某企業の人材育成コーチングを行った時のことです。

「どんな人になりたいかを考えてきてください」との宿題に、
Sさん(男性)は、
「信頼される人です。この会社を背負って立つ人になりたいです」
と立派に答えてくださいました。
素晴らしいですね。

「では、どうやったら信頼される人になれるのでしょうか?」との質問に、
具体的に答えようとすると難しかったのかもしれません。
答えはみつかりませんでした。

一緒に信頼できる人を思い浮かべてみました。

・受け入れてくれる人
・こちらの話を理解して、すぐに行動してくれる人
・約束を守る人
・時間に遅れない人
・お金にルーズではない人
・思いやりのある人

口下手でも、誠実さや責任感のある人、こちらの考えや思いを汲んで応えてくれる人が思い出されました。

Sさんはまだ若いので、これから仕事上で信頼を得ていかれる方です。自分が周りの人とどのように連携して仕事をすればいいのかを考えて、社会人として、男として、素敵な人に成長してほしいなと思いました。


「答え」よりも「応え」が信頼関係をつくる

お客様や部下は、いつも正解を求めているわけではありません。
疑問を投げかけている気持に『応え』てほしいのかもしれません。
気持に応えてもらえれば、なんとかしてみよう、多少のことは協力してみようというということになるのではないでしょうか。

お客様や部下の質問に正確に答えられなくても、疑問を投げかけてくる気持ちを受け止め、応えてみてください。こうした対応が結果として信頼を得ることになるのでしょう。


企業にとって人材育成とは、『コスト』ではなく『投資』

人材育成は経営に直結するため、計画的に十分な『投資』をすることが大切です。
今後、経済は上向いていくと予想されます。
人材育成こそが、この好景気へ向かう波に乗れるかどうかのカギになるのではないでしょうか。

私は保育園経営をしていますが、いい人材を採用したいと思っています。
しかし、保育士不足は深刻な状態になっています。
小規模園では募集しても、いい保育士は簡単には来てくれません。

私は保育士免許を持っていなくても、心がけの良い方がいたら採用します。
保育士になりたいと思う人であれば、3年の内に資格や免許は取れますから。

保育士を希望する方には、保育士を目指せるように実践で学んでもらったり、
保育に関するコミュニケーションセミナーや研修を受けてもらうようサポートしています。

人格形成の基礎ができていれば、資格や免許は後でもいいのです。
人材育成することで最終的に企業側が求める人材になればいいことです。


実は今いるスタッフの大半は、私が直接スカウトしたんですよ。
保育士だけでなく、専業主婦だった方もいます。
現在も働きながら保育士を目指しているスタッフもいます。

働く世代が減ってきた現代では、益々女性の活用は重要になってくるでしょう。
子育て中の主婦でも働きたい意志のある方なら、企業側の努力でいい人材を育てることはできます。

企業側はもっと子育て世代を理解して、採用の基準を見直す時期に来ているのかもしれません。子どもが少なくなったら、将来の経営も、経済も、日本も、立ち行かなくなるのですから。必要な人材は、企業が育てていきましょう。

そして、社会全体で子育て世代を応援サポートしましょう。

『コミュニティひろば』ノートができました☆

否定された時の対処法