数年前の40代主婦Aさんのお話です。

子どもも大きくなり、長いこと事務系の仕事もしていて、毎日、淡々と過ごしていました。
そんなある日、フッと「私の人生、このままでいいのかしら…?」と思ってしまったんです。それで以前から気になっていた保育の仕事を見つけたんです。子どもが好きだったから「やりたい!」と思って、勇気を出して求人していた保育園に保育補助の仕事の話を聞きに行きました。
3人の子どもを育てた経験があるのと、即戦力になれるということで歓迎されました。私もやりがいが持てる仕事だと感じたので、家族に相談することにしました。

主人や姑に転職したいと相談したところ、「お前には無理だ」「時間が遅くなると、家事はどうするんだ」「今のところにいれば安泰じゃないか」「給料が減るのは困る」などの理由で、反対されたんです。
それで私は、主人の言う通り「私には無理なんだ」と思って諦めました。
そしてまた、同じ生活をすることを余儀なくされました。

自分のやりたいことを通せば、わがままになるのでしょうか?
家族の犠牲になっているつもりはありませんが、自分というものがない気がします。これから子どもが巣立って行ったあと、私はいったい何を生きがいにしていったらいいのか…、わからなくなりました。

・・・

あなたがAさんと同じ立場だったらどうしますか?

① 家族のいうことをきいて諦める
② なんとしてでも家族を説得する
③ 家族には相談しないで、「転職したから」と事後報告する
④ 自分で時間や家計をやりくりして、やりたいことをやる

どれが正しいとか、間違っているということではありません。
同じ問題でも、人によって答えはいろいろありますね。

ちなみに、私の場合は③の事後報告でした。
主人や家族には、相談すらしません。
相談したら、反対意見を言われますから(笑)

これはあくまでも私の考えですが…、
家族をほったらかして、自分の好きなことをするだけならわがままだろうけど、家事も子どもの世話もおろそかにはしているわけではありません。(どの程度のレベルをご主人は期待しているのかわかりませんが…)それに、子どもはもうすでに大きくなっているし、生活も安定しているわけですから、収入が少し減ってもやりくりできて問題ないようなら、ある程度は自分で決めても悪くはないと思います。

働き方も職場に相談できるようですし、時間的にも大きく変わらなかったら、リスクは少ないのではないかと思われます。姑もまだまだ元気なら、自分のことくらい自分でやってもらった方が自立できるし、健康でいられますよね。
姑には上手にお願いして、家事をやってもらったらいいと思いますし、嫁があれこれやってあげるから、姑は自分でやれなくなってしまうとも聞きます。賢い嫁になることも、仕事を持つ主婦なら必要なことかもしれませんね。

私は、いくら家族でも、自分の人生まで決められる権利はないのではないかと思います。家族の犠牲になっていると感じるのであれば、心の底でそう思っているのかもしれません。

もし、あなたが①の「家族のいうことをきいて諦める」を選んだとしても、それを決めたのはあなた自身です。諦めると決めたのなら「同じ生活を余儀なくされた」と家族のせいにしないことです。


心から本当にやりたいことだと思ったら、人にどうすればいいかは聞かないと思います。
”それは、本当にやりたいことか”の方が重要じゃないかな? 

どの答えを選ぶのもあなたの自由。
しかし、その答えを選んだからには後悔しない、人のせいにしない、責任を持つことが大切です。



冒頭のAさん、その後、やっぱり夢を諦めきれずにやりくりしながら頑張って勉強して、保育士免許を取得されたそうです。
ご主人も定年になり、子どもたちもそれぞれ独立したことを機に、今は自分のやりたかった保育の仕事をしているといいます。イキイキと働いていらっしゃるようです。

諦めないで良かったね。

子育ては何歳まで?

外壁塗装が終りました☆