早期教育は効果があるの?

先日、千葉市在住で1歳男児のママさんから、
「今は0歳児からのレッスンやお稽古教室があって、お友達のママさんたちは皆子どもを通わせているので焦ってしまう。何か習い事をやらせないといけないのでしょうか?」
とのご質問をいただきました。

皆がやっていると、わが子にも何かやらせなければと焦りと不安な気持ちになりますね。でも、本当に早期教育って効果があるの?と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

早期教育には、何をもって効果があるといえるのか意見が分かれるところです。特に数字や文字については、本来の意味を理解しないで、単に暗記で覚えさせることに疑問視する人もいます。

私の知り合いで、1歳児からK教室に通い2歳児ではひらがなが読めて、国旗のカードを見せると国名が言え、数字も書けていた子がいました。2歳児の頃は天才?と期待されていましたが、5歳になるころには国旗のことなんてすっかり忘れていました。

また、3歳になったばかりでひらがな50音を読めていた子がいました。両親や祖父母も喜び、近所でも頭がいいと評判になり、鼻高々のようでしたが、幼稚園に入園し先生が絵本の読み聞かせをしていたら、お話の中身よりもどの文字が読めるかに集中してしまって、先生のお話をちゃんと聞けなかったということもあったようです。

このような大人の視点で考える「頭の良さ」よりも、大人の測り知れない想像力や探求心など、目に見えない能力が子どもにはあります。

先日、ありんこ親子保育園でどろんこ遊びをしていた3歳児さんが、雨上がりの砂場に浮いた泥の塊を見つけ、それをカップに盛り、「先生、チョコレートだよ。おいしいから食べてみて」とご馳走してくれました。
空を見て、「飛行機のお尻から雲が出ているよ」と言った子もいました。
「ママはいつもがんばっているから、ぼくもがんばるんだ」と言ってくれる子もいます。
大人にはない観察眼ですよね。

子どもは、親や先生から与えられる課題よりも、自分の目で見て、心で感じて、頭で考えることが大切です。それにより、自分で行動することができます。その結果、小学3年生以降の学習の伸びも違ってくるのです。

子どもは、家族や自然とのふれあいがたっぷり持てる時期に、物を観察する力や他人の気持ちを想像する能力、他人の話を聞く力などを育むとが大切だと言われます。

早期教育にこだわらず、幼児期には親子や自然との触れ合いを十分に持ち、わが子の見えない能力を信じて見守っていきましょう。

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