先日、「何もやる気がしない」という人がいました。
見ると、とても疲れた顔をしています。
夏バテもあるかもしれませんが、やる気が起きないからずっと家にこもっているのだそうです。


専門的な観点から”やる気”を見ると、
「やる気が起きないから行動しない」というのは間違いのようですよ。

「行動していない時には、やる気はでない」のだそうで、
反対から言うと、「行動するとやる気がでる」ということのようです。

脳には側坐核(そくざかく)という部分があり、やる気というのは、この側坐核がポイントになるそうです。この側坐核が働き、脳内物資が出るとやる気がでてくるというメカニズムになるのだそうです。

しかし、この側坐核というのは、「作業をすると活発に動き出す」という傾向があり、作業興奮と呼ばれたりしますが、興奮すると脳内物質がでるのでやる気になる。つまり、やる気がなくても行動をしてしまえば、やる気がだんだんやる気が出てくるということです。

無気力になるのは、「やる気がないから行動できない、だからやる気がでない」という悪循環になっている状態なのですね。それが発展してしまうと身体が本当に動かなくなってしまい、日常生活もままならなくなってしまうこともあります。

これは私にも経験があります。
初めての子の育児中、まだ幼稚園に通っていない頃は、午前中ずっとコタツに入ってゴロゴロしていた時がありました。動かないのでやる気も起きない。やる気が起きないから家事も進まない。だから夕方になって大変になり、夜も寝るのが遅くなっていきました。そして、翌日も眠いのでゴロゴロ…と悪循環。
時間はたっぷりあったはずなのに、何も片付かない…。

この経験から、”動かないことをしない”ようにしました。
何もやることがなくても、とりあえず起きて、外に出る。
そうしているうちに、子どもも大きくなって、じっとしてくれなくなりましたが…

悪循環から抜け出したいのであれば、「やる気が起きないから行動しない」を払拭し、何でもいいからとりあえず動いてみる。少しずつ行動していくと、動くのが苦でなくなってきます。そうすると、次にやりたいことも出てくるでしょう。

その時に重要なのが、行動するスイッチを作ることです。
私の場合は、「髪の毛を縛る」とやる気スイッチが入ります。はちまきを撒くようなものですね。人によっては、水を飲む、コーヒーを飲む、顔を洗う、背伸びをする、運動をするなどがあります。

やる気が起きないからと動かなければ、そのままの状態でやる気が起きるということは難しいので、結局何もしないということになってしまいます。できるだけ、自分ルールを作って行動するようにしてみましょう。

そして、やる気が起きない無気力の悪循環にならないよう、日頃からこまめに動くような生活習慣にするといいですね。

手を出さない選択

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