事態が変わらなければ、対応を変えてみる

おおきなかぶサマースクールが始まって5日目の昨日は、
子ども達による「ゲーム大会」でした。

6年生の女の子たちがリーダーになって仕切ります。
はじめは順調にやっていたのですが…。
そのうちに大騒ぎになりハイテンション。
「先生~、全然いうことをきいてくれませ~ん」と訴えてきました。

リーダーは大変です。
1~6年生の30人の子どもたちをまとめなければならないのです。
話を聞かない子、ふらふら~とどこかへ行ってしまう子、ふざける子、話の途中でしゃべりだす子など…。
「どうしたらいいんですか~?」
と嘆きたくなりますね。

ということで、「リーダーの気持ちを知ろう!」ということになり、
一番ふざけていた男の子2名に、”今日のリーダー”をやってもらうことになりました。

ゲーム大会の後は、給食準備の時間です。
給食準備を仕切ることを任せてみました。
さて、どうなることやら…。

他の先生と「今日の給食は1時過ぎるかな?」と言いながら
全く手出し口出しせず、見守っていたら…。
「リーダー、次は何をするんですか?」
「リーダー、ちゃんと指示してよ」
「ハンカチチェックしないの?」など、
ワイワイ・ガヤガヤとやり取りしながら、
なんと、前日よりも早く準備が終わってしまいました。


そのあと、「リーダーの仕事はどうでしたか?」と全員に聞いたところ、
「指示を出してくれなかった」
「リーダーが仕事をしていなかった」
「もっと大きな声で言ったほうがいい」などの意見が出ました。
子どもは大人よりも手厳しい…

でも、なんだかんだ言っても、昨日よりも準備が早くできたんです。
いつもだったら、先生たちが大声を出して指示するのですが、それでもガチャガチャと騒がしいのです。いうことをきかない子もいて、「手洗いしたの?」「ちゃんと座りなさい!」と何度も言われているんです。
それが、自分がリーダーになった途端に、指示される側から指示する側になるので、あたふたしながらも次に何をしたらいいのか考えるようです。

他の子どもたちも、頼りないリーダーに任せていたらご飯が食べられないと、自分で動いたのが良かったようです。1年生たちも雰囲気を察して、上級生の真似をしてちゃんとやっていました。

その後の話し合いで、リーダーをやってみたい子がいたので毎日交代でリーダーをやることになり、6年生たちが集まって当番表を作ってくれました。まあ、その時もすったもんだでしたが、この『ゴチャゴチャした時間』が子どもたちにとっては考える時間となり、コミュニケーションの訓練にもなるんですね。

「事態が変わらなければ、対応を変えてみる」
なんだか、会社経営しているみたいです

男の子は大変だ~!

”経験”という強い武器