やる気と感動は誰にも教えられない

こうすればやる気が湧くとか、こうすれば感動できるということはありません。
やる気と感動は、本人が体感しなければなんにもならないのです。

人はそれぞれ、考え方もタイプも性格も違います。
だから、古今東西の会社という会社は、社員のやる気を引っ張りだすために、あの手この手で制度を捻りだしてきたのでしょう。

やる気は教えられない。
ではどうしたらいいのでしょう?

心理学者アブラハム・マズローの「欲求の5段階説」という、基本的欲求というものがあります。
①生理的欲求(空気・水・食物・庇護・睡眠・性)
②安全の欲求(安全・安心・依存・保護・秩序)
③所属と愛の欲求(自尊心への欲求)
④承認の欲求(自尊心への欲求)
⑤自己実現の欲求(自分が足りないものへの欲求)

この説では、「最高レベルの自己実現欲が充たされる組織がいちばん成功している」ということになりますが、ジャーナリスト・経営評論家の中島孝志氏は、著書の中で
「マズローが本当に伝えたかったことは、第6の段階にあると確信している」としています。
それは、
『人間にとって自己実現を達成するという段階が至高レベルではない、人間にとって至高レベルとは、他人の自己実現に貢献すること。これに尽きる』
と言っています。

私もそう思います。
上司の仕事は、部下の自己実現に刺激を与え、ときにはサポートし、リードし、そして貢献することではないのでしょうか。




おいもほり

4つのタイプ シリーズ最終回 ~アナライザータイプ~