先日、ある知り合いの方が亡くなられ、葬儀に行ってきました。
まだ60代の主婦の方でしたが、3年前から癌で入退院を繰り返し、
亡くなったときは全身に癌が転移していたそうです。

直接の死因は心不全でしたが、亡くなった大きな要因に長年の喫煙がありました。
亡くなった方の旦那さんも癌の治療中だそうで、以前は喫煙者でした。
今は禁煙されていますが癌は進行しているのだそうです。

そして、一番怖いのは、その子どもたちも、なんと孫も喫煙者になっていたということです。


話しは変わりますが、
先日、リフォームを頼んでいる職人さんと立ち話をしました。
「部屋のクリーニングをやっていて一番嫌なのはタバコのヤニだよ。天井にも壁にもヤニが染みついてベトベトで、触るのもイヤだ」と言っていました。それほど、強烈な汚れなのだそうです。

タバコのヤニは、アスファルトに使われている成分の「タール」と同じものだそうで、部屋に染みついたヤニは目に見えますが、体の中に蓄積されたものは目には見えません。

本当に長年の喫煙とは恐ろしいものだと思い知らされました。

タールは複合混合物であり、がんなどを促進する可能性がある物質を含んでいます。

タバコに含まれているニコチンは中枢神経に働いて、喫煙への依存を助長し、常習性を高めていると考えているといいます。

また、一酸化炭素は、植物が燃える際に発生する気体です。一酸化炭素は血中でヘモグロビンと結合すると、酸素を運ぶ能力を低減させます。紙巻たばこでは、たばこの葉が燃えるときに発生する一酸化炭素が、心臓疾患のリスクを高めることに関連があると考えられています。

タバコは”百害あって一利なし”です。
若い頃からの喫煙は、命を脅かすものなのです。


おおきなかぶ学童保育では、将来、たばこを吸わない、たばこの害を受けないようにするための教育をしています。

今年のおおきなかぶサマースクールも、『たばこの害について』の子ども講座を行います。子どもたちには、たばこの本当の怖さを知ってもらい、喫煙者にならないように話したいと思います。


子どもの健康と長生きのためにも、喫煙者の親御さんは是非禁煙をしていただきたいです。長年保育現場で感じている子どもの発達や学習等にも、親の喫煙が関係しているのではないかと思うこともあります。

子どもが直接タバコを吸わなくても、「副流煙」が怖いのです。

喫煙は、吸っている本人の健康にとってよくないのはもちろんですが、周りの人の健康にも悪影響を及ぼします。
すぐにあらわれる症状としては、目やのどの痛みなどがあります。心拍数が増えたり、咳込んだり、手足の先が冷たくなったりするなどの影響があらわれる人もいます。

また、長期的にも影響があります。受動喫煙をしていると、心筋梗塞や狭心症で死亡する危険性が1.3~2.7倍にもなることが報告されています。他にも受動喫煙により、脳卒中や喘息などのさまざまな病気を発症する危険性が高くなることが知られています。

さらに、妊婦やお腹の中の赤ちゃんにも影響があります。妊婦が受動喫煙にさらされると、流産や早産の危険性が高くなることや、新生児の低体重化がおこることなどが報告されていますので、特に若い女性は妊娠前からタバコは吸わないようにしましょう。


私が心配するのは、子どもが親の喫煙する姿を見てタバコが悪いものだと思わずに、自分も吸ってしまうことです。喫煙者の子どもの70%以上は、将来、喫煙者になっているというデータもあるそうです。

タバコの害から子どもを守りましょう。


まず、親が禁煙すること

子どもの教育に熱心な親御さんはとても多いですね。
しかし、一番大切な『子どもの健康』さらには、『知能の問題』については案外認識がまだまだ低いようです。ご自分が吸っているたばこが、我が子の将来にどのように影響しているのかをもっと真剣に考えてほしいと思います。

親が喫煙者だと、子どもも喫煙者になる確率は70%だと言われています。
たばこを吸うのが当たり前の環境で育つと、子どもも当たり前のようにたばこを吸い始めるようです。


世界保健機関(WHO)の推定によると、世界の子供の50%はたばこの煙にさらされて健康が損なわれる危険な状態にあると発表しています。

ある機関では、こどもの受動喫煙(喫煙者の煙を、たばこを吸わない人が吸い込むこと)の害について、
1) 乳幼児突然死症候群の原因となる。
2) ぜんそくなどの気管支喘息、肺の病気、中耳炎などにかかりやすくなる。
3) 病気入院が増える。
4) 身長の伸びが悪くなる。
5) 知能の発育が劣る。
6) 虫歯になりやすい。
7) 成人後の発がん率が高くなる。
以上のような病気の可能性が高くなると呼びかけています。
両親が二人とも喫煙者なら、子供が健康上の問題を経験する可能性はもっと高くなります。

さらに今年になって米国シンシナティこども病院のチームが、こどもが受動喫煙すると「学力が低下する」ことを発表し、世界中の親たちに衝撃を与えています。この影響は体重が少なく、そしてより背の低い胎児を持つ可能性がより高く、年配の喫煙者の間でより大きいようです。

妊娠している喫煙者にもまた、胎盤合併症、羊膜の早期破裂、早産と子宮の感染症を持つリスクが高くなります。たばこを吸わない妊娠している女性でも、胎児を害するおそれがある以上、間接喫煙にならないよう気をつけてほしいです。

心臓、脳そして体の出生時欠損は、喫煙者の子供に多いというショッキングな報告もあります。母親がたばこを吸うことは乳児突然死症候群のリスクも増し、喫煙する母親の子供は身体発育、知能発達と行動において、遅れがみられるようです。これらの影響は、身体の組織への酸素供給を減少させる一酸化炭素、そして胎盤と子宮に血液を供給している血管を収縮するホルモンの放出を刺激する、ニコチンによって引き起こされると考えられています。


小さい子どもがいる家庭で喫煙することは、子どもの将来の健康を親が損なっていることになります。車に子どもを乗せて平気でたばこを吸うことは、受動喫煙で、もっとも危険な行為です。

いくら教育熱心でも、他の健康法を行っていても、喫煙していれば意味がありません。
たばこの害は学力を低下させ、健康を損なう原因になるのです。


↓たばこの害についてのサイト
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