自分が思っていることは、言葉にしなければ相手には伝わりません。
反対から言えば、伝わらなければ思っていないのと同じです。

言えない、伝わらない…と思う前に、伝える努力をしているか?
伝える努力もしてないのに、わかってもらえないと嘆いてはいないか?

これは、言った、言わない、ということではなく、
日頃からコミュニケーションをとっているかということが大切だと思います。

相手にちゃんと理解してもらうためのコミュニケーションスキルを持っているかという問題にもなってきますが、伝えられない人というのは、「自分のことをわかってくれない」と考えてしまう人が多いようです。
しかし、その原因は他人ではなく、往々にして自分自身の中にあることが多いようです。日頃から伝えることのできている人は、あまりそのような考えにはなりませんね。

人間関係がうまくいかない人(自分自身に問題があった人)を見ていて思うのは、伝える方法が限られていて、他の手段を使わない、または知らない人が多いのではないかということです。これが直接的、間接的に「人間関係」に影響しています。

そして、このような問題を持つ人の根本にあるものは、「自信のなさ」だったり、「自己評価(自己肯定感)の低さ」だったりします。

これって、元をたどれば乳幼児期のアタッチメント(愛着)の形成に関係しているのではないかと、私は疑問を持っています。自己評価(自己肯定感)とは、愛着形成により育つもので、概ね3歳までに育つと言われていますから、その人たちが幼少期にどのような育ちをしてきたか、実母との関係はどうなのか、なんて思ってしまいます。職業病ですね。

話は戻って、
思っていることがあったら、相手に伝わるように自分の言葉で話をしてみることが大切です。
相手がどう思うかは、相手の問題です。答えは相手に任せることです。

事と場合にもよりますが、
私は言わないで伝わらない方が、悪い結果になることが多いような気がします。

伝える努力はした方がいいと思いますが、
いかがでしょうか?

保育の場面では、子ども達とのいろんなエピソードがありますが、
とっても微笑ましくて面白い保育士さんの投稿があるのでご紹介したいと思います。
子供たちとの「ピュア過ぎる」エピソードで話題! カリスマ保育士てぃ先生の、マニュアルがないからこそ楽しい保育とは?
保育士さんには是非、読んでほしい内容でした。

保育の仕事は大変なことも多いのですが、
保育の魅力は、なんといっても子ども達とのやり取りですね。

去年はできなかったことが、今年は楽々とできるようになる子ども達。
子ども達の成長が感じられると同時に、親御さんや保育者の成長も感じられます。

この仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。

これからも、子どもも大人も成長できるような保育園にしていきたいと思います。

先日、半日だけ1歳の孫を預かったのですが、
お昼寝をさせようと一緒に布団の上で横になっていたら私の方がウトウトしてしまい…

ハッと気づいたら、部屋はテッシュだらけ…。
バックの中身は全部ばらまかれ、紙袋をビリビリに破いている最中でした

その時の私はというと、「ま、いいか」の気持ちでした。
そして気づきました。
我が子の子育て中は、こんな時イライラしていたかもな…と。

そして、一通りいたずらをした後、なんと自分から布団に来て、
何事もなかったかのように、すやすや寝てしまったんです。

な~んだ、子どもって寝かせつけようとしなくても、眠くなったら勝手に寝るんだな。
と思ったら、我が子の子育て中には、相当無駄なエネルギーを使っていたことにも気づきました。

そして、我が子を育てているときには見えなかった親という自分の姿が、
孫は親と対で見えてきますね。
だから、一歩下がった所から、親子のやり取りを見ることができるので、
子育てを客観的に見ることができることにも気づきました。


子育てで、イライラしたりストレスを感じている人は、
「ま、いいか」と思う心のゆとりを持つといいかもしれません。

イライラしてエネルギーを使っても、「ま、いいか」と思えばイライラも軽くなります。
イライラしても、「ま、いいか」と思っても、どちらでも行き着くところは同じ、ということの方が多いような気がします。だったら、余計なエネルギーを使わず、余裕のある1日にした方が、私は良いと思います。

掃除は?
⇒今やらなければならないことを優先させて、「とりあえず、夕方までは掃除機だけでもかけておこう」とか、「とりあえず、玄関だけはきれいにしよう」とか、とりあえず、毎日一か所掃除をしていればOK。全然やらないのは問題ですが、今やってもやらなくても、どちらでもいいという気持ちでお掃除しましょう。

洗濯は?
⇒育児中は、洗濯物が山のようですね。 雨の日が続くと最悪です…。
まとめてコインランドリーでもよし。部屋干しでもよし。
思いきって、乾燥機や除湿機を買ってもよし。

育児は?
⇒ミルクでもOK! 母乳ならなおよし!
どちらでも子どもは育ちます。

家事も育児もキチンとこなせればいうことないですが、そのためにお母さんがイライラして家庭の雰囲気が悪くなるようならこれは問題です。家事や育児を完璧にするよりも、お母さん自身の心のゆとりを持つことの方が家族にとっては重要なことです。ですから、この時期は家事は少しくらい手抜きしてもOKだと思いますが、いかがですか?


