昔、女性には”受難期”があるんだと、先生に聞いたことがあります。

20代はめまぐるしい。
就職、恋愛、結婚、出産、育児…。
人生のほとんどのビックイベントを女性は20代~30代前半で経験します。

そして、30代。
忙しかった子育てもようやく一段落し、自分の時間を持てるようになった頃、
女性は新たな出発の時を迎えると同時に、思春期ならぬ『思秋期』を迎えます。
「このままでいいのかしら…」
「私の人生、何なのかしら…」
30代は、女性にとって悩み迷う時期ですね。

心遣いも見直すことなく、悩み迷いながらの40代突入…。
そして、『女性の受難期』(47~53歳)は、女性にとって最もつらい時期だと言われます。その時期になって、人生や子育ての結果が出たりするものです。

女性の受難期は、ちょうど更年期に当たります。
いろいろなことが重なる時期なのですね。

・更年期(心と身体が不安定)
・子どもにお金がかかる時期(受験・成人式・独立・結婚など)
・子どもが巣立つ時期の不安
・夫との関係を見つめる時期(子どもが巣立った後、夫婦だけの生活)
・親の介護
・定年後の人生を考える時期
など。

様々な問題が重なり、混乱しやすい時期なのです。


私が人生講座を受けたのは、29歳の頃でした。
当時、長女3歳、二女生後10か月、長男と二男はまだ生まれていませんでした。
将来のことや、先の子育てのことなんて、全然考えてもみなかった頃です。
目の前の生活と子育てだけで、いっぱいいっぱいでした。

でも、先生から「大変な時に将来の準備をするのよ。大変な時はずっと続くものじゃない。大変な時にやれたことが将来を創っていくの」と教えてもらってからは、少しずつ前向きになり気持ちが楽になっていくのがわかりました。

その時に、ものは考え方次第、心は感じ方次第だと、生まれて初めて実感しました。

「私は、どうして今まで、わざわざ生き辛くなるような考え方や思い方をしていたのだろう…」と気づいてからは、ものの考え方や心遣いを改め、行動を見直すようにしました。すると、余計なことを考えず、今できることを自然体で行えるようになりました。

そうすると、子育てと家事で忙しい中でも、楽しむことができるようになりました。
それまで自分の生き方について深く考えたことはありませんでしたが、自分というものを見直し、将来設計をするようにしたら将来に不安がなくなりました。

子育ても同じです。
子どもをどう育てたいか、どんな人に育ってもらいたいかを考えるようになったら、次第に不安はなくなっていきました。

今、若いあなたが学んでおかなければならないことは、『自分のあり方』です。
自分はどんな人間になりたいのか、どんな生き方をしたいのかをキチンと持っている人。それが心の土台となっていきます。

子育ても、母親としての土台からつくらなければならないと思います。
それは、母親自身の人生は、子どもの人生とリンクしているからです。

私はもう一つ先生に、「何恨むことはないよ。自分の人生は自分で決められるのだから」と教えてもらいました。不幸を恨んで、他人を恨んで、人生を恨んでも、何の解決にもなりません。後に残るのは、恨みと憎しみのカルマだけです。
自分が放った悪因縁は、また自分や子どもたちに戻ってくることも知りました。

私は先生に教わるまで、親を恨んできました。
可愛がってもらえなかった、わかってもらえなかったという気持ちが強かったのですが、それも自分自身の思い込みだったと後になって気がつきました。甘やかされることなく育てられたお蔭で自立でき、今の自分があるんだと思うと親のお蔭です。



受難期真っただ中の私ですが…、
お蔭様で、今のところ私には受難も更年期もありません。

体力も気力も10年前と変わりません。
少し体重は増えましたが…

だからと言って、一生懸命に何かをやっているわけではないです。
反対に、「これでいいの?」と言われるくらい、自分のエネルギーを使いません。
今日は一生懸命やったな、と思う日でも、せいぜい70%くらいかな。
80%も出せばいい方です。

普段は、本当に20~30%のエネルギーでしか生きていません。
1日の内にがんばりどころは朝のみ。
ブログを書くのも朝、掃除洗濯など家事をするのも朝。
事務仕事も午前中には終わらせます。

学童や保育園の子どもたちと遊ぶことも楽しく、
適度につかれますが、ストレスはあまり感じません。
身体の疲れは、夜早く寝れば回復します。

食欲もあり、眠れないことはほとんどなく、
それどころか、休みの日は昼寝をしています。
だからあまり疲れることはありません。

こんな生活をもう何年もやっています。

若い頃から、受難期に備えて、心と体とお金の準備をしてきたから
自分の好きなことができる環境がつくれたのだと思います。
それも、好きなことをさせてくれた家族のお蔭です。

これからは、老後の準備です。
悠々自適な生活を望んでいるわけではなく、
私は10年後もやりたいことがあるので、今から計画を立てています。

若い皆さんにも、人生の受難期は必ず来ます。
今の時期に、自分の人生の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

為せば成る、為さねば成らぬ何事も

もの足りなさの訳