昨日、スタッフが子育て関連(O業)の研修会に参加した時の報告をくれました。
親が子どもの話を最後まで聴く”傾聴”を学んだそうです。

周りは幼児のママさんたちが多く、講師の先生の上手な話に引き込まれていったようでした。

しかし…
私は疑問に思います。

幼児のママたちがこのスキルを使えるかな?
夕方の忙しい時間帯に3歳児の話を目を見て最後まで聴くことって、なかなかできるものじゃありません。

実際に、O業(結構なお値段です)を受けている人が、何人も悩み相談に来られているのはどうしてかしら…と思います。

子育てに悩みがあるから学んだのに、学んだことが実践できないので、以前よりもっと悩むことになる。

子どもの話を最後まで聴くことさえ、実際には難しいですよ。
子育てに悩みがあるのはママの性格や自身に問題があったり、子育て以外にもママ友の関係で悩んでいたり、子育てに自信がなかったり、一口に子育て中の親御さんと言っても、様々な背景があります。
ストレスがいっぱい、不安がいっぱいで頭がパンクしそうな人に「もっと話を聴きなさい」と言われても、できないのが現状でしょう。

それなのに、「できない自分はダメな母親だ」と益々自信を無くしていく人が現実にいるということを、講師や先生と言われる立場の人は知らなければなりません。

現実には、スキルが使えるレベルの人と、そうでない人がいるのです。

できないと思う人には、「聴く」ことを教える前に、不安や悩みをこちらが聴いてあげることが先です。悩みでいっぱいの頭をスッキリさせてあげることをしなければ、新しい知識も入ってはいけないのではないでしょうか?
子どもの話を傾聴することも、心に余裕がなければできませんよね?

もう一つ、ママたちにできるかな?と思うことがあります。
仮に、小学生の我が子の話を最後まで聴いて、それをどう処理していくのかが問題だなと感じました。

幼児や学童の母親というのは、我が子の話を真に受けやすいのです。
親としてもまだ未熟なんだと思います。
未熟な母親が、我が子の話を真に受け、すぐに学校や幼稚園、相手の保護者に電話をかけて子どもの援護射撃をする人がいます。

事実や背景は、様々な視点から検証していかなければなりませんが、感情的になると先が見えなくなってしまうのです。

反対に、言えずに我慢する人がいますね。
悶々とする中で、どう処理していくのでしょうか?


確かに、傾聴することは大切なことです。
私もコーチングを10年以上やっていますし、セミナー講師もやっています。
ですが、私がいつも言うことは、
「一つの方法として、自分にあうものをチョイスすればいいですよ」ということです。
そう、これが全てではないのです。
様々な選択肢を持つこと。
他にも色んな考え方や方法があると思うことが大切です。


私の一番の疑問は、
我が子の話をよく聴いて、親子関係も良好な家庭のお子さんに、
不登校やニートが多いのはどうして?

何が良くて、何が悪いのかなんて、わからないものです。

人は人の中で育つ

とらわれない心