東京都北区の無認可の託児所で6歳の男児らが虐待されていた事件。暴行容疑で逮捕された「保育ルーム・キッズスタイル赤羽園」の保育士、南木愛美容疑者(28)は否認から一転、「初めはしつけのつもりで叩いたが、今考えると虐待行為に思えます」と容疑を認める供述を始めたという。
日刊ゲンダイより~

保育士による園児の虐待が増えています。

わさびを大量につけた唐揚げを無理やり食べさせたり、目や口に粘着テープを貼って剝がすなど、保育士のやることとは到底考えられない卑劣な行為です。

事件の背景には、様々な要因があると思いますが、
私は、そもそも「なぜ保育士になったのか?」と問いたくなりました。

保育士を目指していた学生の頃は、どんな夢や希望を持っていたのでしょうか?
現実とのあまりにも違うギャップに潰れてしまったのでしょうか?

子どもの心に寄り添えない、ありのままを受け入れられない、
保育士自身の心が荒んでいるのではないかと思いました。

これは何も、事件を起こした保育士に限りません。
公立保育所でも認可保育園でも同じだと思うのです。

「あなたはなぜ保育士になったのですか?」
「何がしたくて、保育士を目指そうと思ったのですか?」
お金のためならもっと稼げる職業に就けばいい。
お勉強を教えたければ、学校や塾の先生になればいい。

妥協して保育士になったのであれば、辞めた方がいい。
保育が事務仕事や流れ作業と変わらなくなってはいませんか?

本来の保育とは、いったいどんなものなのでしょう?
理想とすべき保育とは、何をしたらよいのでしょう?
きっと今の環境でもできることは必ずあります。

保育士は保育の仕事に誇りを持ってほしい。
保育に夢や希望を持って、仕事をしてもらいたい。

保育の仕事は本来、楽しいものでなくてはいけないと思います。
保育士自身が楽しんで、笑顔になれれば、自然と子どもたちにも伝わるものです。
やさしさや思いやりも、そこから生まれるものですし、大人の姿を見て子どもは学んでいます。

保育士の人柄や言動は、子どもの育ちに大きく影響するものだと思うのです。
保育に夢や希望を持って、自分のやりたい保育ができれば、保育士はイキイキとしてきます。それを支えるのが園長の仕事であって、決して経営を優先させるものであってはならないと思います。

保育士が明るく、元気であれば、
保育園自体の雰囲気も、明るく、元気になるのです。

事件が起こるのは、保育士の待遇が悪いことも挙げられます。
保育の仕事に誇りを持てるような待遇をする必要があります。
大切な子どもを育てる大変で過酷な仕事をしているのですから、優遇されるすべきは保育士ではないでしょうか。

国の政策から保育士を優遇させるべきですし、地方自治体も保育園の質を上げる取り組みをするべきだと思います。

少子化に加えて、働く世代の減少…。
日本はこの先、急激な人口減少が起こり、就労者も減れば税収も減少してしまうでしょう。そうなれば国はどうなっていくのか。地方では消滅する自治体もでてくるでしょう。

私たちの市町村は大丈夫なのか?
心配の矛先は、将来の自治体です。

のんびりしている暇はなく、少子化対策の最優先は保育所の整備と保育士の待遇改善です。

私たちも自分のことだけを考えるのではなく、将来の地域や国のことを考えて協力していくことが必要ではないでしょうか。それは全て、子や孫たちのためになることですから。

他人のストレスを受け取らない

頑張りすぎないで、落ち込みすぎない