素直で可愛かった天使のような赤ちゃんはどこへやら…?
生まれて初めて体験する母の試練が、2歳児のイヤイヤ期です。

イヤイヤ期とは一般的に「第一反抗期」と呼ばれ、母と子の意見がぶつかりあう時期のことを指します。「魔の2歳児」、「恐怖の2歳児」なんて言われるくらい大変な時期ですね。

でも心配しないで、悪い子になったのではなく、子どもが自立しようと奮闘している成長の証しなんです。私たち先輩ママたちも経験済みですよ。


このイヤイヤ期、通常は2~3歳がピーク期で反抗が最もひどくなり、4~5歳で大体おさまると言われています。

イヤイヤ期には、成長の段階で必ず必要な要素が含まれているそうですよ。
イヤイヤすることで、自分の気持ちや行動をコントロールする術を学んでいるということです。自制・セルフコントロール・自律です。

自分がしたいと思った事に対して抑圧を受けると、「怒り」が出て来ます。その「怒り」をぶちまけているのが、「イヤイヤ」をしている状態なんです。

もしそのまま大人になったら?
社会に順応できず、仕事もうまくいかなくなるでしょうね。
昨今増えてきているキレる子どもは、この「イヤイヤ期」を段階的に、自制できるようになるまで通らなかったまたは、通れなかった人だと言われています。

「イヤイヤ」をして、自分ではどうにもならないことがあると知ったり、怒りを出さなくても伝わる方法を知ることができるようになったりすると、自然と自制ができるようになります。「イヤイヤ」をしている子は、一生懸命自分で自分をコントロールしようと頑張っているのです。

ですから、イヤイヤ期は正常な発達といえます。
成長していると受け止めましょう。


そうはいっても、ママにとっては悩みの種ですよね。
イライラして子どもに当たってしまう人も多いもの。

ここでは基本的な対処法をご紹介します。

・癇癪(かんしゃく)

物を投げる、たたく、奇声を上げる、噛む、といったこの時期の問題行動に対しては、大声でガミガミは逆効果。こんな時は、ただじっと抱きしめてあげると落ち着くことが多いようです。

でも、相手がいる場合、お友達に物を投げたり、叩いたりしたら、お友達が痛かったことを教えてあげましょう。まだうまく話せなかったら「ごめんね」と相手のお子さんにお母さんが誤ることのお手本を見せます。そして、「叩いたりしたら痛いの。いけないよ」と冷静に対処しましょう。その時に泣いても構いません。悪いことをした時にはキチンといけないことだと教えてあげましょう。

・イヤイヤ

反抗にしか見えない「イヤイヤ」は子どもが自分の考えを主張できた証拠です。「イヤ」と言われたらやって欲しい事の逆のことを提案してみると、やって欲しい事に誘導できることもありますよ。

または、ママも一緒に「イヤイヤ」をやって見せたらどうでしょう?
「ママもイヤだ~!」と言ったら、イヤイヤがおさまりキョトンとして、ママをヨシヨシしてくれた子もいました。
大切なことは、イヤイヤを真に受けず、自分を見失わないことです。
受け流せるような余裕を持つことが必要です。

・何でも自分でやりたがる

“自分でする喜び”を見つけた子どもは、事あるごとにママと衝突し、毎日が闘いの日々と化します。下手だし、遅いし…なんてママの気持ちもわかりますが、危なくない程度に思う存分やらせてあげてください。早くできたら誉めてあげるといいですね。



イヤイヤで泣いている子にも理由があるものです。
なぜ泣いているのか、イヤなのかを聞いたり、判断したりして対処するといいですね。

でも、わがまま泣きは少し泣かせてもいいです。
というか、放っておいた方がいい場合もあります。

何でも子どもに付き合っていたのでは、ママの方がクタクタになってしまいます。
生活に支障が出るような場合は、時間を決めてしまうのも一つの手。
夜寝る時間が遅くなるとイライラしてしまいがちです。
午前中は子どもの遊びに付き合う、夕方4時までには家に帰ってお風呂に入れて、7時までには夕飯を食べさせ、8時までには寝かせつける。というように、基本的な生活時間を決めておくといいですね。

母も子も、お互いに折り合いをつけて生活をしなければ、どちらか一方だけ我慢をすると後で大変になります。ここは家族で協力して乗り越えていってほしいものです。


私は、忙しい朝と夕方の時間帯の家事を分散させていました。
洗濯はお風呂の後にやって、夜の内に干しておきます。
朝は外に干すだけなら時間がかかりません。

幼稚園のお弁当は、夜の内に仕込んでおき、朝はお弁当箱に詰めるだけ。
買い物は主人が休みの時にまとめ買いし、冷蔵庫にストックする。など、
家事を分散させるだけでも、時間の余裕ができて楽になりました。
時間の余裕ができた分、子どもとの時間が持てるようになり、子どもも安定してきました。


もう一つ大切なことは、
母としての自分の見直しです。
子どもは成長しようともがいているのです。
当然、母としても成長する時期にきています。

どういう母親になりたいのか?
自分という人間を試されている時期なんですね。

やり方・対処法は教わることができますが、
母親としての”あり方”は、自分で考えるしかありません。

ここでしっかりとやることは、”軸づくり”です。
ブレない自分軸を持つことが大切なんですが、それがなかなか難しい…。

イヤイヤ期と同じように、思い通りにいかないことが多いからです。

でもね。
そうやって考えながら、迷いながらでも、光が見えるはずです。
明るい光を感じたら、それに向かって進めばいいんです。

私もそうやって、手探りで子育てしてきました。
それがあるから、今があるんですよ。

皆さんに光を感じてもらえるように、これからも話をしていきますね。

息抜きしながら、イヤイヤ期を乗り越えていきましょう!

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