最近、ありんこ親子保育園ありんこの森保育園の子どもたちの成長が見えてきて、とても嬉しく思っています。

2歳児が、自分よりも小さい1歳児に先生のおひざをゆずったり、先生と一緒にみんなの前で手遊びを披露したり、大きい組さんは、体験あそびなどの様々な経験を通して、グングン伸びています。

本当に子どもってすごいな~と感心します。

子どもはどんどん成長しています。
だからこそ大事なこの時期に、質の良い「情緒教育」をしたいなと思っています。

情緒とは、『事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気のこと』で、『美しいもの、すぐれたものに接して感動する心情感豊かな心のこと。
道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情に対して、感動すること』を「情操」と言われて区別されます。社会的価値をもったものはそれだけではありません。朝日の輝き、春の桜、夏の青々とした木々、秋の紅葉、冬の雪景色など、自然現象を見ても私たちは感動します。これもまた、価値ある対象です。

情緒教育や情操教育というと名曲や名画に接することと考えがちですが、もちろんそれだけではありません。その基本はむしろ家庭環境や他人を含めた子どもが育つ環境にあるといえるでしょう。

また、道徳教育の本質は、「情緒教育」だと言われます。
事の善悪の知識を教えるだけでは不十分です。親がまず「美しさ」とか「悲しさ」、「うれしさ」などの情緒反応に敏感になって、 それを親子で共有することが非常に大切なのだと言われています。

情緒や情操を発達させるための第一歩は、「感受性」を育てることです。
感受性とは、自分を取り巻いている環境に、敏感に対応していける能力のことをいいます。子どもはその感受性が鋭いのだそうです。しかし、確かにある面は鋭いところを持っていますが、まだ幼稚で未発達なものなのです。ですから、まずは子どもの育つ環境を整えることが必要です。

過去の天才たちの生き方は、あまり手本にはならないかもしれません。それは「情緒教育」で天才をつくろうとかは考えていないからです。ただ私は、現代において、引きこもり、不登校、ニート、少年犯罪などの子ども問題があるので、その対処策として「情緒教育」が大切だと考えています。
いくら頭が良くて天才でも、情緒が安定していなければ幸せではないと思います。情緒不安定では、社会生活もままならなくなってしまいます。ですから、乳幼児期から学童期になるべく自然や本物に触れさせて、精神的にも身体的にも安定した人になれるように育てたいなと考えています。


「情緒教育」とは、つまり心を育てるということです。

・親子のふれあい (親が「うれしい」「かなしい」「たのしい」などの感情表現をする)
・自然の中で本物にふれる (花・草・木・日光・生き物に直にふれ、又は感じて、感受性を育てる)
・異年齢の中で育てる (自分よりも小さい子や大きい子とのふれあいを通して、自己表現ができるように育てる)
・音楽に親しむ (生の演奏を聞かせて、感動を覚えさせる)
・絵を描く (いろんな色彩のある対象を見せて、自由に描かせる)
・絵本に親しむ (良い絵本を読み聞かせたり、読書を楽しむ)
・好きなことを思いっきりさせる (興味のあることを邪魔しないで見守る)
・道徳を教える (良いこと、悪いこと、判断することを教える)
・愛情を持って育てる (心から笑える環境で育てる)

幼児期の遊びやふれあい体験がとても重要なんですね。
心が育っていなければ、大人になっていろんな情緒問題が起こってくるかもしれません。

幼児期や学童期だからこそ、育てなければならない大切なことがあります。
それが子どもたちの幸せに繋がるのなら、親や先生は率先してやらなければならない教育だと思います。


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