ある会合に出席した時のこと。
年配の女性の方が、若い後輩にこんなことを言っていました。
「あなた、(私に)感謝してるの?」

若い後輩は、
「もちろんです。感謝しています。私が今あるのも○○さんのお蔭です」
と答えていました。

年配の方は、それならよろしい、というような態度で、
その後も後輩にお説教をしていました。


感謝って、言われてするものなのかな…?
私はその時、とても違和感を覚えました。

「自分がやってあげたことは忘れなさい」と、昔恩師が言っていたけれど、
やってあげたことをいつまでも覚えているから、「感謝してもらって当然だ」と思ってしまうのでしょう。
だから、「感謝してるの?」と聞いてしまいたくなる。


と、人のことはよく見えますが…。
私も先日、あることで「この人は、どう思っているのだろう?感謝が足りないのではないか?」と思ってしまったことがありました。

悶々としていた時に、冒頭の年配の女性の方を思い出したんですね。
「あ、私もあの人と同じだ。人に感謝を求めている」
「そうか、感謝を求めると相手は違和感を感じるんだ」
と気づきました。

「感謝してるの?」とは口には出しませんでしたが、
同じことを思っていたんですね。

感謝はその人がすることで、求めるものではない。
そう自分が悟ったのですから、自分が実行できなかったら
悟ったことにはなりませんね。

まだまだ修行が足りないな。

恩師のような‘求めない人‘になりたいな、と改めて思った出来事でした。

近畿大学水産研究所

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