私が『シンプル子育てのすすめ』を提唱して、かれこれ15年になるかな?
4人の出産・子育ての経験から、子育ても生活もシンプルにすることを考案しました。

我が子は2~3歳しか離れていないので、4人目が生まれた後の子育てピーク時には目の回る忙しさでしたので、家事・育児、生活面や考え方など改めて見直したことがきっかけで、シンプル子育てが確立されていきました。

家事は手間暇をかけず上手な手抜きをしながらシンプルに、育児もポイントを絞ってメリハリのあるシンプルな育て方で、でも大事な部分は外さない。
『シンプル子育て』で4人育てましたが、4人ともすくすくと立派に育ってくれましたよ。


今日は、私が実践した”シンプル子育て”をご紹介したいと思います。

1、物を増やさない 
ベビー用品、おもちゃ、生活用品など、本当に必要なもの以外は基本的に買ったりもらったりしません。使わない物はリサイクルに出したり捨てたりして、物をため込まないようにしました。
子育ては環境改善からです。物があふれた部屋での育児は危険です。赤ちゃんが動き回っても安全なように物はなるべく置かないようにします。物がないと掃除も楽ですね。いつもスッキリと掃除された部屋なら、心もスッキリするでしょう。

2、お金をかけない
子ども用品(洋服・おもちゃ)は、なるべく手作りしました。離乳食用の食器など、代用できるものは他の物で代用し、わざわざそのためだけに買ったりはしません。余計なものは極力買わないようにします。
我が家では、おもちゃを購入するときは、誕生日とクリスマスの年に2回だけ。その間、子どもたちは何をもらおうかとワクワクして待っていました。はじめからこれが我が家の常識だったので、おもちゃをねだって泣かれることはありませんでした。年2回のプレゼントが、待ちに待った最大の喜びになりました。かわいそうなんて思うこともありませんでしたよ。

3、時間をかけない
忙しい日常生活の中で、一つひとつにじっくり時間をかけていられないのが現状です。丁寧にやらなければならないこと以外は、そんなに時間をかけなくても構わないです。料理・洗濯・掃除などの家事は育児中は大目にみてもらって、優先順位で動くといいですよ。育児中はそれでなくても忙しいので、一つのことに時間をかけていたら、他のことができなくなってしまいます。7割できればOK!ほどほどでOK!

4、食事はシンプルに
子どもが小さいうちは、手間暇かけずに素材を活かしたメニューでOK! 素材を生かしただけの方が、素材の味がして味覚が育ちます。おやつは野菜ステイック、なんていう日もありました。
忙しい育児中は、手抜きもOK。ご飯とみそ汁、おかずが1~2品と野菜があればそれで十分。わざわざ子どもメニューは作りません。我が家の子どもたちは、小さい頃から大人と同じものを食べていました。
おやつもわざわざ購入しません。お芋が取れたら焼き芋に、食パンが残ったらガーリックバターを付けて焼くだけ。ご飯が余ったらおにぎりにします。あるもので十分。お腹がすけば、自分たちで作って食べることも生きる知恵です。そのかわり、スナック菓子はほとんど食べなかったので、大きくなった今でも、たまにしか食べません。お菓子がないといられない、という大人になってはかえって困りますからね。

5、子どもにかまいすぎない
放任とは違います。心を離さず見守るということです。構いすぎると親に頼ってしまうからです。遊びも子どもたちで見つけて遊んでいました。わざわざ親が遊びをみつけて、遊んであげることはしません。
息子たちは大人の手出し・口出しのないところで、いろんな遊びを見つけて伸び伸び遊んでいました。3歳には補助輪なしで自転車に乗れるようになり、1年生で一輪車、3年生では難しいスネークボードにも楽々と乗って、夢中で遊んでいました。小さい頃から思いっきり外で遊んでいるので、運動神経もいいようです。

6、心配しすぎない
心配症のお母さんは、あれこれと気苦労が多いようです。そのため、子どもにあれこれと口出し・手出ししてしまうので、自分で考えない子になってしまっている子も中には見られます。心配するなといっても無理かもしれませんが、「心配して育てたら心配した通りになりますよ」といつもお母さんたちには言っています。実際に社会人になっても、自分で考えて行動できない(しない)、言葉通り、心配な人になった人がいるからです。
だったら心配し過ぎない方がまだいいのかもしれませんね。心配するとストレスになります。そのストレスがお母さん自身をむしばんでいったらどうでしょう?健康を害することにもなりかねません。心身ともに健康で子育てするためには、心配したりくよくよと考えないことです。心も頭もスッキリとシンプルに。

7、わが子と自分を切り離す
わが子は可愛いですが、自分の所有物ではありません。天からの預かりものです。立派に育てたら、いずれ社会にお返しすると思って育てましょう。きちんと叱ることも愛情をかけて育てることも、自立した人に育てるためには必要なことです。


私のシンプルの基本は、『衣食住』と『心』の捉え方・考え方です。
本当はもっとたくさんシンプルにしたものがあるのですが、大まかなところだけお伝えしました。

子育てって、お金や時間をかけようと思ったら、いくらでもかかります。
手間暇かけてお金をかけても、自立した立派な社会人に育つとは限らないのです。
親は子どもを育てるために大変な思いをしていますが、大きな勘違いをしています。
子どもは「育てる」のではなく、「育つ」ものなのです。
ですから、その育つ力を引き出してやればいいだけです。
それには、何でもやり過ぎないことが大事なんですね。
物やお金、時間、手出し・口出ししすぎると、心も頭ものびのびとは育ちません。
親の愛情もやりすぎると可愛さ余って、憎しみになってしまいますよ。

だから、足りないくらいが丁度いい!

子どもには、無限の可能性があります。
シンプル子育てで、将来は大きな花実を開花させてほしいなと思います。

真実は言葉だけでは伝わらない

人事を尽くして天命を待つ