今日も保育について取り上げてみたいと思います。

そもそも「保育」とは何か?
ということも、人によってその理解が違うな、と思います。

全国の保育園の園長先生が大体同じことを言っていらっしゃるようですが、
もう一度、確認のために書きます。

「保育」を一言で言うと、『生きる力を育むこと』です。

そして、保育士は、
「保育=生きる力を育むこと」を乳幼児に身に着けさせる人(プロ)であり、
保育園は、
「保育=生きる力を育むこと」を就学時(小学生になる)迄に身につけさせる場
だということが言えますね。

平成30年度からの保育所保育指針に、保育所は教育施設と明記されます。
新しい保育所保育指針にも就学前までに身につけたい10の項目が記載されていますが、保育は養護と教育が一体化される行いであり、その中でこれまで以上に保育現場での養護と特に教育を重視されています。

何度も言いますが、保育の中の教育は、養護と一体化されるものです。
お着換え、トイレ、食事、午睡、遊びの中で、生きる力を導くようにするのが保育士の仕事なんですね。生活の中で生活を陶冶していくことで、生きる力を身につけていくのです。3歳未満児が自然とそれを身につけていくことはない、と思ってください。大人からの働きかけや誘導が重要なのです。これが保育の中の教育です。

保育士の仕事って、ただ子どもが好きな人が子どもが可愛くて面倒を見てあげるだけではないのです。可哀想だから抱っこしてあげる、おやつをあげる、言うことをきいてあげるというのでは、子どもの伸びようとする芽を摘んでしまっていることになりかねません。

子どもは少しの試練を与える方がよく伸びます。
我慢する心が育たないと、単なるわがままになってしまうかもしれません。
それでは、子ども自身が将来困った子、困っている子になってしまいます。

子どもの主体性を理由に、子どもがやりたいことを何でも自由にやらせている人もいますが、3歳未満児に正しい判断ができるでしょうか?やっていいこと悪いことも教えていかなければ、生きる力には繋がらないのではないかと思います。

どこまで手出し口出しするか、この見極めが重要なんです。
保育士も我慢が必要ですね。

ひねくれ者

みんな一緒だけど、みんな違う