子どもが大きくなると、もっとたくさん選択肢が出てきますよ。

保育園がいいか、幼稚園がいいか。
私立にしようか、公立にしようか。
習い事や塾はどこにしようか。
進学は。
就職は…。

子どものためにどちらかを見極めることは大切ですが、第一志望がダメで第二希望に進んでもそれも人生。一生懸命に取り組んだ結果なら、どっちの道に進んでもよしとする心のゆとりがあったらいいですね。

結局は、どちらにころんでも自分次第。
親も子も、どんな道でも、自分の人生を受け入れられる人に育っていることが大事なんだと思います。

人間というものは、自分がしてあげたことはいつまでも覚えているもので…。
自分のエゴ(自我)を中心に据えて生活をしているからですね。
だから、理屈っぽくなるし、人に親切にしても、愛情を表現しても
「やってあげてる」という我が強すぎて嫌味になったりします

私は恩師に、
「自分がしてあげたことはすぐに忘れなさい。
そして、他人からしてもらったことは一生忘れてはいけません」
と教わりました。

本当にそうだなと思いました。
考えてみれば、自分のしてあげたことなんて、人からしてもらったことに比べたら大したことじゃないです。それをあたかも、俺(私)のお陰だろうとばかりに恩着せがましく「あいつは誰のお陰で…」なんて考えてしまうから、素直に「ありがとう」が言えないのかもしれませんね。

生きている間に仏心になる

死ぬときには何も持ってはいけません。
「私の人生って本当に楽しかったな。みんなありがとう」と思える満足感・達成感・感謝の気持ちがあればいいと思うのです。その徳は、自分が死んだあとも自分の魂に残ります。そのためには、今生きている間に仏心になることが大切だということですね。

仏心になるとは、『大慈悲』のことで、アビダルマ教学においては、厳密に「慈・悲・喜・捨」(じ・ひ・き・しゃ)に分別され、四無量心、四梵住とも呼ばれているそうです。

慈 -「慈しみ」:相手の幸福を望む心
悲 -「憐れみ」:苦しみを除いてあげたいと思う心
喜 -「随喜」:相手の幸福を共に喜ぶ心
捨 -「落ち着き」:相手に対する平静で落ち着いた心



自分が「してあげた」ことはすぐに忘れて、人に「してもらったこと」は一生涯忘れず、生かされていることに感謝すること。人間同士、共に喜ぶ心を持つこと。
「生きている間に仏心になりなさい」と、天は人間に教えてくれているのですね。

教えられたことをすぐに忘れてしまうのも人間です。
教えを忘れず活かせられるように、日々精進ですね。

皆さんは、レジリエンスをご存知でしょうか?

レジリエンス(rasilience)とは、
困難な状況であっても、柔軟に対応しそれを乗り越えていく力のことで、精神的回復力、抵抗力、復元力、耐久力などとも訳されています。いわゆる「折れない心」のことです。

実は今の教育・保育では、このレジリエンスを育むことが求められているんです。
乳幼児だけではありません。今、都内の私立高校でレジリエンス 逆境力 “折れない心”を育てる授業が行われているそうです。また、日本の企業でも独自のやり方でレジリエンス研修を行っている会社も出てきているようです。

ということは、現代人は、すぐに心が折れてしまう人が多いということでしょうか…。

この現代社会で生き抜いていくためには、やはり子ども時代に”心を育てる”ことが大切だということです。


レジリエンスという概念が注目され始めたのは1970年代。
きっかけの1つとなったのが、第2次世界大戦でホロコーストを経験した孤児たちの研究でした。
孤児たちのその後を調査すると、過去のトラウマや不安にさいなまれ生きる気力を持てない人たちがいる一方で、トラウマを乗り越え仕事に前向きに取り組み、幸せな家庭を築く人たちもいたのです。
同じ経験をしながら、その後の人生が大きく違うのはなぜか?
研究から、逆境を乗り越えた人たちには共通の傾向がある事が分かってきました。
NHKクローズアップ現代「“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?」より~

レジリエンスには、心が折れないための4つの要素があります。
・感情のコントロール
・自尊感情
・自己効力感
・楽観性
・人間関係

このどれも、結局は「人間関係」に繋がっています。
・感情のコントロールは、ケンカをして悔しい思いや仲直りして嬉しい気持ちの感情体験が必要です。
・自尊感情は、アタッチメント(愛着)理論から成り立つものです。親子のふれあいや親しい大人とのしっかりとした愛着の形成が大切です。
・自己効力感とは、人が何らかの課題に直面した際、こうすればうまくいくはずだという期待(結果期待)に対して、自分はそれが実行できるという期待(効力期待)や自信のことを自己効力感といいます。つまり、「自分を信じて頑張れる気持ち」のことです。これも自尊感情があればこそです。
・楽観性とは、プラス思考のことで、物事を肯定的な方向に捉える考えを行う傾向のことです。 ポジティブシンキング(Positive Thinking)、積極思考ともいいます。

保育園という立場からレジリエンスを考えた時に、私が今までやってきた保育経験から言えることは、

・乳児期はアタッチメントの形成を重要視すること
・自然の中で伸び伸びと自分のやりたいことをやれる時間があること
・異年齢の中で、様々な年齢の人とのふれあいが多いこと
・乳幼児期に小さな成功体験をたくさん積ませること
・幼児期に小さな失敗や課題を乗り越える経験を積ませること
・心が解放できる時間をつくること

そのうえで、躾を教えることです。

心が育っていないうちには、いくら厳しくしたところで乗り越えることは困難になります。
人間の基礎となるものを、子どもの頃に身に付けておく必要があるのではないでしょうか。

なぜ教育するのかと言えば、その子が将来社会に出た時に自分の人生を自分の力でたくましく乗り越え、自分の夢や希望を達成するために必要な知恵や経験を持たせるためではないかと考えます。
それならば、大きな根っこのあるたくましい人間に育てておくことが大切ですね。
乳幼児期は人生のはじめのたかが数年間ですが、その子が生きる寿命の大部分の人生の基礎が集約されていると思えば大変貴重な時間です。

学力だけあってもダメな時代です。
知・徳・体のバランスのいい人間の育成が、レジリエンスを育てるということだと思います。