4月に幼稚園に入園してから早3か月。

園生活にも慣れてきて、
だんだん出始めてきた園での人間関係の問題…。

親も子も、お友達関係で悩んでいる…という方の相談が増えてきました。


幼稚園に入って、たくさんのお友だちに出会い、
気の合う子合わない子、好きな子嫌いな子が出てきてしまうのも仕方のないことですね。

でも、いざわが子がお友だちに意地悪されたら、仕方ないで済ませるのは難しい…。
だからと言って、子ども同士のことだから口出しするのも考てしまう。
相手の親の対処にもイライラ…。
いじわるされた時は、どうしたらいいの?!

…ということで、今日は子どもがお友だちにいじわるされたときの対応について、取り上げてみたいと思います。


一つお伝えしたいことがります。それは、幼稚園、保育園、小学校どこでも、いじわるは日常茶飯事で起きているということをご理解ください。いじわるしたり、されたりしながら、子どもはお友達とのかかわりを学んでいっていることを前提としてお話します。

子どもがお家に帰って、「今日、○○くん(○○ちゃん)にいじわるされた」と子どもから聞くと、ハラハラドキドキしますね。親ならば、わが子がかわいそう…と思ってしまいます。

すぐに相手の親や担任に電話を掛けたくなりますが、ちょっと待って!
落ち着いて考えてみてください。子どもの話をそのまま鵜呑みにしてもいいですか?

子どもの話は、だいたい端折って話をしていることが多いものです。
忘れていることもあります。
都合の悪いことは、親には言わないこともありますね。
このようなことがあるということを頭に入れておきながら、子どもの話を聴くことが必要です。


子どもの様子を見て判断するようにしましょう。

こんな様子はありませんか?
 ・食欲がない
 ・眠れない
 ・毎朝、幼稚園にいきたくないと泣く
 ・園でケガをしたり、アザをつくってきたことがある
 ・入園してから体調が悪くなった
 ・家で暴れるようになった
 ・妹や弟にいじわるをするようになった
 ・お腹が痛いというようになった
 ・嘘をつくようになった
 ・おしゃぶりをするようになった
 ・急に園に行きたくないと言い出した  など、

いじわるされても、しばらく溜め込んでしまっていることはよくあることですが、このように親の目からみて気になる言動や身体の不調が起こるようになった時には、早めの対処が必要になってきます。

急に指しゃぶりをし出したり、食欲がなかったり、なんか様子がおかしいな?と思っていたら、急に幼稚園に行きたくないと言い出したりして。
「どうしたの?」と理由を聞くと、溜めていたものを吐き出すかのように涙を流して訴えかけてきたりするものです。

そんな姿を見たら親としては、もうはらわたが煮えくり返るような気持ちになりますね。
でも、まずは落ち着いて、子どもの話をちゃんと聴いてあげることが大切です。

そして、共感して話を聴いてあげましょう。
共感してもらうことで、孤独感も消えるでしょうし、気持ちも落ち着くはずです。

はじめは、そのように様子を見てください。
それで、元気になって幼稚園に行けるようなら、様子を見ても大丈夫でしょう。


園で意地悪をした子への対応

子ども達を見ていると、無意識で自分がしたことが「意地悪」だということに気づいていないことが多いようです。厄介なようで、実はこの年代の方が意地悪をやめさせやすいんですね。
いじわるを見つけたら、「お友達、泣いちゃったよ。○くん(○ちゃん)がされたら嫌でしょう?それは意地悪って言うんだよ」と、意地悪をされた時に言うようにします。それは「意地悪」なんだよということを教えてあげると、やめる子が多いようです。

それに小さいうちって、嫌いで意地悪をするというよりは、好きだったり気になっている子にちょっかいを出す子が多いですよね。そうした気持ちをわかって対処することも必要ですね。

しかし、年長さんになってくると、状況が変わってきます。
大人のように、何か理由があって意地悪をする子が増えてくるようです。

羨ましさからとか、妬んだりといった理由でいじわるしたりします。
その時は理由に応じて対処していかなければなりません。


保護者同士の話し合いはしないほうがいい?

意地悪をする子って、何度も何度もやってきたりするものですよね。
どうしても止めてくれないとなると、こちらも黙ってはいられなくなり、直接相手の親に言いたくなります。

でも、保護者同士の話し合いはトラブルのもと。
絶対にわだかまりが残ります。

親なら、自分の子が意地悪をしているなんて思いたくはないものです。
中にはこの程度のことで騒ぎすぎだといってくる親もいます。
いじわるされた子にとっては大きな事ですが、それでも直接話す合うということは避けた方がいいかもしれません。

園で起きてしまったことなので、まずは担任の先生に相談してみるのが一番です。なかには大人の前ではやらず、見えないところで意地悪をする子もいますから、先生が知らなかった事実も知ることができるので、特に気にしてもらうように話してみるとよいと思います。



これもまた、相談の多い「ママ友との付き合い方って、どうすればいいの?」というテーマも考えてみましょう。

感情を伝えあうことの難しい親同士の付き合いには、こちら側に心得が必要ですね。

子どもができる前は、同じ価値観の人とだけ付き合えば良かったのが、子育てに入るとそうはいきません。初めて出会う異色の人、価値観の全然違う人、興味関心の全く違う人など、いろんな人と出会うことでしょう。子どもを通じて知り合うのですから、親が選ぶという訳にはいかない場合があります。

相手がどんな人なのかがまだわからなく顔色を見ながら付き合っていたり、わかったと思って心を許しても後でしっぺ返しがきたり、結構親同士の付き合いで人間不信に陥っている人って多いのではないでしょうか?
子どもが小さいうちは、親も人間関係になれていないので、ママ友とどう付き合っていいのかわからないで悩みますね。

私も初めはそんな状況でした。「お茶に誘われて行ったら宗教の勧誘だった」ということは、私も何度か経験があります。宗教が悪いわけではありませんが、自分の価値観に合わなかったり金銭的な負担が大きかったりするので、いくらママ友だとしても断ることも必要ですね。

私の場合、だんだん慣れてきて『浅く広く』付き合うことを覚えました。
自分の人間関係って、何種類かありますよね。
仕事関係、学生時代の友人、ご近所、親子・兄弟・親戚、趣味の友達、ママ友など、私には4人の子どもがいるので、4人ともそれぞれにママ友がいます。ということは、ママ友との付き合いって、自分の人間関係の中のごく一部だと思いませんか?
子育て中は、どうしてもママ友がメインになってしまうので、これしかないような錯覚を起こしてしまいますが、そうではないのです。

ママ友と上手に付き合うコツは、深入りしないことです。
四六時中べったりと一緒にいて、買い物もランチも一緒なんて言う人もいますが、これはあまり良くありません。本当は子どもと家でのんびりしたいのに、ママ友にお茶に誘われたから断れなくて行ったら疲れてしまった。その結果、家に帰ってイライラして子どもに当たることになった…。
こんな経験はありませんか?

誘われても、気が進まなかったら断ってもいいんです。
それで縁が切れるようなら、大した付き合いではないということです。
本当の友達なら、そんなことで切れたりはしません。

大切なのは、親自身の心の安定だと思います。
居心地のいい相手なら、一緒にいたいと思うでしょう。
そんなママ友を見つけて、一緒にいたらいいのです。
それでも、相手の中に入り込み過ぎない。
これがママ友と付き合うルールだと思います。

同じ価値観の子育て仲間を見つけて、のびのび子育てできたらいいですね。



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子どもの脳の育て方

放てば手に満つ