以前、こんなことがありました。

知り合いのAさんに久しぶりにお会いした時のことです。
以前は少し表情が硬い方でしたが、この日はとてもいい表情をされていたので、
「お久しぶりです。Aさん、お顔が明るく見えますが少し変わられました?」と申し上げると、「そうなんですよ、わかってくれて嬉しいです。実は何年も悩んでいたことが解消されたんです。顔に出てます?(笑)」
と、笑顔でおっしゃっていました。


別の日、今度は仕事でお世話になっていたBさんにお会いしました。
Bさんも、以前は悩みの尽きない方でしたが、お話をしていくうちに少し前向きに変わられたようだったので、「Bさん、以前より前向きになられたようですが少し変わられました?」と申し上げると、「そうですか?なんだか前はよっぽど後ろ向きでダメ人間だったようですね」
と、苦笑いでおっしゃっていました。


私はお二人に同じように「少し変わられました?」とお伝えしたのですが、Aさんは前向きに捉えられ、Bさんは以前のことを持ち出されマイナスの言葉で返してこられました。

似たようなことは、コーチングセッションでも何度も体験していますが、同じ言葉や話の内容でも相手によって随分と違った受け取り方をするものだな、と感じます。それは、その人の考え方に繋がっているようにも思います。

そして、考え方によって言葉も変わってきます。
プラス思考の人は、「嬉しいです」「ありがとう」「楽しいです」など、プラスの言葉が多いですが、マイナス思考の人は、「どうせ」「自分なんて」「無理ですよ」など、マイナスの言葉で返される方も多いようです。また、こちらはそのつもりで申し上げたわけではないのに、Bさんのように「ダメ人間だったようですね」などと返されると、伝えた方は言わない方が良かったのかな?と思ったりして、悲しい気持ちになりますね。

受け取り方が歪曲していると、考え方や言葉も連動します。
マイナスの考え方や言葉によって、マイナスの事実を引き寄せてしまいます。
結果はどうなるでしょうか…?


例え、自分にとってマイナスなことや試練が起こったとしても、
「これは、成長の糧となることだ」
「試練は、乗り越えられない人には与えられない」
「自分は今、試されているんだ。成長できるチャンスなんだ」
と受けとめることで、どんなマイナスなことも試練も、プラスに転じることができるのだと思います。

「変わる」ことを良しとするか、
「変わる」ことを嫌うのか。

「変わりましたね」と言われた印象が、
受け取り方次第で、全く逆の意味になってしまうのです。

伝える側も、相手がどう受け止めるかを考えて伝えるようにした方がいいかもしれませんね。これは私の反省です。

でも結局のところ、その人の受け取り方次第、考え方次第なのかな、と思った出来事でした。


夢への途中を楽しむ

自己管理も仕事の内