仕返しはするな、悔しかったら見返してやれ

これは、以前読んだ「だからあなたも生き抜いて」(大平光代著書)の中にあった言葉です。

自分で言うのもなんですが、
これは、私のような気性の激しい人に有効な言葉かも…

バカにされたり、理不尽な目にあったり、いじめられたら本当に悔しい、と感じるのが人より強い人。子どもでも強い子がいますね。そういう子は強い口調で言い返してきます。例え言い返さなくても、何日も根に持つ子もそうです。
気性の強い子は、この悔しさをバネにしたら、きっと人よりも数段上の精神レベルに行けると思います。

スポーツの場面でも、負けて悔しい思いをしている子に「悔しい思いをしたくなければ、練習をしてうまくなって見返してやれ」と言うコーチもいますね。


以前、知り合いの人に頼まれて、問題児だった10代の女の子と話をしたことがありました。元々エネルギーの強い子だったのでしょう。悪い方向にそのエネルギーを使えば、犯罪者にもなりかねません。

気性が激しくエネルギーの強い子には、エネルギーをマイナスに使うのではなく、プラスに使うことや自分を高める方向へ導くこと、結果を予測してみせることをやると効果的です。

その子も、当時は何となくでしか理解できなかったことも、20代になった今ではハッキリ理解できるようになったようです。今では仕事を一生懸命にがんばって、周りの人に喜ばれる存在になりました。

そういう私もその子と同じで、子どもの頃から気性が激しくエネルギーが強い子どもでした。不良娘でしたので、やさしく言われるよりも、少し厳しいくらいが燃える性格なんだと思います。
基本的な気質は変わっていませんので、悔しいことや試練があるとそれをバネにし成長の糧としています。


エネルギーの強い子は、きっと「嫌なものは嫌」だし、「悔しいものは悔しい」のだと思います。そんな気性の子に納得しないことを言葉で納得させようとするよりも、その気持ちを否定せず「悔しかったら、偉くなって見返してやれ」と言ってあげた方がスッキリします。

本音を認めないで体裁ばかりの言葉は、ちっとも心に響きません。
子どもはそんな大人のタテマエなんてどうでもいいし、関係ないのです。

ハッキリと「見返してやれ」と言える大人が少なくなったのかもしれませんが、
なんだか時代は、そういう人を求めているようにも感じます。


反対に、エネルギーの強い子に向かって、”目には目を”で仕返しを誘導してしまうと、本当に犯罪者になってしまうかもしれませんよ。「いじめられたらいじめかえせ」や「殴られたら殴り返せ」では、相手も自分も傷つくだけで人は成長しません。
誘導を間違えたら大変なことです。

「厳しい言葉」と「乱暴的な言葉」は、意味が違います。
厳しい言葉の中にはやさしさがありますが、乱暴的な言葉に心はありません。

特にお父様方には、心に留め置いていただきたいですね。

したいけどできない できるけどしたくない

子どもが園のことを話さない理由