質の高い人間関係を築くための会話とは、目的を持った会話である

目的とは、問題について深く話し合うことであったり、チャンスを掴むことであったりするといいます。
明確な目的のない会話は、同じところをグルグル回るだけで終わってしまったり、質問する側が望まない方向へ行ったりします。そんな会話をした経験はありませんか?
目的がない会話は、相手を疲れさせてしまうこともあります。

悪くすると、会話を交わしている人たちとの人間関係すら終わらせてしまうことだってあるかもしれません。ネガティブな会話が持ち上がってきたり、会話がネガティブな方向へ行ってしまう可能性もありうるからです。

会話に難しい話し方の技術はあまり必要ありません。
会話の基本は、『聴くこと』だからです。

必要なのは、「良い話し方」ではなく、「良い聴き方」なのです。
聴くときに必要な態度と質問の仕方が良い会話になります。

・関心を持って、相手の話を聴く
・相手の方を向き、目を見て、うなずき、相槌をしながら聴く
これを心がけて、相手の話を聴きましょう。

聴くことができたら、質問をしてみましょう。
オープン・クエスチョンを使って会話をすると内容が詳しく伝わります。

オープン・クエスチョンは、5W1Hと呼ばれる疑問詞によってつくられます。
「what(何、どんな)」「why(なぜ、どうして)」「who(誰)」「when(いつ)」「where(どこで)」「how(どうやって)」
それらは、その役割の違いによって、2つのグループに分けることができます。

一つ目は、
「what(何、どんな)」「why(なぜ、どうして)」「how(どうやって)」です。
これらは発見の疑問詞と呼ばれます。
2つ目は、
「who(誰)」「when(いつ)」「where(どこで)」です。
これは行動計画を立てるための疑問詞と呼ばれます。

発見の疑問詞は、主に会話の最初や中間で使われるのに対して、行動計画を立てるための疑問詞は、主に会話の最後に登場します。
会話というものは、ひとつの問題に焦点を当て、その輪郭をはっきりさせると同時に発展させ、次にどんな行動をするかを決めて終わるのが理想的です。
そしてその次に、お互いが会うまでにその問題をさらに発展させて、質の高い関係を築いていきます。

キーワードは、
「誰が」「いつ」「どこで」その行動を起こすか
次に「いつ」「どこで」会うか


会話力を高め、質の良い人間関係を築いていきましょう。


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