今日は、シリーズ2~コントローラータイプ~です。

コントローラータイプの人は、何でも自分の思ったように決めていこうとする、人や物事を自ら仕切っていくタイプです。物事のプロセスよりもメッカを重視します。
自尊心が強く、人を簡単には信用しません。人のことはコントロールしたがりますが、自分のことをコントロールさせることを反発します。

コントローラータイプに対しては、ほめ言葉の使い方に注意が必要です。
過度のほめ言葉に対しては「ほめることで誘導しているのではないか」などと読みがはたらいてしまうようです。

またコントローラータイプの人の考え方には特徴があります。簡潔、明解です。これ以上、駒いかいことを言われたくないという意志表示を示すために、時には他の質問を許さない断定的な表現をとることがあります。また、自分の弱さを見せないために、わざと高圧的な物言いをすることもあります。

コントローラータイプの人は、質問することは得意なのですが、質問されることが苦手です。質問されるとあまり心地よい感じを持ちません。質問を受けること自体、ある意味では他者のコントロール下に入ると思っているのかもしれません。

①コントローラータイプの人に有効な質問の切り口
・質問の理由や目的をはっきりさせる
「解釈の相違があるといけないので、ちょっと確認してもいいですか?」
「いろいろ意見が出たので、まとめてみてもいいですか?」

・いきなり支持する印象を与えないで依頼する
「忙しいところ申し訳ございません。5分だけお時間をいただけませんか?」
「急で申し訳ございません。急ぎでやっていただけますか?」

・表現を明確にする
「わからないところがあるので、2つ教えてもらえますか?」
「教えていただきたいことは、全体でひとつ、細かいところでひとつ、よろしいでしょうか?」

②コントローラータイプにとって苦手な質問の切り口や雰囲気
・理由や目的も知らされずに、いきなり質問される
・これをやってください。いつまでにこれをやってくださいといきなり質問される
・抽象的でわかりにくい
・前置きが長い
・合意ある言葉、行動を読みとらなければわからない表現など

自分で主導権を持って物事を迅速に進めたいという傾向の強いコントローラーにとって、こう言った審問などは負荷を感じます。自分の進む道が見えないとコントロールできなくなってしまうからです。

コントローラータイプは、迅速な対応ができる人を尊敬する傾向があるので、コントローラータイプの人とのコミュニケーションをとる場合は、相手の速いスピードに合わせる必要があります。

このタイプは元々、強い目標達成意欲があるのでとてもエネルギッシュです。
性急にゴールへ向かう傾向があり、目標達成の成果た結果を的確に見て、「よくやった」などと言葉をかけましょう。

目標達成途中で、「すごいね、頑張っているね」などと言うと、「わかっていないな。自分の最終目標はそんなものではない」とかえって反発を招いてしまうこともあります。
また、急にゴールに向かうあまり、目標達成するプロセスで起こるさまざまな問題点を見落としてしまう可能性があります。念のためにもう一度問題点がないか確認してみようとか、タイミングを見てゴールまでのプロセスを見直す時間を持たせることが大事になるでしょう。


参考資料~質問の技術・質問力ノート~


4つのタイプ シリーズ3 ~プロモータータイプ~

4つのタイプ