大きく深呼吸をするときに、「吸うことより、吐くことを意識するといい」と言います。
空気を吐き切る『出す』ことは意識しないとできませんが、吸うこと『入る』のは無意識にできます。

なんだか、生活の所々で同じ原理が働いているように感じます。

情報を入れたいと思ったら、まず不要な情報は処分したり『出す』ことが必要ですね。スペースがなければ入りません。

部屋の掃除をしようと思った時に、まず初めにやることはゴミや不用品の処分です。
ゴミで散らかった部屋に、いくらきれいな花を飾っても意味がありませんね。
掃除も『出す』ことが先です。

これは、心の掃除も同じです。
心に不安やストレス、モヤモヤ・イライラが溜まっていたら、いくらいい話を聞いても、いくらいい本を読んでも入ってはこないものです。
心の掃除も、やっぱり『出す』ことが先。

心の掃除は話すことから始まります。自分の抱えている問題を吐き出すことです。
人に自分の気持ちを話すだけでも、心にスペースが空くものです。
スペースが空くから、人の話を聞いたり、本を読んだり、情報を『入れる』てもすんなりと収まるんです。

実は、お金も『出す』ことが先なんですね。
給料(お金)は、労働や自分の能力を先に出したことへの報酬です。
労働や能力を出さなければ、お金はもらえませんね。

そして、教育も、会社経営も、事業も、投資も『出す』ことが先です。

塾や学校へ行かせるのは、子どもへの先行投資です。
会社を設立する時も、事業を行おうとする時も、初めにお金がかかります。
でもそれは、その後の収入を見込んで行う先行投資です。
お金も出さなければ、入ってくることはありません。

人付き合いも同じ。
自分の持っている情報やお金を出さなければ、人付き合いは難しいですね。
出し惜しみしている人には、やっぱり人はついてきてはくれないでしょう。


いつも空回りして、思うようにいかない人は、『出す』ことを忘れていませんか?
出さないのに入れることばかり考えていては、上手くいかないのは当然です。

何を出して、何を入れなければならないのかを見つめ直してみてくださいね。
きっと、身も心も頭も、スッキリ整理できますよ。


今年も残り少なくなりました。
大掃除の時期、思いっきり不要なものを出してスッキリきれいにしたいと思います。



地頭力

良い収穫のための「パラダイムシフト」