禅の教えの中に、『不思善、不思悪』(ふしぜん、ふしあく)という言葉があります。

これは、「良いことも、悪いことも考えるな、その考えのないところに本当の心の働きがある」という意味だそうです。

仏教では、「悪い過去を思い出して、いろいろと考えを巡らせることはしないように」と教えられます。それには、まず「良いことも考えない」ということから始めるのです。これは良いことだから考えてよいと思うと、嫌なことはさらに思い出されてしまいます。

良いことを期待しない方が心が楽なのですね。

心の状態が良かったり悪かったりしていたら気分の起伏が激しくなり、心だけでなく身体にまでその影響を及ぼしてしまいます。仕事を持っている人ならなおさらのこと、波があっては仕事になりません。

だから、常に波のある人、思い悩む癖のある人は、平らになれるように良いことも悪いことも考えない。平常心で、今大切なことや今やるべきことに集中するよう心がけるといいですね。

お日様が高いね

思考はいつか運命になる