私は、九州の宮崎県宮崎市で生まれ育ちました。
子どもの頃は毎日、近所の子ども達と外で思いっきり遊んでいました。

日向灘の温暖な気候だったせいか、一番寒い冬でもみぞれが降る程度で、
ほとんど雪は降りません。(千葉の気候に似ています)
ですから、冬でも外で遊ぶことが多かったと思います。

近くには大淀川の広い堤防があって、春にはアザミやスミレなどの花が咲きます。
田んぼは、一面レンゲ畑でした。
平和台公園(八紘台)にはたくさんの野鳥が飛んできました。
放課後はレンゲ畑で大の字に寝転んで、草の中から空を眺め、流れる雲や飛んでいる鳥を眺めるが私の春の日課でした。

季節の匂い、風の強さ、土や草の手触り、雲の形、空の青さ、河の流れ・・・
たくさんのことを肌で感じて育ちました。
学校で嫌なことがあっても、草原で空を見上げていたら、忘れることができました。
自然の力は、心まで浄化してくれました。


私は今でも感覚で物事を判断することが多いです。
いいことなのか悪いことなのか、正しいのか間違っているのか、
その場の空気や流れを読んで、先を見る力を子どもの頃に学びました。
これは、思いっきり遊んだ自然の中で身についたものです。

雲の流れや風の匂いで、「明日雨が降りそうだな」とか、「もうすぐ秋だな」と感じるのです。
葉っぱの新芽をみて、あとどのくらいで夏が来るのかも予想できました。
雲行きが怪しくなると、「早めに帰ろう。遠くで雷がなっている」と、今いる場所よりも遠くの出来事も見えていました。

私の両親は共働きだったので、放課後は親や先生が口を出さない環境で自由に遊べました。困ったこともありましたが、子どもなりに工夫したり考えたりしながら何とか解決したものです。そういう困った経験が、本来の人間の本能を鋭くさせるのでしょう。

大人になって、連立方程式は一度も使ったことがありませんが、
『その場の判断力』は、毎日のように使っています。

現代では、困った経験や自然の中で思いっきり自由に遊ぶ経験も少なくなり、試練や挫折を経験しないまま大人になって躓く人が増えたように思います。できるだけ保育園や学童の子どもたちには、時間を忘れて遊べる自然環境を作り出してやりたいと思っています。


明後日は弟の結婚式があるので、宮崎に帰省してきます。
久しぶりにふるさとを満喫してきます

無事に帰りました☆

お金のはなし