忘れられない思い出があります。

長女が小学1年生に上がった年(13年前)に、私も何か勉強がしたいと思い、小学校の「家庭教育学級」の委員会に入りました。周りは私よりも10歳以上も年上の子育てのベテラン先輩ばかりだったのでとても緊張しましたが、まだ小さかった下の子ども達を連れて行っても、先輩たちはイヤな顔一つされないで私を受けいれてくれました。

その年の暮れ、みんなで忘年会をしました。
私は久々に一人で外出です。それまでは、どこへ行くにも子どもが一緒だったのでとてもリフレッシュできました。

忘年会は盛り上り、お酒も入っていたせいか、
先輩たちの温かくて、思いやりのある言葉に、私はありがたくて泣いてしまいました。
それを見た別の先輩も、「今は子育て中で大変だろうけど、あと3年経ってごらん。下の子が幼稚園に上がる頃は楽になるよ。みんな通ってきた道だから大丈夫だよ」と言ってくれたんですね。

その頃の私は、一生懸命に生活するのが精一杯で余裕がなく、一人で子ども達を抱えて時間に追われる生活をしていました。そんな中、ホッとできる仲間を授かったことで、私はたくさん周りの人たちから助けられ、支えられて子育てができました。
結局、長女が6年生の途中で転校するまでの5年半、家庭教育学級の委員をやらせていただきました。今でも、一緒に頑張ってきた先輩たちのご恩は忘れてはいません。


はじめに思いありき
私を支えてくれた先輩たちに「子育ては頑張らなくてもいいんだ。仲間同士で楽しく子育てできたら人生も楽しくなる」と教わりました。私に楽しい子育て、楽しい人生を送ってもらいたいと思ってくれていたのだと思います。その思いが、私と私の子ども達、いいえ私の家族だけでなく、その小学校の子ども達や保護者の支えになったのです。

私が先輩たちから受けてきたご恩を、今度は今住んでいる地域の子どもたちやその保護者のためにお返しをしたいと思いました。そして、大網白里町に引っ越した後、地域での子育て支援を始めました。

地域支援は町の財産
町の財産は人です。人を育てられる地域にしてこそ、町も発展するのだと思います。
みんなで支え合って、子どもたちがのびのびと育つ町にしていきたい。
それが、私たちおおきなかぶスタッフみんなの思いです。

異年齢保育 ‘夢のかたち‘

研修生