鈍くなってしまうのです。


寒さ対策のために厚着をするのも一つの方法ですが、薄着を心がけて動きやすい服装にして、たくさん運動させてあげることも寒さ対策になります。

子どもは大人よりも基礎代謝が大きいため、少しの運動でも体が温まりやすいです。
自分自身で動いて温まる、ということを教えてあげてほしいと思います。

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