羹に懲りて膾を吹く (あつものにこりてなますをふく)

熱い吸い物を飲んでやけどをしたのにこりて、冷たいなますも吹いてさますという意味。前の失敗にこりて必要以上の用心をすることのたとえ。

過去に人間関係で痛い目にあったり、何度も裏切られたり、理不尽なことをされると人間不信になってしまいます。また人を信じて裏切られるのではないかと必要以上に用心してしまい、逆に人間関係がうまくいかないという例えにも使われます。


私は、起業してから幾度となく、人に失望することがありました。
せっかく人を育てても、戦力になる前に辞めてしまう。
喉元過ぎれば熱さ忘れるで、自分が困った時にはせっせと通い、問題が解決すると去っていく。はじめの数年間はこの連続でした。

私は、幾度となく信じた人との破局を経験して、人を信じることの大切さを学びました。そして、「自分が心から信じた人は、最後まで付き合っていこう」と思うようになりました。

その反対に、「人を信じ過ぎることは、相手に過大な期待をしているようなもの」と思い、人にはあまり期待をしないようになりました。
70%できれば良しとする「許す心」もできました。

人を信じるということは、勇気がいりますね。
本当に信じていい人なのかの見極めも必要です。
だから私は、本当に信じられる人と出逢うために、たくさんの破局を経験してきたのだと思います。

本当に信じられる人には、そう簡単には出逢えない。
だから、辛くても一緒に乗り越えてきた仲間は、大切にしていこうと思います。

徳のはなし

価値観の違い